・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)
・プレイ時間:2時間
ゲーム概要
探検、科学、技術、軍事の4つの文明を発展していきつつ、自分の首都シートに建物を建てていくゲーム。
- メインゲームボード上には、探検、科学、技術、軍事の4種類のトラックがある。
- 各プレイヤーは、プレイヤーごとに特殊効果の異なる文明シートを選び、収入シート・首都ボードとともに手元に置く。
- 手番では、下記のどちらか1つを実行。
- 「必要な資源を支払って4種いずれかのトラックの自分の駒を1つ進めるて、進めた先のアクションを実行してボーナスを得る」
- 「収入フェイズを行う」
- 各トラックとも、先に進めれば進めるほど必要な資源(コスト)が多くなる。
- 「探検」トラックを進めていくと、中央ボードに土地タイルを置くことができ、タイルに書かれたボーナスを獲得できたり、探検建物コマを自分の首都ボードに置けたりする。
また、一定以上のレベルに一番早く到達したプレイヤーは、探検分野の巨大な世界遺産建物を自分の首都ボードに置ける。
- 「軍事」トラックを進めていくと、中央ボードの土地に自分の支配コマを置けたり、軍事ダイスを振ってボーナスを獲得できたりする。
また、軍事建物コマを自分の首都ボードに置ける。
また、一定以上のレベルに一番早く到達したプレイヤーは、軍事分野の巨大な世界遺産建物を自分の首都ボードに置ける。
- 「技術」トラックを進めていくと、技術カードを入手することができ、自分の首都ボードの隣に配置できる。
この技術カードは収入フェイズごとに大きなボーナスをもえらる。
また、技術建物コマを自分の首都ボードに置ける。
一定以上のレベルに一番早く到達したプレイヤーは、技術分野の巨大な世界遺産建物を自分の首都ボードに置ける。
- 「科学」トラックを進めていくと、他の3種類のトラックを進める効果を得られる。
また、科学建物コマを自分の首都ボードに置ける。
一定以上のレベルに一番早く到達したプレイヤーは、科学分野の巨大な世界遺産建物を自分の首都ボードに置ける。
- 収入フェイズは、ゲームスタート時の1回を含め、合計5回まで自分のタイミングで実行できる。
5回目の収入フェイズを終えたプレイヤーはゲーム終了となる。
- 収入フェイズは、「文明シートの収入(プレイヤーごとに異なる)」「ラウンド中に入手した錦旗カード1枚をプレイ」「技術カードのレベルを1つ上げてボーナスをもらう」「個人の収入シートに記載されている資源や勝利点の収入を得る」の順に行う。
「個人の収入シートに記載されている資源や勝利点の収入を得る」の際は、首都ボードに建てた建物が多ければ多いほど資源や勝利点を多数もらえる。
- 全員が5回の収入フェイズを終えたらゲーム終了。
様々な要素から得る勝利点の合計が最も高い人が勝ち。
感想
2020年当時
●妻
面白かったかな。
手番でやることはすごくシンプルだけど、その後の効果が色んな種類があって、理解するまでちょっと大変だった。
でも建物コマも立派だし、自分の首都ボードを建物で埋める感じは悪くないと思う。
●ゆづ(8歳の娘)
面白かった!
ちょっと長いけど、自分の番でやることは、4つのうちのどれか1つを進めるだけだったから、そんなに考えなくても大丈夫だった。
●ヨタくん(4歳の息子)
ちょっと長かったので、途中で飽きちゃった。
でも、大きな建物を置くの、楽しかった!
●自分
1回目のプレイにめっちゃ時間がかかっちゃいました。
ルールはそんなに難しくないはずなのに、細かな処理が多くて慣れるまで大変な印象。
あと、ルールブックで、解釈が難しいところが要所要所にあって、いちいちプレイ中に止まってしまったのが残念。
でも、全体を通して、「4つの文明トラックのいずれかを1つ進めて、効果を発揮する」「自分のタイミングで収入フェイズを行う」というだけなので、慣れてしまえば没頭できます。
探検と軍事の力でどんどん土地を制圧していくプレイや、科学特化で技術カードで勝利点を稼ぎまくるプレイ、探検特化で土地を切り開きまくるプレイ、軍事特化で土地を制圧しまくるプレイ、満遍なくトラックを進めて首都ボードを建物コマで埋めまくるプレイなど、いろんな戦略がとれるのも魅力。
何より、建物コマのコンポーネントが本当に素晴らしく、首都が建物で埋まっていく雰囲気がすごく良い。
これぞボードゲームって感じです。
何度も何度も繰り返し遊べる、素晴らしい作品だと思いました。
総合評価
- 総合評価:8
- 独創性:9
- わかりやすさ:7
- システム洗練度:9
- 間延び感の低さ(起伏):8
- リプレイ性:8
- コンポーネントの魅力:10
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):7
- テーマ再現性:8
- 戦術の幅:10
- ドキドキわくわく感:7
- 手番ごとの成長感:9
- 攻撃性の低さ:8
- 7歳児と本気で遊べる度:8
- 4歳児も楽しそう度:2
- 備考:ボードゲームの楽しさを全て凝縮して上手くまとめたデザイナーの手腕:10
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