・所要時間:60分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)
ゲーム概要
<テーマ>
アイスランドのレイクホルトで、野菜を育てて観光客にご馳走していくワーカープレイスメントゲーム。
<準備>
- プレイ人数に応じて、アクションボードの面と使うスペースを調整。
- 支援カードをランダムで5枚選択肢、ボード横に配置。
- 各プレイヤーはワーカーを3つ受け取る。
<ゲームの進行>
- 全7ラウンド構成。
- 各ラウンドは、「アクションフェイズ」「収穫フェイズ」「供給フェイズ」「帰宅フェイズ」の順に進行。
- 「アクションフェイズ」では、手番順にワーカーをアクションボードの任意のスペースに配置し、書かれたアクションを実行。
アクションは、下記など。- 温室を獲得する
- 野菜の種を獲得する
- 温室に野菜の種をまく
- 温室の野菜を収穫する
- 支援カードを獲得する
- 「収穫フェイズ」では、自分の全ての温室から1つずつ野菜を収穫。
- 「供給フェイズ」では、手元にある(温室にあるものはNG)野菜を観光客に提供し、得点トラックを進めていく。
アクションボードの周囲が得点トラックになっていて、 次のスペースに進むためには何の野菜をいくつ提供する必要があるか」が記載。
提供が可能であれば好きなだけ得点ボードを進めることができる。
※各ラウンドの供給フェイズ中に1度だけ、野菜を提供するのではなく野菜(の種)をもらうことで得点トラックを進められる。 - 「帰宅フェイズ」では、アクションボード上のワーカーを手元に戻す。
- 7ラウンド終了時にゲーム終了。
得点トラックが最も進んでいるプレイヤーの勝ち。
感想
●妻
ウヴェさんのゲームなのに、やることも得点計算もシンプルでびっくり!
プレイ時間も短くて切れ味が良いね!
でもシンプルな分すごい苦しいジレンマが、、、、。
●ゆづ(9歳の娘)
毎回野菜を支払って得点ボードを進めるんだけど、毎回必ず進めないと他の人に遅れちゃうのが怖くて、
もっとやりたいことに野菜を使えないのが苦しかった。
ジレンマがすごいね!
●ヨタくん(5歳の息子)
楽しかった!
野菜をたくさん育てて、一気にたくさん払って得点を進めていくのが超楽しい!
野菜を育てるゲームって何かいいよね!
●自分
ウヴェ様の作品の中でも切れ味の鋭さはピカ一!
やることはかなりシンプル。
畑を耕して野菜を育てていく牧歌的テーマなのに、選択のジレンマが半端なく、終始悶絶しっぱなしでした。
アグリコラ・ルアーブル・洛陽の門のような食料支払い義務はないけど、毎ラウンド野菜を支払い続けないと勝てないので、その意味での苦しさが抜群。
一見して食料義務がないから楽そうに見せて置いてずるいなぁ 笑。
切れ味が鋭すぎてちょっと疲れるプレイ感なので、何度も続けてプレイする気持ちにはなりにくいものの、プレイ時間が短めの上、プレイ感に中毒性があるため、一定周期で遊びたくなるゲームです。
ただの拡大再生産ではない切れ味を求める人にお勧め。
総合評価
・総合評価:8
・独創性:8
・わかりやすさ:8
・システム洗練度:9
・間延び感の低さ(起伏):8
・リプレイ性:7
・コンポーネントの魅力:7
・脳汁感(ジレンマ味わい度):8
・テーマ再現性:7
・戦術の幅:7
・ドキドキわくわく感:7
・手番ごとの成長感:8
・攻撃性の低さ:8
・9歳児と本気で遊べる度:9
・5歳児も楽しそう度:9
・備考:ウヴェ様がテーマに取り上げる街や村はとても魅力的で、いつか旅行に行きたくなります。レイクホルトもいつかは行ってみたい!
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