ムラーノ島 (Murano)

・所要時間:90分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)

ゲーム概要

<テーマ>

ムラーノ島の島々にカラフルな建物を建て、個別に定められた目標を達成することを目指すゲーム!

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Lookout Games
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<準備>

  • ムラーノ島が書かれた中央ボードの所定の位置に、各種の建物タイルと街道タイルをシャッフルして配置。
  • 目標カードと特殊建物カードをそれぞれシャッフルして山札に。中央ボードの横に配置。
  • 中央ボード上のストックスペースに各プレイヤーのゴンドラ運転手コマを指定の数配置。
    また、中央ボードの外周沿いの指定の場所に船コマ8隻を配置。
  • 各プレイヤーに、初期資金と、初期勝利点4点、初期ゴンドラ運転手コマを5つを配布。

<ゲームの進行>

  • 手番では、8隻の船のうち1隻を反時計回りに好きなだけ動かして止まったスペースのアクションを行う。
    他の船のマスには入れないため、どうしてもやりたいアクションがある場合は、複数の船を動かす必要がある。
    1金を払えば2隻目を、さらに2金払えば3隻目も動かすことができ、いずれの場合も最後に動かした船が止まったスペースのアクションのみ実行できる。
  • アクション内容は以下の11種類。
    1. ガラス工房タイルを購入
    2. 宮殿タイルを購入
    3. 特殊建物タイルを購入
    4. ショップタイルを購入
    5. 手持ちの建物タイル1~3枚を島に配置
    6. 自分のガラス工房を稼働させる
    7. 自分のショップを稼働させる
    8. 2金をもらう
    9. 目標カードを購入する
    10. ゴンドラ運転手をストックから手元に追加する
    11. ゴンドラ運転手を手元から島に配置する
  • 「手持ちの建物タイルを1~3枚、島に配置」について
    • 建物タイルを配置すると、建物の種類によって勝利点をもらえる。
    • 建物タイルは街道タイルが配置されているスペースに隣接したスペースにしか置けない。
    • 街道タイルは手番で山札から無料でとって置ける。(1~3枚の内の1枚としてカウント)
    • 街道タイルには、赤・青・黒のいずれかの色の観光客が書かれている
    • ショップとガラス工房を建てたプレイヤーは、自分のキューブをそのタイルに置ける。
  • 「自分のガラス工房を稼働させる」について
    • 中央ボード上の自分のガラス工房の数に応じて、ガラスを製造できる。
    • 稼働する工房1つごとに、勝利点-2点と引き換えに、3色のガラスが入った袋から1つのガラスを引くことができる。
    • このアクションでは、手元のガラスを1色だけ1~3個販売して莫大なコインをもらえる。
  • 「自分のショップを稼働させる」について
    • 島を1つを選び 「その島にある自分のショップの色と同じ観光客の数」分、コインをもらえる。
  • 手番を繰り返して、建物タイル4種類&街道タイルのうち2種類が尽きたら、他プレイヤーが1回ずつ手番を行ってゲーム終了。

<得点計算と勝利条件>

  • 各プレイヤーは、保有する目標カードを1枚ずつオープンし、どの島で得点計算するのか宣言していく。
    その島にある自分のゴンドラ運転手コマ1つにつき、1枚の目標カードを達成できる。
  • 使わないゴンドラ運転コマが島に残ってしまったら、1個1点になる。
  • 総得点の高い人が勝ち。

 



感想

●妻
面白かった!
色んなことを考えながら一手一手を選んでいく感じがすごく好み。

●ゆづ(9歳の娘)
楽しかったよ!
目標カードを早めに集めて、その目標を達成するようにタイルを置いていくのが近道だね。
でもママに一点差で負けて悔しかった。
パパに勝てて良かった!

●ヨタくん(5歳の息子)
すごく楽しかった!
ガラスをたくさん作ってお金をいっぱい稼いだから、タイルをたくさん置けたよ。
でも、目標カードをあまりやらなかったから点数があんまりもらえなくて悔しかったな。

●自分
他にない独特なプレイ感のゲーム。
お金がとにかくカツカツなので、序盤は「ガラス工房」「ショップ」によってお金を稼いだり、「特殊建物」によって効率的にアクションができる状況に持っていく。

後半は、各島の建物配置状況がわかるので、達成しやすそうな目標カードの獲得や、達成しやすい島に自分のゴンドラ運転手コマを送り込むアクションに奔走する。

前半も後半もみんなが狙うアクションが被りまくるので、「やりたいけどお金が足りなくて船を動かせない!」という状況が多発して悶絶します。

最終的に得点化する方法自体を自分で選択していくので、勝つための方法が多様で、計画性と臨機応変な判断力の両方が試される、良いゲームでした。



総合評価

・総合評価:7
・独創性:9
・わかりやすさ:7
・システム洗練度:8
・間延び感の低さ(起伏):7
・リプレイ性:7
・コンポーネントの魅力:6
・脳汁感(ジレンマ味わい度):8
・テーマ再現性:7
・戦術の幅:7
・ドキドキわくわく感:6
・手番ごとの成長感:6
・攻撃性の低さ:8
・9歳児と本気で遊べる度:7
・5歳児も楽しそう度:7
・備考:ムラーノ島をテーマにしたゲームって多いですよね。素敵なところなんだろうなぁ。いつか行きたい!

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~Fin~

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