・所要時間:120分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)
ゲーム概要
<テーマ>
畑に葡萄を植えて収穫しワインを作って出荷する、ワイナリー経営拡大再生産ゲーム!
<準備>
- 拡張トスカーナ用のゲームボードを中央に。今回はモジュールAのみを使うためモジュールA用の面で。
- 葡萄の樹カード、出荷カード、夏の来客カード、冬の来客カードをそれぞれシャッフル&山札にしてボードに配置。(来客カードは拡張ラインガウのものを使用)。
- 個人ボードとコマ類とパパママカードを各プレイヤーに配布。
パパママカードに書かれた数のワーカー、コイン、施設などを受け取る。
- スタートプレイヤーから順に、起床ボードの1以外の好きな数字のところに自分の鶏コマを配置。
※起床ボードでは手番順とボーナスが決定
<ゲームの進行>
- 各ラウンド、春フェイズ→ナツフェイズ→秋フェイズ→冬フェイズ の順に進行。
- 各フェイズともに手元のワーカーを配置する。
ワーカー配置のルールは下記。- 4人プレイの場合、各アクションスペースは原則2つまでのワーカーしか置けない。
- 各プレイヤーが1つずつ保有する親方コマだけは、埋まっているアクションスペースにも配置可。
- ボーナスが書かれているアクションスペースにワーカーを置いたら即ボーナス獲得。
- 春フェイズの手番では、下記から1つを実施。
- ブドウの樹カードを獲得:
ブドウの樹の山札から1枚獲得して手札に。
- 観光客ツアー:
2金獲得
- 建設:
コインを支払い個人ボード上に施設を建てる
- 販促:
中央ボード左下のマップの1エリアに販促トークンを1個置くか、既に置いてあるトークンを1個移動させる。
新たに置いた場合は書かれているボーナスを獲得。
- 市場:
1金獲得。このアクションスペースのみ何人でも置ける。
- パス:
起床ボードのコマを次の季節に進めて書かれているボーナスがあれば獲得。
- ブドウの樹カードを獲得:
- 夏フェイズの手番では、下記から1つを実施。
- 夏季訪問者カードをプレイ:
カードに書かれた様々な即時効果を得る。
- 植樹:
個人ボード上の畑カードを1つ選び、手札にある葡萄の樹カードを1枚配置。
- トレード:
ボードに書かれている比率で好きな資源を1回だけ他の資源と交換。
- 畑の売買:
畑を売って畑に対応したコインを獲得、もしくは売った畑を同じ金額で買い戻す。
- 市場:
1金獲得。このアクションスペースのみ何人でも置ける。
- パス:
起床ボードのコマを次の季節に進めて書かれているボーナスがあれば獲得。
- 夏季訪問者カードをプレイ:
- 秋フェイズの手番では、下記から1つを実施。
- 受注カードを引く:
受注カードの山札から1枚引いて手札に加える。
- ブドウの収穫:
1つ畑を選んで置かれているブドウの樹からブドウを収穫。ブドウの樹に書かれた赤ブドウ、白ブドウそれぞれの合計値と同じ価値のブドウを1つずつ獲得し、個人ボードに配置。
- 醸造:
個人ボード上のブドウを同じ色の同じ価値のワインに変換。
※ロゼとシャンパンは赤と白を指定の比率・価値合計で支払うことで醸造できる。
- 建設or観光客ツアー:
春の春のアクションにあった建設か観光客ツアーのどちらかを実施。
- 市場:
1金獲得。このアクションスペースのみ何人でも置ける。
- パス:
起床ボードのコマを次の季節に進めて書かれているボーナスがあれば獲得。
- 受注カードを引く:
- 冬フェイズの手番では、下記から1つを実施。
- 冬季訪問者カードをプレイ:
カードに書かれた様々な即時効果を得る。 - ワーカーの研修:
ワーカーを自分のストックから1つアクションスペースに一緒に配置。ラウンド終了時に手元に来て次のラウンドから使える。
- バルクワイン販売:
個人ボード上のワインを1つ支払って勝利点を得る。
ワインの価値は関係なく、赤ワイン・白ワインは1点、ロゼは2点、シャンパンは3点。
- 出荷:
手札の出荷カードを1枚プレイし、書かれている種類・価値のワインを支払って書かれている勝利点を獲得。加えて、中央ボード上の付加価値点を獲得。
- 市場:
1金獲得。このアクションスペースのみ何人でも置ける。
- パス:
即座に年末整理アクションを行う。
- 冬季訪問者カードをプレイ:
- 年末整理アクション
- アクションコマの回収
- 自分のワイナリーボードにある各ブドウトークンとワイントークンを1マス移動させて熟成させる。
- 手札が7枚になるように調整する。
- 付加価値点を確認し、追加収入のコインを銀行から受け取る。
- 翌年の起床計画表の春の列にニワトリコマを置く。
全ラウンドで7に置いていたプレイヤーは強制的に1に置く。
- 全員が年末整理アクションを終えたら次のラウンドがスタート。
- 上記ラウンドを繰り返し、誰かが25点に達したらそのラウンドの終了時にゲームセット。
販促エリアのマジョリティ点を加算し、合計点が高い人の勝ち。
感想
●妻
基本ゲームはゲーム終盤でからやることがなくなって、ブドウをワインにして出荷してを機械的にやっている感じが間延びしてて、何かハマらなかったんだよね。
でも、拡張を入れたことでジワジワ面白くなった!
良いゲームだと思う。
●ゆづ(9歳の娘)
楽しかった!
ブドウを育ててワインにして売るのが何か嬉しくてワクワクした。基本ゲームだとブドウ育てないでヨタくんがカードばかり出して勝つのが嫌だったけど、拡張入れたら変に強いカードがなくなった気がした。
私は育てる系のゲーム好きだな。
●ヨタくん(5歳の息子)
楽しかった!
ヨタくんはカードが大事だと思うんだよね!
ワインを作るよりも強いカードをとって勝利点たくさんもらうのが楽しかったなー!
●自分
面白い!!!
ボードゲーム初期にやった時はあまり面白さを感じなかったのが不思議です。
当時は基本セットだけで遊んだから、ワインを造らなくてもカードの特殊効果でバンバン点が入る感じがチグハグで気に入らなかったのかも。
今回は拡張を2つ入れて、アップグレード駒を入れて盛々で遊びました。
拡張トスカーナを入れることでアクションの機会・選択肢が増えて遊びやすくなり、特殊コマと設備カードによって柔軟性和と戦術の多様性が産まれました。
拡張ラインガウのカードに入れ替えることで、基本カードにある無関係勝利点が減ってワインを作らないと点が入りにくくなりました。
これら基本+拡張2つを入れたことで、究極のゲームに仕上がった気がします。
中毒性が高く、少し時間が立つと遊びたくなります。
アグリコラ的に食料に追われることなく自分のペースで長閑にじっくり農場とブドウ・ワインを育てていく感じが気持ち良いです。
我が家ではフランス音楽をまったり流しながら遊んでます(^^)
総合評価
- 総合評価:8
- 独創性:9
- わかりやすさ:8
- システム洗練度:8
- 間延び感の低さ(起伏):8
- リプレイ性:9
- コンポーネントの魅力:10
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):8
- テーマ再現性:8
- 戦術の幅:9
- ドキドキわくわく感:7
- 手番ごとの成長感:9
- 攻撃性の低さ:8
- 9歳児と本気で遊べる度:9
- 5歳児も楽しそう度:9
- 何かを育てるのが好きな人に超お勧めです。
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