チューリングマシン(Turing Machine)

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今日ご紹介するボードゲームは、頭がヒートアップする数字推理ゲームです。

皆さんは推理ゲームはお好きですか?
俺はかなり好きで、「クリプティッド」「ディセプション」「ヨメン」「4人の容疑者」など、ジリジリした推理合戦が大好物。

本作は、数字の推理という、かなりロジカル寄りな推理ゲームとのこと。
よだれが出ます。

早速レッツプレイ!



チューリングマシン(Turing Machine)

・所要時間:20分
・プレイ人数: 1人〜4人

ゲームの内容

<ジャンル>

  • 論理的思考による数字推理ゲーム。
  • 「1~5の数字を組み合わせた3桁の数字」を全員で推理し、誰が先に当てるか競う。

<準備>

  • 中央に、「要件カード」「判定カード」「パンチカード」を指示に従って配置。
  • 設問数は全700万問以上。
    設問ごとに「要件カード」と「判定カード」の組み合わせが決まっていて、設問ごとに難易度が設定されている。
  • 「パンチカード」:
    ▲・■・●ごとに1~5までのいずれかの数字が書かれている。
    3枚のパンチカードを選択肢、重ね合わせて3桁の数字をつくる。
  • 「要件カード」:
    ▲(左の数字)、■(中央の数字)、●(右の数字)についての何かしらのヒントが記載されている。
  • 「判定カード」:
    「パンチカード3枚を重ねて作った3桁の数字」を重ねることで、その3桁の数字が、該当の要件カードの条件に対して「〇」か「×」か表示される。

<ゲームの流れ>

  • 各ラウンドにおいて、全プレイヤーが同時に「パンチカード」3枚を組み合わせて数字をつくり、中央に並んだ「要件カード」を1つずつ選択し、「判定カード」に重ねて自分だけ秘密裏に判定をチェックし、メモをとる。
    これを1回~3回実施する。
  • どの設問でも、正解となる3桁の数字はただ一つ。
    判定を繰り返して情報を整理しながら、正解となる3桁の数字を推理していく。
  • 全員が完了を宣言したらラウンド終了。
  • 全員で一斉に正解(正しい3桁の数字)がわかったか否かを宣言し、1人以上わかったプレイヤーがいたら、それぞれ秘密裏に回答を確認して答え合わせ。
    はずれたらそのプレイヤーは脱落。正解したプレイヤーがいたら、そのプレイヤーの勝ち。
    同時に正解したプレイヤーがいたら、それまでのラウンドで「判定を実施した回数の合計」が少ない人の勝。

感想

●妻
これは好きなゲーム。
めちゃくちゃ面白い!!
難しいんだけど、一つずつ解を潰していく感じがたまらない。
数学的思考が必要だから、子供たち頭良くなるだろうなぁと期待もしちゃう。

●ヨタくん(7歳の息子)
難しいけど、物凄く楽しい!!
数字を推理していくの、楽しいね。
やればやるほど頭が良くなりそう。
最初はパパとママに勝てなかったけど、慣れてきたら難しい設問でも勝てるようになってきて嬉しい!

●自分
素晴らしい完成度の推理ゲーム。
これぞ論理的推理ゲームです。

タギロンやドメモなど、数字宛て推理ゲームの傑作は多数ありますが、このゲームも究極的に頭を使いまくります。
他のプレイヤーよりも少ないヒントでいかに正解をあてるか、毎ラウンドヒリヒリした展開が続きます。完全に論理の積み上げだけの勝負ではなく、要件カードの選択に順番による運の要素もあるため、負けた時の言い訳もできて、心理的安全性が保たれています(笑)

恐らく歴史に残る名作ゲームとして、長く遊ばれると思います。



総合評価

  • 総合評価:9
  • 独創性:10
  • わかりやすさ:7
  • システム洗練度:10
  • 間延び感の低さ(起伏):9
  • リプレイ性:9
  • コンポーネントの魅力:8
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):10
  • テーマ再現性:10
  • 戦術の幅:8
  • ドキドキわくわく感:8
  • 手番ごとの成長感:10
  • 攻撃性の低さ:10

~Fin~

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