・所要時間:10分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)
ルール概要
- 3色(赤・青・緑) × 1~10の数字 のカード40枚で1セット。
各プレイヤーはこのカード1セットを持つ。
- ①手札から10枚取り出して『山札』として目の前に設置し、1番上を表にする。
②手札から3枚を取り出して、表向きで目の前に並べる。(オープン札)
③残りの27枚を手に持ち、これで準備完了。
- 「リグレット!」の掛け声をとともにゲームスタート。
数字“1”のカードがあれば中央の場に出す。
以降、1のカードの上には同じ色の2のカードを、2のカードの上には同じ色の3のカードを出せる。
- 出せるのは、①の山札、②のオープン札、③の手札。
②のオープン札から1枚出したら、山札からカードを補充し、山札の1番上を表に。
③の手札は、3枚取り出してそのまま表にし、一番上のカードのみ出せる。
3枚取り出しても出せるカードがなければ、続けてまた3枚取り出せる。
- 中央の場に次々とカードを出していき、誰かの山札がゼロになったら、「リグレット ストップ!」と叫び、その瞬間みんな手を止めて終了。
- 中央に出したカードをプレイヤーごとに仕分けて1枚1点で計算。
山札に残ったカードはマイナス2点×枚数。
これを合算し、得点の高い人が勝ち。
<好感度ポイント>
- スピーディーで爽快なゲーム。スポーツに近い感覚のゲーム。
- ルールもわかりやすく、大人から子供まで台頭に遊べる。
- 自分の3か所、中央の複数個所、相手プレイヤーの3か所と、見るべきところが多いため、反射神経だけでなく、視野の広さも要求され、ゲームバランスが良い。
- 運、反射神経、視野の広さの総合格闘技。
感想
2019年当時
●妻
あ、やばい。これ面白いわ!
何回でもできる。
●ゆづ(娘。6歳)
すごい楽しい!
上手くなりたい!
●ヨタくん(息子。3歳)
リグレット、好き!
またやりたいな~!
●自分
うぅー。これは面白い。
トランプの「スピード」というゲームを大人数対戦にして、戦術性を濃くしたイメージ。
そもそもスピードが好きだった俺は個人的にドストライク。家族一堂、ドはまりしました。
初めは、俺と妻とゆづの3人でやっていたけど、あまりに盛り上がっていたので、いつのまにかヨタくんが自分のセットを勝手に取り出して、「りぐれっと!」とカードを出し始めたときは、あまりの可愛さに胸がきゅんとなりました。
それほど楽しそうだったんでしょう。
ある程度実力差が出るゲームだと思うけど、それでも運の要素も大きく、大人と子供がそれなりに対等に戦えるのもGOOD。
以下は余談なんだけど、、、
ゲームを開始してしばらくの間、俺が連勝していたところ、負けず嫌いの妻が、「おかしいなぁ。絶対初めのカードが変だよ」と言ってオープン札をリマセラ(初めのセット自分の都合の良い状態にするために何度も引き換える裏技)をやり出しました。
あげく、俺の初期オープン札を見て、「これおかしいよ」と言いながら、俺のオープン札を戻して何度か出して、出しにくいオープン札にセット。
「え・・・。何この人、、、。ジャイアン???」と思ったのだけど、そのあくなき勝利への執念に、「逆にすごいな」と惚れ惚れしました。
昔、少年ジャンプでラッキーマンという漫画があって、登場人物に「勝利マン」というヒーローがいました。彼は、そもそも実力もあるんだけど、それ以上に勝利への執念が凄くて、どんな汚いことをしてでも常に絶対に勝つ男でした。その少年向けヒーローらしからぬ勝利マンの姿に衝撃を覚えつつ、人を幸せにするには「勝つ」って大事なことだなぁ、と感銘を受けたのを覚えています。
そんな俺は、妻を勝利マンに重ねて惚れ惚れしつつ、ゲームに臨み、案の定結構な感じで負けてしまった俺は、ちょっとMッ気があるのでしょう。
ファーストプレイ以降も、リグレットは度々我が家に登場します。
妻も、娘も、息子も、ふとした時に「リグレットやりたい」と言い始めます。
リプレイ欲求の強さはこれまでのゲームで間違いなく最強。
評価8点のすごいゲームです。
総合評価
- 総合評価:8
- 独創性:8
- わかりやすさ:9
- システム洗練度:9
- 間延び感の低さ(起伏):9
- リプレイ性:10
- コンポーネントの魅力:5
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):7
- テーマ再現性:6
- 戦術の幅:6
- ドキドキわくわく感:8
- 手番ごとの成長感:6
- 攻撃性の低さ:7
- 6歳児と本気で遊べる度:6
- 3歳児も楽しそう度:4
下記バナーを応援クリックいただけると嬉しいです!m(_ _)m
にほんブログ村
コメント