平遥(Pingyao First Chinese Banks)

・所要時間:120分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)

ゲーム概要

銀行の元締めになり、支店業務や銀の貸付や為替送金で銅銭を稼ぐダイスワーカープレイスメントゲーム。

  • 各プレイヤーは、ダイス2個と、初期に10銅銭と、個人ボード上に1レベルの支店1つと、その支店の上に銀2つをもらってゲームスタート。
  • 全8ラウンド。
    各ラウンドは、「準備フェイズ」→「アクションフェイズ」→「収入フェイズ」→「決算フェイズ」で構成。
  • 準備フェイズでは、手持ちのダイスをすべて振り、中央ボードの該当の目の場所に置く。
    その後、支店タイルのダイス操作特殊能力を使いたい人は手番順に使う。
    その後、10銅銭ごとに1銀に交換したい人は交換。
  • アクションフェイズでは、6の出目のダイスを置いたプレイヤーから、中央ボードの6つのアクションスペースのいずれかにダイスを配置してアクションを実施。
    以降、5の目、4の目・・・1の目と進んでいく。
    ダイスを配置するアクションスペースに既に他プレイヤーのダイスがあった場合、同じ出目だとアクション不可(そもそも選べない)、大きな出目だと直近に置かれていた出目との差額の銅銭をストックからもらう。
    小さい出目だと差額をストックに支払う。
    3ラウンド以降はダイスが3つになり、3アクションできる。
  • アクションスペースは、下記の6つ。
    • 「銀2個を借りる(預金)か、本店の銀2個を貸し付ける」
    • 「支店を建てる」
    • 「支店長を支店に配置する」
    • 「為替送金で手数料を稼ぐ」
    • 「知名度を上げる」
    • 「銀1つで特殊技能タイルを買う」
  • いずれも、ダイスの出目が1,2だと最もアクションが強く、5,6だと最も弱い。
  • 支店を建てるにはレベルごとに1~3つの銀を本店から支店に移す必要がある。
  • 支店長を支店に置くと、支店ごとの特殊能力を獲得する。
  • 為替送金では、為替送金カードを1枚山札から受け取り、カードに書かれた「送金元の色に該当する支店(本店でも可)に、ストックから銀1つ置き、送金先の支店(本店でも可)とカードに同色のキューブを置く。
    その後、手数料をもらう。
    手数料は、送金先が本店だと1銅銭、レベル1の支店だと2銅銭、レベル2の支店だと3銅銭、レベル3の支店だと4銅銭になる。
    その後、送金トラック上の自分のコマを1つ進める。
  • 知名度を上げるアクションでは、知名度トラック上の自分のコマを1つ進める。
  • 収入フェイズでは、「支店に銀があればその収益で銀1つごとに2~4銅銭(支店のレベルによる)「貸付の利息として銀1つこどに2~5銅銭(知名度による)」をもらい、預金中(銀2個を借りている)場合は利息として2銅銭を支払う。
  • 決算フェイズでは、預金、為替送金の期日を1つ消化し、その結果期日が満了したら、銀をストックに戻さなければならない。
    貸付期日も1つ消化し、期日が満了したら銀が本店に戻る。
  • 8ラウンド終了でゲーム終了。
    レベル2以上の支店による得点、送金トラックの得点、知名度トラックの得点、本店と支店の銀1つごと1点、手持ちの10銅銭ごとに1点を合計し、総得点の高い人が勝ち。



感想

●妻
概念がなかなか理解できなかった。
ルール全体はわかりやすいのに、為替送金の銀とキューブの置き方とか意味不明。
ゲームとしてはまぁ面白かったかな。

●ゆづ(9歳の娘)
難しかった!
どうやったら銅銭を貰えるのか、最初は全然意味がわからなかった。
でも、わかってきてから楽しくなってきたよ。

●ヨタくん(5歳の息子)
全然わからなかった。難しいよこのゲーム。

●自分
楽しかったです!
テーマが銀行というオリジナリティがそもそも凄い。
アクションスペースも6つだけなので、ルール全体はそれほど難しくないです。
ただ、勝ち筋を理解するのにとても時間がかかりました。

銀を調達して、その銀を元手に、支店に開設したり、貸し付けたりして収入を増やしていく、という図式がなかなか理解できませんでした。通常の拡大再生産とは全く異なるプレイ感。

要するに、預金や為替送金で一時的に預かった銀を使って、貸付や支店開設で銅銭を稼ぎ、その銅銭を銀に換えて返済するのが大きな流れ。
預かった銀はいつか返済しないといけないので、普通の拡大再生産ゲームのノリでウハウハ銀を運用していると返済時に足りなくなって大きな痛手に。
お金を沢山稼ぐためには、長期間(期間はダイスの出目による)銀を預かって効率的な運用をし、かつ返済のタイミングでその場所に必要な数の銀がある状態にしておく。このあたりの感覚が中盤までうまくつかめずフワフワしてました。
理解してからは非常に面白く、熱中しました。

ブログ書いててまたやりたくなりました。
変な中毒性があるように感じます。

総合評価

  • 総合評価:8
  • 独創性:10
  • わかりやすさ:6
  • システム洗練度:8
  • 間延び感の低さ(起伏):8
  • リプレイ性:8
  • コンポーネントの魅力:9
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):9
  • テーマ再現性:9
  • 戦術の幅:8
  • ドキドキわくわく感:8
  • 手番ごとの成長感:8
  • 攻撃性の低さ:9
  • 9歳児と本気で遊べる度:6
  • 5歳児も楽しそう度:2
  • 備考:銀と銅銭のコンポーネントの質高し!

~Fin~

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