・所要時間:20分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)
ゲーム概要
美術館員と画家になり、贋作の美術館への持ち込みを防ぐ協力ゲーム!
- テーブル中央にベルラッティカードを置く。
絵画カードを混ぜて各プレイヤーに配り手札にし、残りの絵画カードは裏向きで山札に。
- キャラクターカード(美術館カードと画家カード)を指定された枚数だけ配布。
毎ラウンド終了後、キャラクターカードを時計回りにローテーション。
美術館員は、山札から絵画カード2枚を引き、表にしておく。
これがテーマ絵画となる。
- 画家は手札のカードの中から、場の2つのテーマ絵画に近いものを手札から選び、裏向きでそれぞれ対応する絵画カードのそばに配置。
その後、山札から4枚の絵画カード(以下贋作)を引いて混ぜる。
混ぜた絵画カードを場にオープン。
- 美術館員は、場のカードの中から、画家が出したであろう絵画を予測し、それぞれの絵画の中から1枚ずつ選び出す。
例えば、テーマ絵画がサッカーボールで、オープンされた絵画カードの中に「南米の地図」の絵画カードがあったら、サッカーからの連想で選ぶ、など。
- 画家は、美術館員が割り当てた絵画カードを確認し、合っているか否かを答え合わせ。
合っていたら、絵画1枚につきプレイヤーチームが1点獲得。
贋作が選ばれてしまっていたら、絵画1枚につき贋作者(ベルラッティ)が1点獲得。
- 以上を繰り返し、贋作者の得点が6点になったらゲーム終了です。
その時点でチームの得点が15点以上なら勝利!
感想
2019年当時
●妻
ディクシットとか、この絵の連想系ゲームはあまり面白いと思わないけど、それなりに楽しめたかな。
●ゆづ
楽しかった!
連想ゲームって面白いね!
●自分
ディクシット好き、連想系ゲーム、コミュニケーションゲーム好きの俺には大好物のゲームです。
ルールを読んだ印象では、すごくシンプルなので、ともすると盛り上がりに欠けそうな気がしたけど、カードの種類の豊富さと、美術館員同士が、「パパはサッカーからならブラジルを連想すると思うから、これじゃない?」とか、話しているのを画家の立場で聞いているのがとても楽しい。
一見関係のない2つの絵画(物体)でも、何かしら理屈をつければつけられるんだなぁと実感。
「シャドウズアムステルダム」だと、同じ連想系協力ゲームでも、2つのタイルの絵が抽象的なため、色やそこに移っている数、など、淡泊な連想になってしまったことと比較すると、よくできていると思う。
ただ、ちょっと残念なのは、贋作として4枚の絵画カードを引いて混ぜる際、たまたまテーマに近いカードが入ってしまった時。
この場合、なすすべなくその絵画カードが選ばれてしまい、台無し感が大きい。
このゲームのシステムだと、この絵画カードの引き運は蛇足感が否めない。
鮮やかに連想を当てあう気持ちよさをもう少し増やすために、画家が1つだけヒント(連想の方向性など)を伝えるなど、ルールをアレンジした方が面白くなりそうな気がするけど、どうだろう?今度やってみよう。
小箱のカードゲームなので、ちょっとした時に持参してみんなでやっても盛り上がりそう。
総合評価
- 総合評価:6
- 独創性:7
- わかりやすさ:6
- システム洗練度:6
- 間延び感の低さ(起伏):5
- リプレイ性:7
- コンポーネントの魅力:5
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):6
- テーマ再現性:6
- 戦術の幅:5
- ドキドキわくわく感:7
- 手番ごとの成長感:5
- 攻撃性の低さ:10
- 7歳児と本気で遊べる度:9
- 3歳児も楽しそう度:6
- 連想が当たると親密感が増しそう度:8
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