バベル(Babel)

・今回の人数:3人(俺、ゆづ、ヨタくん)
・プレイ時間:15分

ゲーム概要

2つに折ったカード2枚を支柱として上に床を置き、塔を高く積み上げていくゲーム。

  • 3人プレイの場合、建設者3枚と裏切り者1枚をシャッフルして1枚ずつ裏向きで配る。
    建設者が3人になることもあれば、1人裏切り者が加わることもある。
  • 支柱となるカードは高さの異なる1~5の5種類ある。
    手番プレイヤーはカードを1枚表向きで出し、他プレイヤーはそれを見て自分の手札からカードを選び裏向きに出してアピール。
    ただし、数字は言ってはいけない。
    手番プレイヤーは他プレイヤーから1人を選んでカードを受け取り、自分の表向きに出したカードと2枚を支柱として塔を積む。
    高さが同じなら簡単だが、高さが大きく違う2枚だと床が傾きたちまち建てにくくなる。
  • 以上を繰り返し、8段目まで塔を積むことができたら建設者チームの勝ち。
    裏切り者は、8段目を積む手番の時に、「バベル」と叫んで正体を明かし、微妙な配置で支柱を置いて手番を終える。
    次の建設者が床を無事置けたら建設者チームの勝ち。
    建設者チームが塔を崩してしまったら裏切り者の勝ちで、裏切り者が塔を壊してしまったら建設者チームの勝ち。



感想

2019年当時
●ゆづ(7歳の娘)
楽しかった。難しくてドキドキした。
斜めになっても意外にちゃんと積んでいけて、不思議な塔になって面白かった。

●ヨタくん(3歳の息子)
楽しいけど、難しくてすぐ倒しちゃった!

●自分
折ったカードを積み上げていくゲームなので、「キャプテンリノ」みたいな感じかな、と思ったらかなり違った。
高さが異なる2枚のカードを支柱にしてしまうと致命的に斜めになるので、同じカード2枚にし続けるカード運が必要。
また、この2枚のカードの高さ違いによる難易度UPがあるため、裏切り者はバレずに塔の完成を邪魔することができて、素晴らしい。

誰が裏切り者かわからない中、難易度の高い塔を作っていくドキドキ感は、正体隠匿系ゲームとしても完成度の高さを感じる。

7段を超えたあたりから立派な塔に仕上がってきて、結構「お~」ってなる。
見た目もとてもGOOD!

積みゲー好きだけでなく、正体隠匿系ゲームが好きな人にもお勧めです。



総合評価

  • 総合評価:7
  • 独創性:8
  • わかりやすさ:8
  • システム洗練度:7
  • 間延び感の低さ(起伏):8
  • リプレイ性:7
  • コンポーネントの魅力:7
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):5
  • テーマ再現性:7
  • 戦術の幅:5
  • ドキドキわくわく感:8
  • 手番ごとの成長感:7
  • 攻撃性の低さ:6
  • 7歳児と本気で遊べる度:9
  • 3歳児も楽しそう度:6
  • 備考:立ち上がった塔が謎に神々しいバベル感

~Fin~

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