U.S.テレグラフ (U.S. Telegraph)

所要時間:45分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)

ゲーム概要

U.S.テレグラフは、個人の建物タイルを配置していき、2つの都市タイルを繋ぐか、自分のタイルを置ききることを目指すゲーム。

  • 各プレイヤー、同じ構成の30個の建物タイルをシャッフルし、4つの山札に分けて個人ボードに設置。
    ゲームスタート前に各山から1枚ずつオープンし、個人ボードの該当の建物タイルの絵の上に配置。
    建物タイルにはそれぞれ中央ボードに配置するためひ必要な資源の種類と数が書かれている。
  • 手番では、「山札から建物タイルを2枚までめくり、配置するか個人ボードの該当の建物の絵の上に置く」か、「個人ボードにオープンになっている建物タイルを3つまで建築する」「資源カードを3枚入手」のいずれかを実施。
  • 建物タイルを中央ボードに配置する際、同種連番のタイルを昇順で前のタイルの隣に配置すれば無料で置ける。
    また、中央ボード上の配置スペース含めた隣接マスに資源マークがある場合、そのマークの分支払うべき資源が少なくなる。
  • 特定のタイルを全て建築すると、職人コマをもらうことができ、以後職人コマを支払うことで手番で行えるアクションを1つ増やせる。
  • 4つの山札のうち1つがなくなったターンでは、中央ボードのパーツを1つ加えることができる。
  • 「自分の30個の建物タイルを全て建てる」か「中央ボード上の大都市タイルのうち2つを自分の建物タイルでつないだ」プレイヤーが出たら、そのプレイヤーの勝ちで終了。



感想

2020年当時
●妻
不思議なプレイ感のゲーム。
資源カードや建物タイルを引くランダム性による適度な運の要素はあるけど、タイルの無料配置や割引が強いので、戦術性の高いアブストラクトゲームかな。

●ゆづ(8歳の娘)
どうやったら勝てるんだろう。
うまく資源を集めるのが難しくて、思うように建物タイルを置けなかったな。

●ヨタくん(4歳の息子)
楽しかった!
たくさん資源カードを集めまくって一気に建物タイルをおけたら勝てたよ!
でもどの建物を置いたら安くなるか、とかは、よくわからなかったな。

●自分
手番でやることも達成すべき目的も明確な、非常にシンプルなデザインのタイル配置ゲーム。

基本的には資源カードを集めて建物タイルを建てていけばよいのだけど、ポイントはいかに無料or割引で効率的にタイルを置いていくか。
また、2都市を結びつける勝利方法を狙おうとしても、必ず誰かにブロックされてしまうため、途中で追加できる中央ボードを効率的に配置することも重要。

アブストラクトチックだけど、適度な運の要素のある良いゲームです。
誰かが勝ちそうな時に、誰かが自分の特のためじゃなくてそのプレイヤーの勝ちを防ぐためだけの行動(いわゆる”おしごと!)をしなくてはいけないところが、若干イマイチかな。



総合評価

  • 総合評価:6
  • 独創性:8
  • わかりやすさ:7
  • システム洗練度:6
  • 間延び感の低さ(起伏):6
  • リプレイ性:7
  • コンポーネントの魅力:6
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):6
  • テーマ再現性:5
  • 戦術の幅:6
  • ドキドキわくわく感:7
  • 手番ごとの成長感:7
  • 攻撃性の低さ:5
  • 8歳児と本気で遊べる度:7
  • 4歳児も楽しそう度:6
  • 備考:みんなが自分のことだけ考えたプレイをすると、いきなり誰かが上がる淡泊なゲームになっちゃいます。

~Fin~

下記バナーを応援クリックいただけると嬉しいです!m(_ _)m
にほんブログ村 ゲームブログ アナログボードゲームへ
にほんブログ村

コメント