・所要時間:60分
・今回の人数:2人(俺、妻)
ゲーム概要
1930年代のニューヨークを舞台に12の事件を解決していく協力ゲーム!
- 事件ごとに手がかりカードセットが用意されているので、1つを選択。
カードセットの中から初期手がかかりカードを取り出して並べる。
- 調査カードとイベントカードをシャッフルして山札に。
そこから各プレイヤーに既定の枚数を配布したらゲームスタート。
- 親プレイヤーは並べられた手がかりカードの中からこのラウンドで挑戦するものを1つ選ぶ。
手がかりカードには達成のために必要なヒントアイコン(銃、札束、グラス、煙草など)が書かれている。
親プレイヤーは手札の中から調査カードを1枚プレイ。
調査カードの下側にはヒントアイコンが複数書かれているので、手がかりカードのヒントアイコンと同じものを同じ個数場に出すことを目指す。
親プレイヤーが1枚出したら、次のプレイヤーも同様に調査カードを1枚出すが、既に場に置かれている調査カードに1部重ねて出す必要がある。
その際、同じアイコンが重なるようにしないといけない。
- 調査カードの中には紙マッチマークが書かれているものがあり、それが場に出たら中央の紙マッチを1つ表にできる。
紙マッチは2つ以上表になっていたら、手番で調査カードを出す代わりに、調査カードを1枚引いたりマイナスのイベントカードを取り除いたりできる。
- アイコンが上手く重なる調査カードが手札にない場合、手札のイベントカードを1枚プレイし、残りの手札を捨ててそのラウンドから脱落。
イベントカードを出すと、以降のラウンドで達成に必要なアイコンが増えたり、特定の調査カードを捨ててからラウンドを開始するなど、マイナスの効果が発生してしまう。
- 手がかりカードのアイコンを全て満たせたら、その手がかりカードの裏面のストーリーを読むことができる。
基本的には他の手がかりカードが書かれているため、それらの手がかりカードを山札から場に追加して並べられる。
- 手がかりカードのアイコンを満たせず全プレイヤーが脱落した場合、調査失敗となり、中央にある3つの弾丸チップが1つ捨てられる。
弾丸チップが3つ捨てられて以降は、手がかりカードが1枚捨てられる。
- 以上を繰り返していき、その事件の手がかりカードが全てなくなったらゲーム終了。
「質問ブック」を開き、その事件に関する複数の質問に答える。
質問に回答後、「回答ブック」を開いて答え合わせ。
質問に答えられた数や、弾丸チップの残り数によって、評価(達成度)が決まる。
感想
2020年当時
●妻
調査カードを出すことがほぼ全てで、推理の要素はほとんどないので、思ったゲーム内容と違った。
調査カードを協力しながら出す感じは悪くなかったけど、ストーリーが特に面白いわけでもなく、その割にゲームが長いのでちょっと間延びしたかな。
●自分
「協力して知恵を出し合いながら犯人を捜していく協力型推理ゲーム」かと思ったら違いました。
協力して頑張るのは推理ではなく「手札マネジメント」で、手札マネジメントが上手くいったら、ストーリーは自動的に進んでいく。
ストーリーが面白ければやり応えはあるのだが、ミステリー小説のように凝ったものではなく安いストーリーが多く残念。
手札マネジメントをみんなでワイワイやって、ストーリーを無事進められた時の達成感を味わえる人なら楽しめるゲームです。
総合評価
- 総合評価:5
- 独創性:6
- わかりやすさ:6
- システム洗練度:4
- 間延び感の低さ(起伏):5
- リプレイ性:6
- コンポーネントの魅力:4
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):4
- テーマ再現性:4
- 戦術の幅:5
- ドキドキわくわく感:6
- 手番ごとの成長感:4
- 攻撃性の低さ:10
- 8歳児と本気で遊べる度:1
- 4歳児も楽しそう度:1
- 備考:ゲーム内容の意外性:10
~Fin~
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