金星の商人 (MERCHANT OF VENUS)

・所要時間:120分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)

ゲーム概要

星をまたにかけ、商品を仕入れたり売ったり、顧客を希望の星へ運んだりしてお金を稼ぐすごろくゲーム!

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  • 昔ながらのルールのクラシックゲームと、大幅な改良を加えられたスタンダードゲームの2種類のルールブックとコンポーネントが用意されている。当ブログではクラシックゲームについてレビューする。
  • 手番では、ダイスを振って出た目の数分移動し、星に辿り着いたらその星にある商品を購入(仕入れ)したり販売したり、お客様を船に乗せたり降ろしたり、自分の船をパワーアップさせたりする。
    移動の途中で遭遇チップが置いてあるマスを通過したらチップを裏返して効果を適用。
    各星に最初に辿り着いたプレイヤーは、その星で使えるお金を指定の数もらえる。
  • 各商品には、どの星で売ることができるか書かれていて、後でその星に到着した際に販売できる。
    いずれも購入価格よりも販売価格の方が高くなっているので、商品を購入して売れば必ず儲かるようになっている。(金額差は商品ごとに異なる)
  • 各顧客には、どの星に行きたいか書かれていて、後でその星に到着したら降ろしてお金をもらえる。(金額は顧客ごとに異なる)
  • 各星には工場チップが1枚ずつあり、誰かが購入したらその後その星の工業製品も購入できるようになる。
    工業製品が購入されたら工場チップの持ち主は銀行からお金をもらえる。
    各星には商人宇宙港チップがあり、購入したらその後その港で商品の売買が行われる際に銀行からお金をもらえる。
  • いずれかのプレイヤーが、「手元のお金」「工場チップ」「商人宇宙港」の金額を合計し、先に2,000に到着したらそのプレイヤーの勝ちでゲーム終了。
  • スタンダードゲームでは、中央ボード(マップ)が変わり、遭遇チップの代わりに効果の種類が豊富な遭遇カードになり、金額2,000のゲーム終了条件がなくなり30ラウンド制になり、商品は売る星によって金額が変わる、など様々な変更がある。



感想

2020年当時
●妻
うーん。要はすごろくなので、ダイスの目によるところが大きくてあまり好きじゃないかな。
後、同じことを繰り返すわりに時間が超長いので途中から飽きちゃったかな。

●ゆづ(8歳の娘)
面白いけど、なんか運の要素が多くて嫌だったかな。

●ヨタくん(4歳の息子)
結構面白かった!
いっぱい船を進めて商品を買うのが楽しかった。

●自分
星を開拓して、そこにある独自の商品を買って、売れる星に移動して販売し、差益を稼ぐ。
その稼ぎを原資に、さらに高額な商品を別の星で仕入れてまた別の星で売る。
ある程度稼ぎが出たら船をパワーアップさせて積める商品を増やしたりダイスで進みやすくしたりしていく、と、直感的に理解しやすくよくまとまっています。
流石長い間人気を博してきたゲームですね。

我が家は私以外ダイスの運の要素を非常に嫌うためうけが悪かったですが、個人的には宇宙を商売で旅するというテーマ含め、楽しかったです。
ただ、手番でやることがほぼ同じなので、途中でどうしてもだれてしまいます。

友人同士でお酒を飲んでしゃべりながら、じっくりやると楽しいゲームかな。
あと、クラシックとスタンダードを両方プレイした印象としては、クラシックゲームの方がシンプルで引き締まっていて好みでした。



総合評価

  • 総合評価:6
  • 独創性:7
  • わかりやすさ:6
  • システム洗練度:6
  • 間延び感の低さ(起伏):5
  • リプレイ性:6
  • コンポーネントの魅力:7
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):6
  • テーマ再現性:8
  • 戦術の幅:6
  • ドキドキわくわく感:6
  • 手番ごとの成長感:7
  • 攻撃性の低さ:7
  • 8歳児と本気で遊べる度:6
  • 4歳児も楽しそう度:6
  • 備考:「安く仕入れて高く売る」という商売の本質を学ぶことができる知育要素あり!

~Fin~

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