・所要時間:30分
・今回の人数:3人(俺、妻、ゆづ)
ゲーム内容
サンスーシ宮殿で、9つのスタート地点から、効率よく庭園を下っていくためにタイルを配置するゲーム!
- 各プレイヤーに、庭の書かれた個人ボードと、全員同じ内容の18枚手札セットが配られる。
庭は、横9マス × 縦6マスで、横は、9種のテーマ(彫像や噴水など)で、縦は1~6の数字。
スタート時は、貴族駒9個が1行目のマスに置かれる。
- 中央には個人の庭ボードに配置できる各種タイルが、オモテ面で10枚置かれている。
- 手札は自分の山札から常に2枚になるよう補充。
自分の手番では、手札カードから1枚プレイ。
カードには、中央ボードの『どの場所からタイルがとれる』という条件が書かれているので、指定のタイルをもらう。 (中央ボードのタイルは常に補充)
- とったタイルは、中央ボードのどこにタイルが置いてあったかで、個人の庭ボードの何行目(1~6)に置けるか決まっている。
タイルには9種のテーマのいずれかが書かれているため、どの列に置けるかも決まっている。
つまり、中央からとった瞬間に、個人ボードのどこに置くか決まっている。
よって、中央ボードとにらめっこをしながら、手札のどれをプレイするか、あるいは残しておくか、考え続けることが重要。
- 個人ボードにタイルを置いたら、任意で貴族駒を下に移動させる。
貴族は庭タイルが繋がっている限り、縦横自由に動けるが、移動前と同じ列で、移動前より下でとめないといけない。
とめた位置の行の数字(1~6)が点数として即座に入る。
- 手札を18枚プレイしたら終了。
点数の高い人が勝ち。
<高感度ポイント>
- 見た目が美しい。
優雅な気持ちになる。
- 自分の庭が完成していく様子にワクワクできる。
- 18ラウンドピッタリで終わるので、計算をしやすい。
- 美しい見た目と裏腹に、とてもパズル的思考が要求される。
ずっと考え続けてフルに頭を使うので、頭がやわらかくなりそう。
感想
2019年当時
●妻
面白い!
けど、考えすぎて酔う。
●ゆづ(娘。6歳)
まぁまぁ楽しい。
ちょっと難しい。
●自分
そこまで期待してなかったけど、予想を裏切る面白さで、夢中になった。
6×9、合計54マスの庭に、18回のラウンドで18枚のタイルを配置し、18回分貴族を移動させて点数をとる。
貴族の移動のみが点数なので、18回中1回でも移動させないと損なため毎回移動させるのだが、できるだけ高得点のマス(4以上)に移動させたい。
それを常に考えながら、中央ボードから必要タイルを探し、それを得られる手札をプレイしていく。
「貴族の位置 → 個人ボードの必要タイル → 中央ボードのタイルの入手条件 → 手札カードのマネジメント」と、考える要素が多く、勝つためには頭をフル回転。
ゲームが終わった後は、心地よい疲労感に包まれる。
ゲームで疲れるのはあまり好まないけど、このゲームの疲労感はそこまでではなく、十分リプレイ性がある。
ぷよぷよ や、ピクロスが好きな人は、絶対はまると思う。
俺は両方ともそれなり先だったので、このゲームもかなり満足!
<更新>
何となくまたやりたくなって、妻、娘と2連続で勝負した。
やればやるほどプレイ時間が短くなるのと、主に縦ラインを揃える戦術と横ラインを狙う戦術、揃えず貴族をとにかく下へ向かわせる戦術と、色々試してみたけど、いずれも良い勝負になる。
単調かと思ったけど、戦術の幅もあって、楽しいので評価を1段階アップして、7へ。
総合評価
・総合評価:6→7
・独創性:7
・わかりやすさ:7
・システム洗練度:7
・間延び感の低さ(起伏):7
・リプレイ性:7
・コンポーネントの魅力:7
・脳汁感(ジレンマ味わい度):7
・テーマ再現性:6
・戦術の幅:7
・ドキドキわくわく感:7
・手番ごとの成長感:7
・攻撃性の低さ:7
・6歳児と本気で遊べる度:5
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