チャレンジャーズ!(Challengers!)

こんにちは!ヒロです。
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今日ご紹介するボードゲームは、イツ年間ゲーム大賞 エキスパート部門の受賞作です。

ドイツ年間ゲーム大賞は、過去にカスカディア」「ジャストワン」「アズール」「キングドミノ」「ディクシット」「ドミニオンなどが名前を連ねる、万人受けする年間最高峰のボードゲームが受賞する賞。
本作はその2023年の大賞作品です。

「デッキ構築ゲームだけど、これまでと全く異なるプレイスタイル」とのこと。
デッキ構築ゲームが好きすぎて様々な種類のデッキ構築ゲームをやってきた我が家でも楽しめる作品なのか。

さて、どんなゲームでしょうか。
レッツプレイ!



チャレンジャーズ!(Challengers!)

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・所要時間:45分
・プレイ人数: 1人〜8人

ゲームの内容

  • 構築したデッキで1対1対戦。
    総当たり戦(全7試合)の結果、ファン数(勝利点)上位2名が決勝進出。
    決勝で勝利た方が優勝。
  • 各プレイヤーに同じ構成の初期デッキを配布。
    各プレイヤーは対戦表に従って対戦相手が決まる。
  • 対戦前に、対戦表の指示に従い、指定のレベルのカードを指定の枚数引き、指定の数を選んで自分のデッキに加える。(選ばなかったカードは中央の捨て札置き場に捨てる)
    その後、自分のデッキの中から好きな枚数破棄 (中央の捨て札置き場に捨てる)できる。
  • 対戦では、それまで獲得したトロフィーが多い方が先行。
    先行プレイヤーが自分のデッキからカードをめくり、そのカードの上にフラッグを載せる。
  • 後攻プレイヤーは、自分のデッキからカードをめくり、先行プレイヤーのカードの強さと比べる。
    先行プレイヤーのカードの数に達しなかったら、デッキからもう1枚めいくり、既に出していたカードの数字と合算して比べる。
    これを先行プレイヤーのカードの数以上に達するまで行う。
  • 先行プレイヤーのカードの数以上に達したら、フラッグを相手カードの上からそのカードの上に移動させる(フラッグ獲得)。
    先行プレイヤーは、出していたカードを全てベンチに移動させる。
    その後、今度は、先行プレイヤーが自分のデッキからカードを1枚めくり、後攻プレイヤーのフラッグが乗っているカードの強さと比べる。
    以降、これを繰り返す。
  • 各カードには、「強さ」と「属性」と「特殊能力」が記載。
  • 特殊能力は下記など、かなり多様。
    • 「フラッグを持っていない時(攻撃時)に強さが+2」
    • 「フラッグを持っている時(防御時)に強さが+1」
    • 「ベンチにいる時に、他のカードの強さを+1」
    • 「ベンチのカードを2枚捨てる」
    • 「フラッグ獲得時に、相手のデッキの一番上のカードを捨てさせる」
    • 「フラッグを失った時に、自分のデッキを見て、1枚のカードを一番底に配置できる」
  • いずれかのプレイヤーのデッキが尽きて出せなくなった時、もしくは、いずれかのプレイヤーのベンチが6枚を超えて溢れてしまった時に、そのプレイヤーの敗北で対戦終了。
  • 勝利したプレイヤーは、対戦表に従い、該当の「トロフィー」を獲得する。
    「トロフィー」の裏にファン数(勝利点数)が書かれていて、後半の対戦になればなるほどファン数が多くなる傾向がある。
  • 対戦表に従い、次の対戦相手との対戦に移動し、カードの追加 → 対戦 を実施。
  • 上記を繰り返し、全対戦(7回戦)が終了したら、全員の獲得したファン数を発表。
    上位2名が選ばれ、決勝戦を実施。
    決勝戦ではカードの追加はなし。
    この決勝戦で勝った人が優勝。

感想

●妻
超面白い!!
結構運の要素もあるので、強いデッキを作っでも必ずしも勝てないところが尚良い。
次回はいつも選ばないカードでデッキを作って勝ちたい!

●ヨタくん(7歳の息子)
楽しすぎる!!
カードが色んな種類が合って魅力的で、集めてて楽しい。
自分が集めたカードが勝手に戦って勝ってくれる感じが嬉しいんだよね。
何回遊んでも飽きないよ!

●自分
これは新しい!
デッキを構築すること自体の楽しさに全て振り切った意欲作。

ドミニオンを始めとするデッキ構築ゲームは、デッキを構築した上でカードをプレイし、更なる強力なカードの獲得、その先のマジョリティ争い、カードを使った勝利点の獲得など様々な目的を達成していくものが主流。

それに対して、このゲームはデッキを構築したら、後は1枚ずつめくっていくだけというオートマティカルプレイ。
ルールを読んだ時は、「これは本当に面白いのか?」と心配しましたが、いざプレイするとめちゃくちゃ面白い!

単純に強いカードをデッキに加えるだけではなく、特殊能力の相性が良いカードを考えたりと、カード追加の際にとてもワクワクします。

プレイ自体が簡単なので、ボードゲーム初心者でも早々に理解して一緒にプレイできるし、運の要素もそれなりに多いため強い人が常に勝つわけではないところも素晴らしい。

まさにドイツ年間ゲーム大賞受賞作に相応しい、快作です。
万人に超オススメ。



総合評価

  • 総合評価:9
  • 独創性:10
  • わかりやすさ:9
  • システム洗練度:10
  • 間延び感の低さ(起伏):9
  • リプレイ性:10
  • コンポーネントの魅力:8
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):8
  • テーマ再現性:8
  • 戦術の幅:8
  • ドキドキわくわく感:9
  • 手番ごとの成長感:9
  • 攻撃性の低さ:7
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~Fin~

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