・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)
・プレイ時間:20分
ゲーム概要
2番目の人が損する、手札マネジメントカードゲーム!
- カードは大きく3種類に分かれる。
1~60までのいずれかの数字が書かれた天候カード、各プレイヤーのライフポイントを表す救命具カード、毎回の勝負で大きなお天気カードを出した2人のプレイヤーがもらうことになる水位カード。
- 天候カードを全てシャッフルして各プレイヤーに12枚づつ配布。
天候カードの中には浮き輪マークが書かれているものがあり、その合計数分、救命具カードを受け取り表面で自分の目の前に設置。
- 水位カードをシャッフルして山札に。
毎ターン、そこから2枚をオープンする。
水位カードは全24枚あるので、12ターンで1ラウンド終了。
水位カードには1~12のいずれかの数字が描かれている。
全プレイヤーは、手札の天候カードから好きな1枚選び、一斉にオープン。
数字が1番大きい人が、2枚の水位カードの小さい方を受け取り、2番目に大きい人が残った方(数の小さいほう)の水位カードをうけとる。
うけとった水位カードは、既に別のカードがあれば、それに重ねて手元に置く。
目の前に置いてある水位カードがもっとも大きい人は、救命具カードを1枚裏向きにする(=ライフが1減る) 救命具カードが全部なくなった上で、さらに負けたら脱落。このラウンドの得点はマイナス1に。
- 12ターンが終わると手札も0になり、ラウンド終了。
目の前に残った救命具カードの数が各プレイヤーの得点。
そのラウンドで使った天候カードと救命具カードを時計回りで隣のプレイヤーに渡し、次のラウンドを開始。
- 4ラウンドを行い、得点が大きい人が勝ち。
感想
2019年当時
●妻
面白かった!
好きなゲームです。
中途半端な数字を出さざるを得ない時に、無事水位カードを取らずに済んだ時の安堵感が凄いし、絶対大丈夫だと思って出したカードで水位カードをとる羽目になった時の残念感もすごい。ドキドキしながらやれていいね。
●ゆづ(7歳の娘)
難しかった。
初めはコツがわからなくてずっとぶくぶくして泣いちゃった。
でも面白かった。
●ヨタくん(4歳の息子)
楽しかった。
みんなをぶくぶくさせるの、楽しい!
●自分
ハゲタカやキティやウントチュースなど、手札を一斉に出す楽しいゲームはたくさんあるけど、このぶくぶくはルールが深くて奥行きがあるのがGOOD。
特にそのラウンドで自分が使ったカードセットを次のラウンドで隣のプレイヤーに渡すシステムが面白い。
自分がすごく負けたカードセットで、他プレイヤーが同様に負けまくってるのを見るのはなんか楽しい。
うけとってしまった水位カードが11や12など高い場合は、低い数字で上書きするためにあえて次の水位カードをとりにいくことも必要で、みんなの思惑が色々絡んでいて戦術性が高い。
やりごたえがありすぎてちょっと疲れるけど、素晴らしいゲームです。
総合評価
- 総合評価:7
- 独創性:8
- わかりやすさ:7
- システム洗練度:8
- 間延び感の低さ(起伏):7
- リプレイ性:7
- コンポーネントの魅力:6
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):7
- テーマ再現性:7
- 戦術の幅:7
- ドキドキわくわく感:7
- 手番ごとの成長感:6
- 攻撃性の低さ:7
- 7歳児と本気で遊べる度:7
- 4歳児も楽しそう度:6
- 備考:水位カードの羊の絵がやわらかくて良い.。
~Fin~
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