・所要時間:80分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)
ゲーム概要
プレイヤーボード上のタイルとプレイヤー駒を中央ボードの各エリアに配置して、エリアごとのマジョリティをとって勝利点を獲得する陣取りゲーム。
- プレイヤーボードには多数の床タイルが裏向きで置かれているバックパックエリアと、床タイルが表向きに置かれて手番の時に中央ボードに置ける床タイル置き場がある。
床タイルは2マス分の大きさで、各マス3色のいずれか。
- 中央ボードはAからFと中央のXの7つのエリアで構成。
各エリアは多数のマス目にわかれていて、プレイヤーはこのマス目にタイルを置いていく。
また、エリア名と特殊効果が書かれたカードをシャッフルして、各エリアの横に1枚ずつ設置。
各プレイヤーに3枚ずつ配布したらゲームスタート。
- 手番では、手札から一枚カードをプレイし、カードのエリアに自分の床タイル置き場の床タイルを一枚配置。
配置したタイルに自分の駒を置き、そのエリアの横にあるカードを手札に補充。
その後、山札からそのエリアの横にカードを補充するが、その際に赤マークのカードが置かれるとバースト値が1上がる。
バースト値が4まで上がるとバーストとなり、今置いたタイルの周囲8マスの駒が捨てられる。
最後に、置いたカードの特殊効果を発動したら手番終了。
- カードの特殊効果は、「バックパックから指定の枚数の床タイルを床タイル置き場に補充できる」「魔力値を指定の数上げる」「指定の大きさの宝物をとってバックパックの空きスペースち置ける」「1勝利点を獲得する」など。
- 自分の手番の時に、同じ色の床タイルが7マス分連続している場所があれば、オベリスクを置ける。
置いたボーナスとして、バックパックから床タイル置き場に、床タイルを2枚移動できる。
- 以上を繰り返し、プレイヤーボードに床タイルがなくなった人が出たら、ゲーム終了に向かう。
残り3ターンは、床タイルを置く代わりに、出したカードのエリアに既に置いてある自分の駒の隣に駒を置き、カードの特殊効果を発動するのみ。
全員が3ターンやると、全員の手札がなくなるので、ゲーム終了。
- Aエリアから順に、同じ色のタイルのつながりが最多の箇所を確認。
そこに置いてある駒の数が最多の人に4点入る。
駒数が同じ場合は魔力値が高いプレイヤーが勝利点を得る。
次に、2番目に大きい箇所を確認し、そこに駒数を最も置いたプレイヤーは2点を得る。
なお、各エリアにオベリスクが置かれていたら、置かれている数に応じて1位、2位でもらえる上記勝利点がUPする。
- エリアマジョリティの勝利点を計算後、プレイヤーボードの宝物に書かれた勝利点と、プレイしたカードの勝利点を合算し、最も高い人が勝ち。
感想
2020年当時
●妻
うーん、、。
最初は面白かったんだけど、途中から待ち時間が長くて間延びしたなぁ。
手番でやるアクションの順番が覚えにくいからかなぁ。
●ゆづ(8歳の娘)
普通だった。
なんか、みんながやってるのを待ってる時間が長くて、途中で他の遊びをしたらパパに怒られちゃった。宝物をもらえるのは嬉しかった。
●ヨタくん(4歳の息子)
難しかった!
欲しいカードはあったけど、タイルはどこに置いたらいいのかわからなかった!
●自分
よく練り込まれたゲームシステムの陣取りですね。
パトリツィアのシステムに似ていて、補充する手札と置きたいエリアの両方を考えてプレイしていくのが楽しいです。床タイルが繋がっていく感じがわくわくするし、バーストのシステムもいい感じの味付けになってる。
ただ、手番でやるアクションの順番の覚えにくさかゲームのテンポを悪くしてるかな。カードを出したら、特殊効果をすぐに発動したくなるところを、一度我慢してタイルを置いて、カードを手札に補充してバースト確認処理した後、最後にもう一度出したカードを確認して特殊効果処理をする。この辺の流れが直感的でないため、いちいちプレイが止まり、ダウンタイムがながくなってしまったのが残念。
ゲーム自体はよく考えられていて、かなり本格派です。
我が家は俺以外陣取りがあまり好きじゃないので評価が辛口になるけど、陣取り好きな自分としては、またやりたくなるレベルのゲームでした。
総合評価
- 総合評価:6
- 独創性:7
- わかりやすさ:6
- システム洗練度:6
- 間延び感の低さ(起伏):6
- リプレイ性:6
- コンポーネントの魅力:7
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):7
- テーマ再現性:7
- 戦術の幅:6
- ドキドキわくわく感:6
- 手番ごとの成長感:7
- 攻撃性の低さ:6
- 8歳児と本気で遊べる度:7
- 4歳児も楽しそう度:2
- 備考:バーストして周りの駒をぶっ飛ばした時の快感。
~Fin~
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