アウグストゥス(Augstus)

・所要時間:30分
・今回の人数:2人(俺、妻)

ゲーム内容

ローマがテーマの戦術要素ありビンゴゲーム!

【中古】ボードゲーム アウグストゥス (Rise of Augustus) [日本語訳付き]
  • 各プレイヤー7個の軍団を手元に保有。
  • 目的カードの山札をシャッフルし、最初に各プレイヤーは3枚を受け取る。
    目的カードには、左側に数種類のマークが、右下には勝利点が書かれている。
    右上に達成時の特殊能力が書かれている場合もある。
  • 手番は全プレイヤー同時進行。
    代表者は、袋からトークン(カード左側に書かれているマークのいずれかの絵が描かれたものが1枚引かれ、発表される。
    全プレイヤーは自分の3枚の目的カードの中でそのマークが書かれているものを1枚選び、そのマークの上に自分の軍団コマを置く。
  • 袋からワイルドトークンが出たら、それまでに出された全てのトークンを袋に戻す。
  • マークを全部埋めきった目的カードが出来たら、「アベ・カエサル!」と宣言して敬礼し、目的カードを達成済みとしてGET。
    達成した目的カードから軍団を手元に戻し、カード右上に特殊能力が書かれていたらそれを発動し、目的カードを中央の場から1枚選んでとって再び3枚にする。
  • カードの特殊能力がポイント。
    「即座に他の2枚の目的カードに追加で軍団コマを置ける」「特定のマークを、以降他のマークのトークンが出た時にも軍団コマを置けるようパワーアップさせる」など、コンボが狙えるものが多い。
    よって、どの順番でどの目的カードを達成させていくかに戦術の要素がある。
  • いずれかのプレイヤーが目的カードを7枚達成したらゲーム終了。
    目的カードに描かれた得点にボーナス点を加え、もっとも得点の高かったプレイヤーが勝ち。



感想

2019年当時
●妻
シンプルで面白いね!
どのカードを先に達成するかで勝負が決まるから、初めの3枚をどのカードにするかも重要だね。
これは軽いのでいつでもやりたい!

●ゆづ(7歳の娘)
どこに置くか考えるのが楽しかった!
剣は出やすいから、剣のマークが多いカードをもらうと揃いやすいよ!

●ヨタくん(3歳の息子)
「あべーかえさるー!」っていうゲームだよね。
ヨタくんが袋から引く係だね~!
楽しいゲーム! (プレイしてから1ヶ月経っても、あべかえさるという言葉を覚えてました)

●自分
ビンゴゲームを少しアレンジしただけで、これほど戦術性があって大人が本気で楽しめるものになるとは驚きでした。

同時進行でゲームが進むので、人数がいくら増えてもプレイ時間が変わらず、ほぼ30分以内の終わるの―ストレスさ。
ルールもとても簡単で説明する側としてもすごく楽。
ゆえに、ボードゲーム初心者もいきなり楽しめる超優等生ゲーム。

もちろんビンゴゲームのシステムが基本なので運の要素は強いけど、どの目的カードをもらうか、どの場所のマークに先に置いていくか、の選択によって勝敗がかなり影響されるので、何も考えずにやっていては勝てない。
一方で、戦術を練って頑張っても、運に恵まれないと勝てないという、いわゆる「負けの言い訳をつくりやすいゲーム」。
好きなのに弱い属性の俺によっては、とても嬉しい 笑。

基本は自分の目的カードとにらめっこしているソロプレイ感が強いゲームだけど、袋から出てきたトークンが発表された時の盛り上がりや、場の欲しい目的カードを先にとられてしまうなど、ちゃんと一緒に遊んでいる感じもあるので、インタラクションも良いバランス。

うーん。
総合力の高い良いゲームですね。
気軽にできて、それでいて毎回展開が変わるので、すぐやりたくなります。



総合評価

  • 総合評価:7
  • 独創性:7
  • わかりやすさ:9
  • システム洗練度:8
  • 間延び感の低さ(起伏):5
  • リプレイ性:9
  • コンポーネントの魅力:5
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):6
  • テーマ再現性:5
  • 戦術の幅:7
  • ドキドキわくわく感:8
  • 手番ごとの成長感:7
  • 攻撃性の低さ:8
  • 7歳児と本気で遊べる度:9
  • 3歳児も楽しそう度:8
  • アヴェカエサル!と堂々と叫ぶ気持ちよさ:9
  • 狙ったトークンが来た時の快感:9
【中古】ボードゲーム アウグストゥス (Rise of Augustus) [日本語訳付き]

~Fin~

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