・所要時間:90分
・今回の人数:3人(俺、妻、ヨタくん)
ゲーム概要
名作「マルコポーロの旅路」の独立続編!
前作のルールを基本に、ルールと要素がメンテされたもの。
色んな都市を巡り、商品やラクダを集めて依頼を達成するなどして勝利点を得ていくダイスワーカープレイスメントゲーム。
- 最初にキャラクタータイル1枚と任務カード1枚と依頼タイル1枚をもらったらゲームスタート。
- 各ラウンドの最初に全員手持ちのダイス5個を振って、このラウンドで使う目が決まる。
手番では、1人1つずつアクション(ダイスをやりたいアクションの場所に設置する)を行う。
これを全員がダイスを使い切るまで繰り返し、使い切ったらラウンド終了。
- アクションは下記など。
- 「商品・ラクダ・コイン・翡翠をもらうアクション」
- 「MAP上でプレイヤー駒を進めるアクション」
- 「依頼タイルをもらうアクション」
- 「ギルドタイルをもらうアクション」
- 「MAP上でプレイヤー駒を進めるアクション」では、通る道にコスト(ラクダ・コイン・翡翠)が書かれていたら、そのコストを支払う。
ギルドマークがある道は、マークと同じギルドタイルを持っていないと通れない。
都市に到達したら、自分の商館を置ける。商館を置いた都市によって、「一度だけボーナスをもらえる」「即座&毎ラウンドボーナスをもらえる」「書かれたアクションスペースを以後利用できる」などの特典がある。
- 手番では、アクションとは別に「指定の商品・ラクダ・コイン・翡翠を支払って依頼タイルを達成する」「指定の商品・ラクダ・コイン・翡翠を支払ってギルドタイルをアップデートする」などができる。
また、ラクダを支払うことでダイスの目を変えたり、追加ダイス(黒ダイス)をもらえたりする。
- アクションスペースは2種類あり、茶色のスペースは先着で1人しかダイスを置けない。青色のスペースは、先に人がダイスをおいていた場合、 自分が置くダイス目の数の分のコインを払う必要がある。
また、自分の色のダイスが置いてあるところのアクションをもう1回することはできない。(黒ダイスなら可)
- 手元のダイスを全て置き終わったプレイヤーは以降手番をパス。
全プレイヤーがダイスを置き終わったらラウンド終了。
5ラウンド終わったらゲーム終了。
- ボーナス点として下記をもらう。
- 最初に配られた任務カードの達成点
- 自分の商館を置いた都市の種類数に応じた得点
- あまった商品・翡翠2個で1点。
- あまったコイン10個で1点。
- 依頼達成数が1位なら8点、2位なら4点。
- ゲーム中に得た勝利点にこれら終了時ボーナスを加え、最も大きな点数の人が勝ち。
- ちなみに今作も様々なキャラクターがあり、ゲーム開始時に決まったキャラクターの特殊能力はゲーム中ずっと効果が発揮される。
「通行料が一切かからない人」「依頼タイルを達成する度に翡翠がもらえ、翡翠をもらう度に1点もらえる人」「毎ラウンドダイスを振るたびに出目に応じたボーナスをもらえる人」「MAP上のプレイヤー駒を2つにできる人」「オアシスを無視して都市から都市に移動できる人」など。
前作ほどのぶっ壊れ度はなく、落ち着いた効果な印象。
感想
2020年当時
●妻
前作も相当面白かったけど、今回も面白い! 前回よりも待ち時間が少なく、間延びが少なかった気がする。またやりたい!
●ヨタくん(4歳の息子)
ヨタくん、このゲーム好き!
依頼をたくさん達成して点をもらえると嬉しいよ!
●自分
前作からの改良がとても美しくはまっていて素晴らしい!
巡った都市の得点が前作よりも高くなっているので、依頼タイル達成特化の戦術だと勝ちにくくなり、依頼と旅をバランス良くちょいガミしていくユーロスタイルのプレイが必要になっていて個人的に好み。
キャラクタータイルの能力もだいぶ落ち着いてます。前作は、ぶっ壊れたキャラクター能力と、依頼達成特化などの特価戦術ができたため、かなり尖ったプレイができていたので、それはそれで面白かったのだけど。まろやかになった今作は好みは分かれると思う。
いずれにせよ、相当ハイレベルに楽しいゲームで、傑作と言えると思います。
総合評価
- 総合評価:8
- 独創性:7
- わかりやすさ:7
- システム洗練度:9
- 間延び感の低さ(起伏):9
- リプレイ性:8
- コンポーネントの魅力:8
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):9
- テーマ再現性:8
- 戦術の幅:8
- ドキドキわくわく感:8
- 手番ごとの成長感:9
- 攻撃性の低さ:8
- 8歳児と本気で遊べる度:9
- 4歳児も楽しそう度:9
- 備考:ダイスワーカープレイスメントの王、ここにあり
~Fin~
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