・所要時間:60分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)
ルール概要
<テーマ>
大麦とホップと清水からビールを作り、設備や宮殿を作って「ビール侯爵」の称号を目指す拡大&縮小再生産デッキ構築&破壊ゲーム。
<準備>
- 各プレイヤーに、個人ボードと共通のデッキを配布。デッキをシャッフルして3枚を手札に。
- 中央ボードの指定の場所にに需要カードを配置。
<ゲームの進行>
◆各ラウンドは以下のフェイズで構成。
- 全員同時に手札を3枚補充
- 全員同時に個人ボードからビール原料(大麦、ホップ、清水)を生産し、各コマを獲得。
- 手番順に、ビール原料を売却する。
※4箇所の販売スペースそれぞれの値段トラックを確認し、「値段0」ではないビール原料を「その時点での値段×好きな個数」で販売可。
※販売直後に需要カードを確認し、需要を超えて販売した数分、その資源の値段を下げる。(値段トラック上のコマを下げる)
※このフェイズで獲得したコインが少ない順に、以降の手番を入れ替える。 - 手番順に、コインを払って2枚まで手札から建物カードを個人ボードにプレイ。
※建物カードにはそれぞれ特殊能力がある。
・ビール原料の生産
・ビール原料売却フェイズで追加のコインを獲得
・手札補充フェイズで引けるカード枚数が増える
・手札を残すフェイズで残せる手札が増える
・手番順決定で有利になる
など。
※既に置いてある建物カードに重ねて置いてもOK。 - 残った手札から1枚だけ残して残りを山札の下に好きな順番で戻す。
- ビール原料の値上げ
※4箇所の販売スペースそれぞれの需要カードを確認し、スペースを満たしていないビール原料があれば、その数分値段を上げる。(値段トラック上のコマを上げる)。
◆上記を繰り返し、手札の6枚の宮殿を、個人ボード上の指定の場所に全て配置したプレイヤーが勝利出たら、そのラウンドで終了。
他に宮殿カードを置ききったプレイヤーがいなければ、単独勝利。
複数プレイヤーが宮殿を置ききっていたら、その中でコインが最も多い人の勝ち。
感想
●妻
相変わらずフリーゼのゲームは斬新だね!
ルールを聞いただけだとどうなるか全く予想できないけど、やってみると面白くて唸らされる。。
一回やって流れがわかってからが本番だね!
●ゆづ(9歳の娘)
面白いけどなんか難しい!
どうやったら上手くできるかよくわからなかった。
やることは簡単なのに、カードを上手く出さないとやりたいことができなくて悔しい!
●ヨタくん(5歳の息子)
超楽しかった!
ヨタくんは銀行とかたくさんお金をもらえるのを建ててく作戦がうまく行ったよ!
●自分
流石はフリーゼ様。一筋縄では行かない癖のあるゲームです。
最初はビール原料生産力UPや手番でやれることの強化のためにカードをプレイしていく拡大再生産。
ところが、中盤以降に宮殿を建て始めると、逆にプレイ済みカードや手札で不要なものを削っていく縮小作業に切り替わる。この切り替えのタイミングの見極めが難しい! 加えて、手札で使わなかったカードは好きな順で山札の底に戻すため、後に再び手札に加わる際の順番をコントロールできる。特に後半はプレイするカードの順番が非常に重要なので、ゲーム終盤を見据えたカードコントロールが必要になる。
サクサク進むし、切れ味も良いし、癖になる独特なプレイ感です。
総合評価
- 総合評価:7
- 独創性:9
- わかりやすさ:7
- システム洗練度:8
- 間延び感の低さ(起伏):9
- リプレイ性:8
- コンポーネントの魅力:7
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):7
- テーマ再現性:6
- 戦術の幅:7
- ドキドキわくわく感:7
- 手番ごとの成長感:7
- 攻撃性の低さ:7
- 9歳児と本気で遊べる度:8
- 5歳児も楽しそう度:8
- 一癖も二癖もあるのに面白いゲームを作る、鬼才フリーゼ様。
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