ブラス:ランカシャー(Brass: Lancashire)

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今日ご紹介するボードゲームは、2023年10月現在、ボードゲームギークで上位に入っている世界的名作、「ブラス ランカシャー」です。

我が家においては、特に俺が好きな蒸気の時代の作者「マーティンワレス」氏の代表作です。
以前、バーミンガムと「ランカシャー」が同時発売された際に、即バーミンガムを購入・プレイしましたが、その時はやや難しく、しばらくして手放してしまったゲーム。

それからしばらくし、ボードゲームギークで上位にランクインする快進撃を見るにつれ、今遊んだらもっと楽しめるのでは?という誘惑にかられるようになりました。

そして先日、我慢の防波堤が決壊し、まだ遊んでないから、という理由で「ランカシャー」を購入。

以前より楽しい印象を持てるでしょうか?
レッツプレイ!



ブラス:ランカシャー(Brass: Lancashire)

・所要時間:120~180分
・今回の人数:3人(俺、妻、ヨタくん)

ゲームの内容

  • 産業革命時代のランカシャー地方を舞台に、船や鉄道などの物流網の開拓、建物の建築、物品の販売をして発展していくゲーム。
  • ゲームは【運河の時代】(前半)と、【鉄道の時代】(後半)に分かれる。
  • 手番では下記より、2つのアクションを選択・実施。
    いずれのアクションでも、カード1枚のプレイが必須。
  • 建物の建設:
    コストを支払って中央ボード上に建物を配置。
    ┗炭鉱を配置したらその上に石炭を、製鉄所を配置したらその上に鉄を配置。
    ┗建物によっては、石炭/鉄が必要なものがある。石炭・鉄は誰のものかは問わず使える。
    ┗炭鉱/製鉄所は、上に置かれた石炭/鉄がなくなり次第裏返り、得点化&収入UP。
    ┗紡績所と港は、【物品の売却】アクションを実施すると裏返り、得点化&収入UP。
    ┗造船所は即裏返って、得点化&収入UP。
    ┗前半は1都市に1プレイヤーの建物は1つまでだが、後半はその制限はなくなる。
  • 船/鉄道の敷設:
    コストを支払い、運河の時代では船、鉄道の時代では鉄道を敷設。
  • 開発:
    鉄を支払って個人ボード上のレベルの低い建物を除去。
  • 物品の売却:
    紡績所と港のセットを裏返す。
  • 借金:
    収入を減らし、減らしたレベルに対応する金額を得る。
  • パス
  • 手番が終わったら、山札からカードを2枚手札に補充。
  • 手番が一巡したらラウンド終了。
    そのラウンドで支払ったお金が少ない人の手番順に変更し、自分の収入レベルに応じた収入を得たら、次のラウンドへ。
  •  山札が尽きて以降は、手札を補充せず続け、全員が手札を使い切ったら前半終了。
  • 前半の得点計算として、中央ボード上の自分の建物タイルと、船タイルから得点を獲得。
  • その後、メインボード上の、レベル1の建物を全て破棄し、全てのカードをシャッフルして既定の枚数プレイヤーに配布したら後半へ。
  • 後半の山札が尽き、全員が手札を使い切ったらゲーム終了。
  • 後半の得点計算として、中央ボード上の自分の建物タイルと、鉄道タイル、及び手元に残った金から得点を獲得。
  • 最終的に最も勝利点の高い人の勝ち。

感想

●ヨタくん(7歳の息子)
最初に遊んだ時は難しいと思ったけど、わかってくるとかなり楽しいね!
紡績所と港はすぐ得点化と収入UPができるからお勧めのアクションだよ!
あと、船と線路の点数がとても大事だった!
しっかり考えてやると点数がたくさん入ってくるから満足感があるね。

●妻
以前遊んだバーミンガムが全体的に直感的じゃなくて複雑で、このランカシャーもちょっと抵抗あったけど、ランカシャーよりはルールが把握しやすくて遊びやすく、楽しめた。

やるべきことの見通しが良いのと、前半と後半でプレイ感が変化するのが良いね。

●自分
流石は世界的に評価を受ける往年の名作。その名に恥じない完成度の高さです。

我が家は最初にバーミンガムを遊んだのだけど、その時よりも遥かに楽しく遊べました。
我々のボードゲームレベルが上がっているのもありますが、「ビール」システムがないところがシンプルさの理由かもしれません。

石炭や鉄を他のプレイヤーが使ってくれてもWIN-WINなところがギスギスしなくて良いですね。
建物も船/鉄道も、結局は先着なのでややマジョリティゲーム感強めだけど、マジョリティゲーム嫌いの我が家でも楽しいと感じたのは、建物を建てて輸入がパワーアップしていく拡大再生産感と、「他プレイヤーを邪魔する」というプレイがほぼないところですね。

ボードゲームファンなら1度は遊んで欲しいゲームです。



総合評価

  • 総合評価:8
  • 独創性:9
  • わかりやすさ:7
  • システム洗練度:9
  • 間延び感の低さ(起伏):8
  • リプレイ性:8
  • コンポーネントの魅力:8
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):8
  • テーマ再現性:8
  • 戦術の幅:8
  • ドキドキわくわく感:7
  • 手番ごとの成長感:8
  • 攻撃性の低さ:7

~Fin~

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