カンパニー(Company)

・所要時間:90分
・今回の人数:2人(俺、妻)

ゲーム概要

ドミニオンの経営バージョンっぽいデッキ構築ゲーム!
カードの種類は全て企業経営に絡めたもの。

営業、経理、総務、広報、ネット販売などの経営カードや、オフィス、倉庫、店舗などの不動産カード、組合、法人などの得点カードの3種類ある。

  • 各プレイヤー共通の10枚のデッキを用意。そこから5枚を手札にして始める。
  • 手番では、経営カードをプレイし、カードを買ったり、商品を買ったり売ったりする。
  • 経営カードは色んな効果をもつ。
    一回ごとに捨札になり、デッキをぐるぐる回っていく。
    企画は山札から追加でカードを引ける。
    経理はカードや商品を安く買える。広報は商品の価値を上げられる。
    営業は商品を販売できる。
  • 不動産カードは、経営カードと違い獲得後ずっと場に残り効果を発揮し続ける。
    ただし、維持コストとして毎ターンお金を支払う必要がある。
    買った商品は不動産カードの上にしか置けないため、不動産カードも随時増やす必要がある。
  • 得点源は企業カードのみ。
    得点カードをとるためには、商品を売った時に対価で得られる「価値」が必要。
  • 経営カードを集めてやれることを増やし、「商品」を購入し、それを販売して得た「価値」を使って得点カードをがんがん購入し得点していく。
    3種類ある得点カードのうち、いずれかの山札が尽きたらゲーム終了。
    得点の高い人が勝ち。



感想

2019年当時
●妻
うーん。
なんか出て欲しいタイミングで営業がでなくて商品が売れなかったりで、だらだらとカード増やしたり削ったりを繰り返す感じになっちゃった。
なんか間延びしてる印象。

●自分
ドミニオン的デッキ構築に、「商品コマの売買」という概念を追加して複雑にした感じかな。
ファーストプレイでは、カードを買う、商品コマを買う、得点カードを買うという3つの購買行動の意味をしっかり理解するのに時間がかかり、ゲーム中も何度か混乱した。

経営というテーマでデッキ構築するのはわくわくしてとても良かったが、商品コマ売買がスムーズに出来ず、途中ひたすら無意味なカードを買ったりすることになり、間延びした。
恐らく何度かプレイして経験をつむとデッキ圧縮したりでスムーズに運用できるようになるんだろうけど、初見では上手く出来ない人が多いと思う。
かなり難易度が高いゲームな気がした。

デッキ構築ゲームの良さの1つとしては、途中から効果の高いカードがどんどん手に入り、後半に向けてどんどん得点が入り、ゲームが加速する快感があると思うけど、このゲームは別エッセンスを追加したことでそこがやや空回りしている気がします。
個人的にはもっとシンプルな方が良かったです。 



総合評価

  • 総合評価:5
  • 独創性:6
  • わかりやすさ:4
  • システム洗練度:4
  • 間延び感の低さ(起伏):4
  • リプレイ性:4
  • コンポーネントの魅力:5
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):5
  • テーマ再現性:6
  • 戦術の幅:6
  • ドキドキわくわく感:6
  • 手番ごとの成長感:7
  • 攻撃性の低さ:6
  • 7歳児と本気で遊べる度:2
  • 3歳児も楽しそう度:1
  • 不動産を買えるとやっぱり嬉しい度:9
  • 広報の女性の美しさ:9

~Fin~

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