アース(Earth)

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今日ご紹介するゲームは、海外のクラウドファンディングで7,000万円以上の資金を集めたという凄まじいゲームです。

テーマの壮大さ、コンポーネントの美しさ、俺好みのエンジンビルド拡大再生産カードゲームというゲームシステムなど、買わない手はない魅力が揃ってました。

前評判では、プエルトリコウイングスパンテラフォーミングマーズなどに似ているとのこと。
そんなの絶対楽しいじゃん。

さて、どんなゲームでしょうか。
レッツプレイ!



アース(Earth)

アース 日本語版 ボードゲーム
ノーブランド品

・所要時間:60分
・プレイ人数:1人〜5人

<準備>

  • 共通ボードに、生物(目標)カード4枚、生態系(目標)カード2枚をランダムに配置。
  • 全ての地球カードシャッフルし、山札に。
  • 各プレイヤーは、個人ボードと、島・気候・生態系カードを1枚ずつと、葉トークン5枚を受け取る。カードは個人ボードに表向きに配置し、葉トークンは4枚を個人ボードの上に、1枚を近くに配置。
  • 島カードに書かれた分、地球カードと土カードを入手、堆肥化の実施を行う。

<ゲームの流れ>

  • 1.出番プレイヤーがアクションを選択

  • 2.全プレイヤーがアクションを実施する
    ※出番プレイヤーのみ強力なアクション

アクションは下記4種。

  • 植え付け:
    土トークンを支払い、手札の植物or地形カードを場に出す(4枚×4枚内に収めて配置)。その後、山札からカードを1枚手札に補充。
  • 堆肥化:
    土トークンを獲得し、山札からカードを引いて堆肥化する。
  • 水撒き:
    芽キューブを自分の植物カードに配置し、土トークンを獲得する。
  • 成長:
    手札を引き、成長コマを自分の植物カードに配置する。

  • 3.カードの効果を実行する。
    各プレイヤーは、自分の配置済みカードのうち、出番プレイヤーが選択した色のカードの特殊効果を全て発動。

  • 4.共通ボード上の生物カードに書かれた目標を達成したら、自分の葉トークンを配置

  • 上記1〜4まで終わったら、出番プレイヤーが時計回りで隣のプレイヤーに移り、再度1〜4までを実施。
  • 以上を繰り返し、いずれかのプレイヤーが16枚目のカードを出したら、そのラウンドでゲーム終了。
  • 下記などを合計し、総得点の高い人の勝ち。
    • 最初に16枚出し切った人ボーナス
    • 出したカードに記載の点数
    • 堆肥化したカードの枚数分の点数
    • 芽トークンと成長コマの点数
    • 生物カードと生態系カードの目標達成に応じた点数
全体像はこんな感じです↑

●妻
うんうん、好きなタイプのゲームシステムが満載で楽しかったよ。
「アース」というテーマも良い。
(どうやら私は壮大なテーマが好きらしいw)
色合いも素敵で映えるコンポーネントなのも良いね。

●ヨタくん(8歳の息子)
カードを集めて、芽トークンや成長コマをどんどん置いていけば良いので、わかりやすくて楽しいね!
テラフォーミングマーズとかアークノヴァを少し簡単にした感じなのかな。
カードがなんか綺麗でいいね!

●自分
カードと土トークンを集め、カードを出し、芽キューブや成長コマを配置していく流れがわかりやすく、とっつきやすい印象。
プエルトリコやレースフォーザギャラクシーなどのバリアブルオーダーシステムを採用してますが、やはりワクワクする良いシステムです。
成長コマを上に積み上げるので、ゲームが視覚的に立体感があり、雰囲気がとても良いです。

カードの特殊効果を上手く扱う人が勝つ、カードメインのゲームながら、カード効果や勝利点方式がそれほど多くないため、60分程度でしっかり終えられる中量級ゲーム。

個人的には、もう少し複雑で、ずっしりした遊び応えがある方が好きだけど、これは完全に好みの問題。
テラフォやアークノヴァは重すぎてちょっと、という人にお勧めの、優等生拡大再生産カードゲームです。



個人ボードはこんな感じです↑

  • 総合評価:7
  • 独創性:7
  • わかりやすさ:7
  • システム洗練度:7
  • 間延び感の低さ(起伏):7
  • リプレイ性:7
  • コンポーネントの魅力:8
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):7
  • テーマ再現性:7
  • 戦術の幅:7
  • ドキドキわくわく感:7
  • 手番ごとの成長感:7
  • 攻撃性の低さ:7
アース 日本語版 ボードゲーム
ノーブランド品

~Fin~

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