ビールパイオニア(Bier Pioniere)

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今日ご紹介するボードゲームは、ビール製造がテーマの「ビールパイオニア」というワーカープレイスメントゲームです。

最近、軽量級~中量級のゲームで遊ぶことが多かったのですが、久しぶりに重めのゲームで遊びたくて見つけたゲームです。

19世紀ドイツの醸造家になって自分の醸造所を育て、さまざまなビールを仕込んで出荷し、いち早く一定の勝利点に到達することを目指すゲームとのこと。
ビール大好きな自分としては、ついつい期待してしまいますね。
早速レビューいってみましょう。



ビールパイオニア(Bier Pioniere)

・所要時間:75~100分
・プレイ人数: 2~4人

<ゲームの目的>

自分の醸造所を発展させ、ビールを製造して出荷して勝利点を稼ごう。
ビールを仕込み、熟成させ、樽に詰めて出荷するまでの「工程全部」をワーカープレイスメントで表現した、重厚だけど分かりやすい拡大再生産ゲームです!

<ゲームの流れ>

手番では、以下の「アクションフェイズ」「ラウンド終了フェイズ」を繰り返す。

  • アクションフェイズ:
    プレイヤーは順番にワーカーをボードに置き、アクションを実行する。
    アクションの代表は以下など。
    • 原料・お金の獲得
    • カードの獲得/使用
    • 新しい設備の建設
    • 新しいビール種の解放(製造できるビールの種類を増やす)
    • 醸造開始:
      ダイヤルをセットしてビールの仕込みをする
    • 醸造進行:
      ダイヤルを進める。0になったらビール完成
    • ビールの出荷:
      カードに指定されたビールが完成するとビールを出荷して勝利点を獲得
    • セラーや樽置き場の上限を上げる(ストックできる量を増やす)
    • 樽獲得&ビールを樽に詰める
    • 手番順トラックにワーカーを置き、次ラウンドの順番とボーナスを獲得
  • ラウンド終了フェイズ:
    全員がワーカーを全て置いたらラウンドは終了し、以下処理を行う。
    • 醸造ダイヤルを進める
    • ワーカーやトラックを回収し、手番順を確定する。
    • 新しいワーカーの雇用と古いワーカーの退職
    • 手札上限の調整とカードの補充。
    • 場札カードの補充と、ラウンド収入の獲得。

<カードの使い方と効果>

手札カードは、1枚で以下「3通りの使い方」があり、毎回どれを使うかを選んで使う。

  • 上部(緑)=アクション強化:
    アクションスペースの上に重ねて置き、樽を増やす・おろす・醸造ダイヤルを進めるなどのアクションの効果量を恒久的に増やす。
  • 中央(紫)=出荷注文:
    指定された種類・本数のビールを支払い、樽も一緒に消費して、勝利点やお金を獲得する。
  • 下部(白)=即時または永続効果:
    すぐにボーナスを得たり、以降ずっと有効な特殊能力を獲得したりする。

<ゲームの終了>

  • いずれかのプレイヤーが20点(規定点)以上になったラウンド終了時でゲーム終了。

  • その時点で最も勝利点が高いプレイヤーが「最優秀醸造家」として勝利する。

個人ボードはこんな感じ↑



●ヨタくん(10歳の息子)
白いカードの効果が魅力的ですぐにやっちゃうんだけど、そればっかりやってるとゲームがあっという間に終わって点数があまり取れなかった。
だから、ビールを先にたくさん造って、紫カードで点数を稼いだら20点越えれたから嬉しかった!

得意なゲーム来たー!
久しぶりの重量級ゲームでやる前は正直少し気が重かったけど、夫のルール説明がうますぎてやる気が沸きました笑
自由度が高いんだけど、何となーく「こうしよう」という方針が頭の中でどんどん決まっていくこの感じ、好きなゲームの典型です。
実際やってみて、思った通りうまくゲームを進めることができて勝てて嬉しい。
すごく好みだし面白いゲームです。

 

●夫
重量級ワーカープレイスメントの全く新しいゲームを久しぶりにプレイしました。

骨子がとてもしっかりしていてどのアクションスペースも魅力的なので、窮屈なジレンマではなく、自由度の高いジレンマを感じます。

ゲームのテーマが明確で、ビールを造って売ってそのお金で設備を整えて、より良いビールを造るという王道のエンジンビルドなんだけど、それぞれのアクションがバラバラというよりは、有機的に繋がっているので、遊んでいて本当にビール工場を経営しているような没入感がありました。

かの名作「ワイナリーの四季」に全体的に似ているんだけど、遊びやすさと無骨な感じとシステムとしての完成度などから、個人的にはこちらのゲームの方が好きです。
ボードゲームギークの上位に入ってもおかしくないと思うんだけどなぁ。
ちょと地味なのかなぁ。



  • 総合評価:8
  • 独創性:8
  • わかりやすさ:8
  • システム洗練度:9
  • 間延び感の低さ(起伏):9
  • リプレイ性:8
  • コンポーネントの魅力:9
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):8
  • テーマ再現性:9
  • 戦術の幅:9
  • ドキドキわくわく感:8
  • 手番ごとの成長感:9
  • 攻撃性の低さ:8

~Fin~

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