・今回の人数:4人(俺、妻、ちーちゃん、あっくん)
・プレイ時間:60分
ゲーム概要
駆け引きが熱い日本酒製造ゲーム!
酒を3種類作って、高得点を狙おう。
- 各プレイヤーに一から七の数字が書かれた7枚(四が2枚)の注力タイルを配布したらゲームスタート。
- 1ラウンド(1年)に日本酒1本製造、3ラウンド(3年)でゲーム終了。
- 中央ボードには、日本酒製造の工程を表現した9箇所のタイル選択スペースがある。
各ラウンド開始時に、7箇所にプレイヤーの人数分のタイルが公開される。
- 手番順に従い、手番順決定スペースに1枚ずつ注力タイルを置いていく。
前プレイヤーが置いたタイルと同じ数字のタイルは置けない。
数字が高いプレイヤーから、このラウンドで9枚のタイルを取得する際の優先権がある。
- 残った7枚の注力タイルを7つの欄に1枚ずつ配置していく。
一気に7枚置かず、2~3枚ずつ(手番順によって変わる)3回に分けて置いていく。
- 各工程ごとに、注力タイルの数字の高いプレイヤーから順番に好きなタイルをとっていく。
工程は「酒米購入」「麹作り」「歩合決定」「添加」「市場調査」「評判獲得」「奉納」の7つ。
「酒米購入」と「麹作り」で選んだタイルは種類が一致すると「出来栄え点」がもらえる。
「歩合決定」(吟醸、大吟醸など)と「添加」(純米、清酒など)で選んだタイルと同種類の評判タイルを「評判獲得」で2枚得ることになり、これらの評判タイルに「出来栄え点」と「勝利点」が記載されている。
「大吟醸+純米」の評判タイルだと高得点。
- 全行程が終わって自分の酒瓶ボードに入手したタイルを置き終えたら、品評会で出来栄え点を比較。
最も出来栄え点が高い人から金賞など「勝利点」になるタイルをGET。
- 上記を3ラウンド行い、終了時にゲーム終了。
「勝利点」の合計が最も高い人が勝ち。
感想
2020年当時
●妻
完成した日本酒ボードの感じの組み合わせが面白くてなんか笑えるね。
ゲームとしても面白いとは思うけど、ちょっと長いのと、同じことを3ラウンドやるのがちょっと単調に感じた。
●自分
注力タイル配置の駆け引きが熱いゲーム。
最終的に「勝利点」で勝つために、各ラウンドの「出来栄え点」を他プレイヤーよりも多くもらえるようにする必要がある。
そのために「酒米」と「麹」は一致させないとダメだし、評判タイルは良いタイル2枚揃えたいので「歩合決定」と「添加」も無視できない、、、と、全てが大事なので優先順位が非常につけづらくジレンマに溢れている。
ただ、1~3ラウンドに渡り、やるアクションが完全に同じなので、ゲーム時間が長いことを考えるとやや単調に感じる。
一方で、2枚の評判タイル(漢字1文字)を酒ボードに置くことで日本酒の名前が完成する工夫は素晴らしく、完成した自分の日本酒に謎の愛着を感じてしまいます。
総合評価
- 総合評価:6
- 独創性:7
- わかりやすさ:6
- システム洗練度:6
- 間延び感の低さ(起伏):5
- リプレイ性:6
- コンポーネントの魅力:7
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):7
- テーマ再現性:7
- 戦術の幅:6
- ドキドキわくわく感:7
- 手番ごとの成長感:6
- 攻撃性の低さ:6
- 7歳児と本気で遊べる度:4
- 4歳児も楽しそう度:2
- 備考:思わず勝利点よりも面白い日本酒名を優先してしまいそうになる度:9
~Fin~
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