ウィンドミル・バレー(Windmill Valley)

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今日ご紹介するボードゲームは、チューリップ農園がテーマの「ウィンドミル・バレー」というエンジンビルドゲームです。

テーマも良いし、歯車ギミックも面白いに決まっているし、ルールを読んだ時点で我が家に合うと思って即ポチしたゲーム。
これは期待が高まってしまいます。
早速レビューいってみましょう。



ウィンドミルバレー(Windmill Valley)

・所要時間:45~90分
・プレイ人数: 1~4人

<ゲームの目的>
19世紀オランダのチューリップ農家となり、自身のチューリップ農園を発展させたり、風車の建設や球根の栽培・貿易、契約の達成などを通じて、ゲーム終了時に最も多くの勝利点を稼ごう。

<ゲームの流れ>

ゲームは、誰かが終了条件を満たすまで時計回りに手番を繰り返す。
各プレイヤーの手番では、以下4つのステップを順に行う。

  1. 水門の調整(任意):
    自分の水門マーカーを上下に動かし、この手番でのアクションホイールの回転速度(1〜3マス)を決める。
    水門を開ける(速度を上げる)場合はお金を支払って即座に勝利点を得られるが、下げる場合は無料。

  2. 水位の調整:
    現在の水門の速度に応じて、水位マーカーを右に移動させる(速度が速いほど水位が上がりやすくなる)。

  3. ホイールの回転:
    個人ボードにある、2つの「アクションホイール(歯車)」を、決定した速度分だけ時計回りに回転させる。
    ※カレンダーの進行:
    大きいホイールが1回転する(赤い印が基準線を通過する)たびに、共通ボード上の「カレンダートラック」にある自分のマーカーを1マス進め、通過ボーナスを得る。(早く通過したプレイヤーの方がボーナスが大きい)

  4. アクションの実行:
    回転後、2つのホイールの結合部分に位置したアクションアイコンのうち、いずれか1つ(またはカード効果などにより両方)を選択して実行する。
    主なアクション内容は以下の通り。

  • 風車の建設:
    個人ボードから風車コマを使い、共通ボードに配置する。
    隣接する畑から即時報酬を得るほか、最終得点計算でチューリップの価値を高める。

  • ホイールの強化:
    サプライから強化タイルを購入し、自分のホイールの任意のマスに配置してアクションを強化する。

  • 助手の雇用:
    カードを1枚獲得し、個人ボードの「上側(永続能力を持つ助手)」か「下側(ゲーム終了時得点になる契約)」のどちらかを選んで差し込む。

  • 市場:
    共通の市場トラックでコマを時計回りに移動させ、止まったマスの報酬(球根の獲得や植え付け)を、そのマスにあるコマの数に応じた個数で獲得する。

  • チューリップの植え付け:
    貯蔵庫にある球根を、個人ボードのチューリップ畑(4×4のグリッド)の空いている最も左のマスに植える。

  • 海外貿易:
    貯蔵庫の球根を貿易カードに配置して報酬を得るか、蓄積された球根を回収する。

  • 水位の低下:
    現在の水位に応じてお金や勝利点を得た後、水位マーカーを左に戻す。

<特殊カード

  • 助手/契約カード(農園拡張カード):
    1枚のカードに2つの役割が描かれている。
    ボード上部に差し込むと「特定アクション時にボーナスを得る」などの強力な永続効果となり、下部に差し込むと「特定の条件を満たすことでゲーム終了時に追加点を得る」という契約内容になる。

  • 女王の願いカード:
    共通の目標カード。
    ゲーム中に条件を早期に達成したプレイヤーほど、高い勝利点を獲得できる。

<ゲームの終了>

  • いずれかのプレイヤーのマーカーが「カレンダートラック」の最終マスに到達したことがゲーム終了のトリガーとなる。
    そのラウンドを最後まで行い、さらにもう1手番ずつ全員がプレイしてゲームが終了する。

  • 以下などの合計で最終得点計算を行い、最も勝利点が高いプレイヤーが勝者となる。

    • ゲーム中に獲得した勝利点
    • 達成した契約カードの得点
    • チューリップ畑のパズル得点:
      横一列が同じ色で揃っていれば高得点(混色なら低得点)。
      縦一列はすべて異なる色であれば得点になるが、色が重複していると減点となる。
    • 空にした風車グループによる、特定のチューリップの色に応じたボーナス点。

中央ボードはこんな感じ↑



●ヨタくん(10歳の息子)
僕は紺色のチューリップが点数が高いからたくさん集めたよ。
さらに紺色チューリップを集めると点数になるカードも獲得していたから、最後に点数がいっぱい入って楽しかった。


めちゃくちゃ素敵なコンポーネントで、テーマも良くてやる気が出てくるゲームです^^
色んなゲームシステムの良いとこ取りをした感じで、ボドゲに慣れている人ならルールはすっと入ってくると思う。

歯車の大きさが違うがゆえに、アクションがどんどんずれていくことが結構大きなポイントよね。

途中まで気づかなくて、色々計算がくるってしまいました。
やはり歯車ギミックは苦手です。
とにかく今回は「チューリップをたくさん植えること」に集中したおかげで何とか1位になれて嬉しかった!
次は、今回手をつけなかった紺のチューリップを植えまくって点数を爆稼ぎしたいと思います。

 

●夫
テーマがとても素敵です。
風車、チューリップ、水門、美しい風景、関わっているだけで癒されてワクワクするっていうのもボードゲームの没入感を高める上でもてても大切だと思っていて、このゲームは僕のやわらかい部分をやさしくつついてきました。
歯車のギミックでパワーアップさせてアクションを強めていくというシステムは面白いに決まっていて、ルールを事前に知った時から我が家に合うゲームだなと思って即ぽちりました。
アクションの選択肢は多いけど、アクションの結果できることの種類はそれほど多くないので、理解しやすく見通しが立てやすい、そんなに重すぎない洗練された良いゲームだなと思いました。
この手の中量級以上のゲームだと気軽に遊ぶゲームとそうでないゲームの真っ二つに分かれるんだけど、我が家の場合はヨタ君がお気に入りの動物系のゲーム、妻がお気に入りのパズル系拡大再生産ゲームがよく登場するんだけど、俺がどうしてもやりたいゲームはどういうカテゴリーなのかをちょと考えてみて分かったのは、中世ヨーロッパ系もしくは牧歌的癒され系だと気づきました。
つまり俺はテーマで選ぶ傾向にあるようです。
ということで、このゲームはとても気軽にまた遊ぼうよと僕から言える良いゲームです。

個人歯車とボードはこんな感じ↑



  • 総合評価:8
  • 独創性:8
  • わかりやすさ:8
  • システム洗練度:8
  • 間延び感の低さ(起伏):8
  • リプレイ性:8
  • コンポーネントの魅力:9
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):8
  • テーマ再現性:10
  • 戦術の幅:8
  • ドキドキわくわく感:8
  • 手番ごとの成長感:9
  • 攻撃性の低さ:9

~Fin~

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