カイト(Kites)

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今日ご紹介するボードゲームは、砂時計を用いたリアルタイム協力ゲーム「カイト」です。

砂時計を用いたゲームは、キッチンラッシュペンデュラム」、「タイムオブエンパイアを遊んだけど、3つとも、制限時間があってハラハラドキドキ凄く面白かったので、この作品も気になっていました。

しかも、他のゲームよりも凄くシンプルなルールで繰り返し遊べそう!と期待して購入。
早速レビューいってみましょう。



カイト(Kites)

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・所要時間:10分前後
・プレイ人数: 2~6人

<ゲームの目的>
砂時計の砂が落ちきらないように、みんなで協力して帆を上げ続けて、カードを出し切ろう。

<ゲームの準備>

  • 砂時計の砂が片側のみにあることを確認し横にしておく。

  • 全カードをシャッフルして、プレイ人数に応じて手札を配る。
    ※チャレンジカードは任意。入れると難易度が上がる。

  • 全員が手に取りやすい場所に残りのカードを山札として置く。

<ゲームの流れ>

  • 白の砂時計を立てて置き、手札を確認してゲームスタート。

  • 手札からカードを1枚自分の手元に出し、カードに書かれている色(マーク)と同じ砂時計をひっくり返す。
    • 横になっている砂時計の場合は砂が落ちるように立てる。
    • 複数個の色が書かれているカードは、該当する砂時計全てをひっくり返す。
    • 単色の場合はその色の代わりに「白の砂時計」をひっくり返しても良い。
      ※山札が無い場合は白の砂時計をひっくり返せない。
    • 相談は自由。
  • その後、山札から1枚引いて、次の人の手番となり、これを繰り返す。

  • 山札と手札のカード全てをプレイする、または、砂時計の砂が落ちきってしまったらゲーム終了。
    山札と手札の残り枚数から評価が決まる。

  • チャレンジカード:
    • 「嵐がきたぞぉカード」を引いた場合は、「嵐が来たぞ」と宣言し、次の自分の手番で必ずプレイする。プレイしたら、全ての砂時計をひっくり返す。山札が無い場合でも白の砂時計をひっくり返す。
    • 「絡まる凧カード」を引いた場合は、宣言せず、次の自分の手番で必ずプレイする。プレイしたら、全プレイヤーは両隣のプレイヤーにカードを1枚ずつ渡す。
    • 「飛行機カード」を引いた場合は、宣言せず、次の自分の手番で必ずプレイする。プレイしたら、飛行機カードをプレイした人が新たにカードをプレイするまで、全プレイヤーは会話、相談が禁止となる。



●ヨタくん(8歳の息子)
ひっくり返したい色のカードを持っていないと焦って、わけが分からなくなるのが面白いね。
嵐がくるぞカードが来ると凄くハラハラしちゃうよ。

●ゆづ(12歳の娘)
砂時計を早くひっくり返さなきゃっていうドキドキ感がたまらないね。
嵐がくるぞカードが出ると、全部ひっくり返さなきゃでパニックになって面白いね!

●夫
ルールがシンプルなのに、ワチャワチャ盛り上がれて楽しいゲーム!
協力ゲームは、ある程度ルールが複雑じゃないと盛り上がらないことが多いんだけど、その点このゲームはシンプルなのに面白い点が秀逸。何度もギリギリで全部達成できずに終わったので、絶妙なルールバランスなんだと思う。

協力ゲーム好きは確実に楽しめゲームだと思うけど、お酒を飲みながらやると絶対にこぼすのでご注意を!

●自分
砂時計系のゲームって、時間が決まっている緊張感があるから、ハラハラするし、本当に面白いよね。
しかも、嵐がくるぞカードが出ると、もうパニック。
そしてなぜか大爆笑!
何かちょっと間違っちゃったりもご愛敬。
協力ゲーム×砂時計ゲーム、面白いです!



  • 総合評価:8
  • 独創性:7
  • わかりやすさ:8
  • システム洗練度:8
  • 間延び感の低さ(起伏):8
  • リプレイ性:8
  • コンポーネントの魅力:8
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):8
  • テーマ再現性:8
  • 戦術の幅:7
  • ドキドキわくわく感:8
  • 手番ごとの成長感:7
  • 攻撃性の低さ:10
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~Fin~

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