ベオウルフ (Beowulf)

・所要時間:60分
・今回の人数:3人(俺、妻、ゆづ)

ゲーム内容

冒険がテーマの競りゲーム!
勇者となって、ベオウルフの王位を継承しよう。

  • スタートからゴールまで多数のイベントマスのあるゲームボードを用意。1つの王様(ベオウルフ)駒が、1マスずつ進んでいく。この1マスが1ラウンドにあたる。
  • 各ラウンドで、基本的にはカードの競りを行う。各イベントマスには、そのイベントで使用すべきアイテムのマークが書かれている。スタート時に5枚のカードが手札として配られるが、このカードにも6種類のアイテムが書かれている。つまり、各イベントで要求されているアイテムのカードで競りを行う。競りは、握り競り(一括だし)と、順番競り(前の人以上のカードを出していく)
  • 順番競りで手元に出せるカードがない場合、「RISIKO」というチャレンジができる。山札から2枚同時に引いてオープンし、要求されているアイテムカードが出せればセーフ。出せなければアウトで、傷チップを受け取る。傷チップは3枚で負傷チップとなる。負傷チップが0枚なら終了時にボーナス点がもらえる。3枚以上になると、甚大なマイナス点となる。
  • 各イベントで勝利する(競り勝つ)と、勝利点やカード補充などの報酬がもらえる。
  • ゴール時点で勝利点の多い人が勝ち。

<好感度ポイント>

  • ボードも駒もカードも、冒険の雰囲気にあふれていて、テーマ性と合っている。
  • ルールがシンプルなので、子供も参加できる。
  • リシコが盛り上がる! (後述)



感想

2019年当時
●妻
面白かった。
要はリシコで盛り上がるゲームだね。
リシコって叫んだので何かすっきりした。

●ゆづ(娘。6歳)
普通。
簡単だった。
リシコではずれるのが怖かった。

●自分
クニツィア先生の、冒険というテーマがついた競りゲーム。
競りゲームとしてのバランスもとても良く、安定した良ゲーム。
やはりクニツィア先生の競りゲームは面白い。

加えて、「リシコ」のシステムが、このゲームの面白さを普通から1段階上にしている。
手札が足りないとき、「リシコ!!!」と叫びながらカードを引き、無事目当てのカードが出た時の「よっしぁぁ!感」が半端ない。

ゲーム当初は、貴婦人のごとく「リスィコ・・・」とささやいていた妻も、終盤には「はぁ~~~! りしこーーーぅ!!!」と、雄たけびを上げるに至った。
これに対抗し、俺もゆづも、「りーしーこーーーー!!」となり、我が家はりしこの渦に包まれた。

盛り上がるパーティーゲームとしても、戦術性ある競りゲームとしても、お勧めの作品です。



総合評価

・総合評価:6
・独創性:6
・わかりやすさ:6
・システム洗練度:6
・間延び感の低さ(起伏):6
・リプレイ性:6
・コンポーネントの魅力:7
・脳汁感(ジレンマ味わい度):7
・テーマ再現性:6
・戦術の幅:6
・ドキドキわくわく感:7
・手番ごとの成長感:6
・攻撃性の低さ:6
・6歳児と本気で遊べる度:6

~Fin~

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