おとりバト(Stool Pigeon)

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今日ご紹介するボードゲームは、「おとりバト」という記憶&心理カードゲームです。

ハトのマフィアが暗躍するちょっとユーモラスなゲームとのことで、箱の感じも可愛くて何だか面白そうだったので購入。
早速レビューいってみましょう。



おとりバト(Stool Pigeon)

・所要時間:10~20分
・プレイ人数: 2~6人

<ゲームの目的>

自分の犯行現場にあるカードの数字の合計をできるだけ小さくすることを目指そう。

<ゲームの流れ>

  • 各プレイヤーは山札から4枚のカードを裏向きで、縦2×横2で自分の前に並べる。(=犯行現場)。
    プレイヤーは下段にある2枚を1回ずつ確認する。

  • スタートプレイヤーから時計回りに手番を行う。

  • 手番では、山札からカードを1枚引いて、内容を確認した上で自分の犯行現場のカード1枚と交換する。
    交換したカードは山札の隣の場に表向きにして置き、特殊カードであれば効果を発動する。

  • 全プレイヤーは、任意の犯行現場から同じ数字だと思う目撃者(数字)カードを場に表向きで出すことができる。
    目撃者カードと異なるカードを出してしまった場合は、山札から新たに裏向きのまま自身の犯行現場にカードを1枚加える。

 

<ゲームの終了>

  • 「自分の犯行現場が一番数字が少ない」と思ったら手番開始時に「ノック」を宣言。
    その後、他プレイヤーは1回だけ手番を行ったら全プレイヤーは犯行現場のカードを公開し、数字の合計を比較する。

  • 数字の合計が最も低いプレイヤーがゲームの勝者となる。
    同点の場合は犯行現場のカードの枚数がより少ないプレイヤー、それも同じ場合は、より小さい数字を持っているプレイヤーが勝者。



●ヨタくん(9歳の息子)
1枚だけ高い数字が残ってて、次に引いた時にまた高い数字が出ると絶望する。
鳩の効果で先にノックした人のカードと交換すると低い数字のことが多いから狙い目だよね。
うまく低い数字と交換できたらしめしめって感じ。

●ゆづ(13歳の娘)
最後に高い数字のカードを押し付けられて爆笑!
鳩の効果がワクワクして楽しいね。

 

●妻
鳩の何とも言えないポカーンとした感じがシュールで可愛い。
そしてポカーンとした鳩の効果でカード交換されるとイラっとするけど、そこがまたオモロいね。

 


アクション効果のあるスカイジョ的なプレイ感。
自分の場のカードを徐々に把握しながら、低い数字に入れ替えていくシンプルなルールでGood。1プレイが短くて、瞬間的に盛り上がれる良いカードゲームなので、飲み会や、ボードゲーム会の序盤に出すのに丁度よいです。

誰かが終了の合図を出したら残り一周で終了になるため、その残り一周で終了フラグを立てたプレイヤーが総攻撃を食らうのが笑えます。

低い数字を集めて終了フラグを立てて逃げ切るだけでは勝てないところに意外な深みがあって、よく考えられてるなぁと感心しました。

カードゲームなのに箱が大きいところが我が家的にはマイナスポイントですが、箱絵のデザインも雰囲気も個人的には好きです。



  • 総合評価:7
  • 独創性:6
  • わかりやすさ:8
  • システム洗練度:7
  • 間延び感の低さ(起伏):7
  • リプレイ性:7
  • コンポーネントの魅力:7
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):7
  • テーマ再現性:7
  • 戦術の幅:7
  • ドキドキわくわく感:7
  • 手番ごとの成長感:7
  • 攻撃性の低さ:5

~Fin~

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