・所要時間:60分(1ストーリー)
・今回の人数:3人(俺、妻、ゆづ)
ゲーム概要
掃除ロボットを製造する工場を拡張して生産性を高めていき、より高い清掃ロボットを作って販売してお金を稼ぐタイル配置&拡大再生産ゲーム。
- 中央には、毎ターン値段が安くなっていくショップボードを配置し、7円と5円のところに工場タイルを置く。
また、「レベル2の清掃ロボット2つとレベル3の清掃ロボット2つ支払うと30円もらえる」みたいな設計図が常に2枚置かれる。
各プレイヤーに個人ボードとレベル1のロボット1つと8円を配布し、ゲームスタート。
- 個人ボードは、一番左が「清掃ロボット製造タイル配置場所」、真ん中の多数のマスが「製造ロボットをコピーしたりレベルを上げたりする加工機械タイルの配置場所」、一番右が「販売用の製造ロボットを置くトラックタイルの配置場所」になっていて、各3行(3ライン)ある。
- 各ラウンドの開始時に、各プレイヤーは個人ボードの一番左に置かれた製造したての製造ロボットを、製造ラインの順路を通って一番右の出荷トラックに進める。
途中で製造機械のタイルがあればそこで止める。
次に、製造機械のタイルに止まっている製造ロボットを、そのタイルの指示に従いコピーしたりレベルを上げたりする。全員がこれを同時に行ったら、アクションフェーズへ。
- アクションフェーズは、時計回りで各プレイヤーがアクションを行う。
アクションは、まず「出荷トラック」上の清掃ロボットをレベルに応じた金額で販売。
次に、中央のショップボードに並んだ製造機械を任意で買える。そして、個人ボード一番左の「製造タイル」の指示に従い、製造ロボットを製造。
最後に、中央のショップボードを時計回りに回転させ、7円のところにタイルの山札奈良1枚とって配置したら手番終了。
なお、手番中に、「お金を払い、出荷トラックをもっと清掃ロボットを置ける数が増えるようパワーアップ」や「中央にある設計図を達成してお金をもらう」などは、自由アクションとして何度でも可能。
全員が手番を終えたらラウンド終了。次のラウンドへ。
- 以上を繰り返し、中央ノショップボードにタイルがなくなったラウンド終了時にゲーム終了。
手元のお金に配置した製造機械タイル・加工機械タイルに書かれたお金を足して、合計金額の高い人子勝ち。
感想
2020年当時
●妻
面白いね。
タイルが上手く取れないとレベル3の清掃ロボットが全然手に入らなくてイライラする。
タイルを配置しすぎず、設計図の達成を考えると勝ちやすいんじゃないかな。
●ゆづ(8歳の娘)
最初はよくわからなかったけど、工場がパワーアップして、お金とかレベルの高い清掃ロボットがもらえるようになってきたら楽しくなってきた!
またやりたい。
●自分
工場をパワーアップさせ過ぎても勝てない計画的なタイル配置ゲーム。
気持ちよくガンガンパワーアップさせて、最後に爆発的に追い上げるタイプの拡大再生産ゲームか好きな俺では妻に全く歯が立ちませんでした。
それどころか娘にも惨敗(;_;)
すごく緻密に計算されて作られたゲームだと思います。手番で以下に無駄のない最適解を探し、「清掃ロボットの販売」「清掃ロボットをつかった設計図の達成」「機械タイル購入」などベストなアクションを選び続けていけるか、戦術性が問われます。
工場ボードは、一見パワーアップしていて良さ気でも、加工機械によって流れを止められているため欲しいタイミングで出荷トラックに清掃ロボットが届かなかったりする。
うーん、、!難しい。
自分の手番で行うアクションが、「清掃ロボットの販売」からなのが、直感的にややこしく、慣れるまで手番でやるべきことを飛ばしてしまうのが難点かな。
普通だと、「清掃ロボット製造」から始めたくなっちゃう。
また、考えどころが多すぎて、やはりダウンタイムが長くなりがちなのも否めない。
一方で、プレイ時間も一時間以内で、ルールが結構シンプルなのに考えどころが多く、リプレイ性も高めなので、トータルでは秀作だと思います。
総合評価
- 総合評価:7
- 独創性:7
- わかりやすさ:8
- システム洗練度:7
- 間延び感の低さ(起伏):87
- リプレイ性:8
- コンポーネントの魅力:8
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):7
- テーマ再現性:7
- 戦術の幅:8
- ドキドキわくわく感:6
- 手番ごとの成感:7
- 攻撃性の低さ:8
- 8歳児と本気で遊べる度:8
- 4歳児も楽しそう度:3
- ルールブックの清掃ロボット人類撲滅計画が怖い度:581
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