・所要時間:90分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)
ゲーム概要
<テーマ>
イーオンズエンドは、強大な敵「ネメシス」に協力して立ち向かう魔法使いがテーマのデッキ構築型協力ゲーム。
<準備>
◆各プレイヤーの準備
- 8種類あるプレイヤーマットの中から好きなキャラクターを選ぶ。
- キャラクターボードに記載されている手札、デッキを受け取る。
- 1~4の破孔タイルをキャラクターボードに記載されている向きに設置。
- 10点分の体力トークンを受け取る。
◆全体の準備
- グレイヴホールド(プレイヤー陣営の拠点)の耐久力ダイヤルを「30」にセットします。
- サプライカード(宝石カード、遺物カード、魔法カード)を全27種類から9種類用意し、種類ごとに分けて表向きで中央に配置。
- プレイヤー人数に応じたターン順カードを用意し、シャッフルする。
- 4種類のネメシスから1体を選び、該当のネメシスボードを用意。
体力ダイヤルを、ネメシスに応じた数値に設定。
ネメシスごとに指定されたカードを用意し、1~3のレベルごとに分けてシャッフルし、一番下がレベル3、一番上がレベル1になるように設置。(= ネメシスデッキ)
<ゲームの進行>
◆ターン順カードの山札から1枚引いて、手番プレイヤー(orネメシス)を決める。
※山札が尽きたらシャッフルして再度山札を作る。
◆プレイヤーの手番の場合、以下の3フェイズを順に実行。
- 呪文発動フェイズ
- 破孔タイルにプロットされている呪文を発動(= キャスト)。
- ネメシスにダメージを与えるなどして、使用し終わったカードは自分の捨て札置き場に。
- ダメージは、ネメシスorミニオンのどちらかを選んで与える。
- ダメージを与えた結果、ネメシスの体力が0になったらプレイヤー達の勝ち。
- ダメージを与えた結果、ミニオンの体力トークンが0になったら、そのミニオンをネメシスの捨て札置き場に捨てる。
- メインフェイズ
- サプライからカードを購入:宝石カードなどをプレイすることで得たエーテル(=お金)を支払って、サプライカードを好きなだけ購入。購入したらすぐ自分の捨て札置き場に。
- 破孔タイルに呪文をセット:開放済の破孔タイルが空いていれば即設置OK。未開放の破孔タイルは、コストを支払って90回転させた上で呪文カードをプロット。
- キャラクターボード上の特殊能力マスにチャージトークンを1つ載せる:満タンになったら、キャラクターごとの強力な能力を発動。
- 手札補充フェイズ
- このターンでプレイしたカードを任意の順番で自分の捨て札置き場に。
- 自分のデッキから手札が5枚になるまで補充。
※デッキがなくなったら、捨て札置き場のカードを順番を変えずにそのままひっくり返して山札にする。
◆ネメシスの手番の場合、以下の2フェイズを順に実行。
- ミニオン・パワーカード効果発動フェイズ
- 前の手番で既にプレイされているネメシスカードの効果を順番に発動。
- ミニオンカードは書かれている効果を発動。
- パワーカードは、パワーカードチップを1枚除去。除去した結果パワーチップがなくなったら効果を発動。
- グレイヴホールドの耐久力が0になったらプレイヤー達の敗北。
- プレイヤーにダメージを与えた結果、体力が0になったプレイヤーは疲弊状態になる。
- 全プレイヤーが疲弊状態になったらプレイヤー達の敗北。
- メインフェイズ
- ネメシスデッキからカードを1枚プレイ。
- ミニオンカード:前手番で既に出ているミニオンカードorパワーカードの隣に設置し、カードに記載されている数の体力トークンを配置。
- パワーカード:前手番で既に出ているミニオンカードorパワーカードの隣に設置し、カードに記載されている数のパワートークンを配置。
- アタックカード:即効果を発動。
- ネメシスデッキが尽きたらプレイヤー達の勝利。
- ネメシス固有の条件がある場合は、それが満たされてたらプレイヤー達の敗北。
◆上記を繰り返し、勝利条件or敗北条件を満たした瞬間にゲーム終了。
感想
●妻
敵がめっちゃ強いけど、カードを強化してどんどん追い詰めていく感じががたまらなく楽しいね!
やっぱりみんなで協力するゲームって楽しいよね。
最近やったスピリットアイランドと比べると協力している感じが強くてこっちの方が好きかな。
●ゆづ(9歳の娘)
最初はカードが弱くて全然勝てそうもないと思ってたけど、途中でパワーアップして勝てそうになってドキドキした。
でも結局最後は負けちゃったので、いいバランスの協力ゲームだなって思った!
●ヨタくん(5歳の息子)
勝てそうなのに途中から敵のカードが強くなっていきなり負けちゃって悔しかった!
でもみんなで協力して敵をやっつけるのがすごく楽しいから、またすぐやりたい!
●自分
めちゃくちゃ楽しかったです。登場するキャラクターもネメシスも個性的・魅力的だし、手番でやることもシンプルでとにかく遊びやすい。
破孔タイルを裏返したりデッキを増やしたりで成長しながら敵を倒していく流れや、ファンタジー世界への没入感はサンダーストーンに似てますね。
デッキ構築ゲームに、共通の強烈に強い敵オートマを登場させて協力ゲームにまとめ上げた発想力と、「敵が強くて勝てないことが多いがたまに勝てる」という絶妙な難易度設計手腕に脱帽。
手番順がランダムなのもドキドキして良いアイディアですね。
一方で、4人プレイだと手番順が9ターン後とかになる可能性があって、その待ち時間で間延びを感じることもあったので、2~3人プレイがベストかと思います。
基本ゲームが面白すぎて早速拡張も購入してプレイ。今後も続編が発売されるのが楽しみなゲームです。
「難易度バランス」と「すぐにハマれるシンプルで美しいルール」は、協力ゲームの中でパンデミックと双璧ではないでしょうか。
総合評価
・総合評価:8
・独創性:8
・わかりやすさ:8
・システム洗練度:9
・間延び感の低さ(起伏):7
・リプレイ性:9
・コンポーネントの魅力:7
・脳汁感(ジレンマ味わい度):8
・テーマ再現性:8
・戦術の幅:8
・ドキドキわくわく感:9
・手番ごとの成長感:9
・攻撃性の低さ:8
・9歳児と本気で遊べる度:9
・5歳児も楽しそう度:8
・備考:エネルギーをチャージしてめっちゃ強い必殺技を放てた時の快感がやばいです。
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