・所要時間:60分
・今回の人数:2人(俺、K)
ゲーム概要
船に積み込む商品を交渉で得て、コントロールし、お金を稼いでいくゲーム!
- 多数の港が描かれた中央ボードを設置。
各港に、ランダムに港マーカーを配置。
- プレイヤーは商品カードを1枚引き、そこに書かれた港に自分の色の船コマを配置。
その商品カードは、自分の「積荷の山」の最初のカードとして表にして目の前に設置。 - 商品カードを各プレイヤーに4枚ずつ配布し、手札とする。
- 残った商品カードは「商品カードの山」として共通の山札に。
- 全プレイヤーは11円もらう。(お金は中央ボードのお金トラック上に配置)
- 最後に手元の「名声カード」ポイントを「0」に合わせる。
- このゲームには4つのフェイズがある。
- 海運フェーズ:
自分の「積荷の山」の一番上に公開されているカードに描かれている「ライオンマークの数」まで、手札を減らす。
捨てたカードの山札は「略奪品の山」となり、終了時にマイナス点になる。 - 交易・購入フェイズ:
手番プレイヤーは、他のプレイヤーと自由に商品カードやお金を取引できる。
※ 他のプレイヤーは、手番プレイヤーとのみ取引可。
※ 交渉が成立すると、手番以外のプライヤーは1名声ポイントをGET。
もしくは、山札から商品カードを購入できる。 - メインフェイズ:
自分の「積荷の山」の一番上に公開されているカードに描かれている「積荷シンボルの数」だけ、手札から商品カードをプレイ。
商品カードには、4種類のシンボルのうち1~2つが描かれていて、そのシンボルに従って下記アクションを行う。- A) お金アクション:
プレイした全てのカードのお金シンボルの合計に応じてお金をもらえる。 - B) 海賊アクション:
海賊シンボルの合計数だけ、商品カードの山札からカード取って捨てる(自分の略奪品の山が増えてしまう) - C) 市場アクション:
市場シンボルの合計数だけ、商品カードの山札からカードを取って、手札に加える。 - D) 航海アクション:
交換シンボルの数だけ、地図上で自分の船を 移動させ、移動した先に港マーカーがあればもらう。
※港マーカーはアクションを助ける特殊効果をもつ。
- A) お金アクション:
- 積荷フェイズ:
メインフェイズでプレイした全ての商品カードを、好きな順番で自分の「積荷の山」に重ねる。
- 上記1~4を繰り返し、商品カードの山が無くなったらゲーム終了。
各プレイヤーはまず「積荷の山」の商品カードを売却し、お金に換算。
同じ種類のカードが連続しているほどたくさんお金をもらえる。
これがベースの得点源。
加えて、「港マーカーの数」「名声ポイント数」によってボーナス収入。
- さらに、「略奪品の山」にあるカードの枚数分お金を減らす。
最終的に、最もお金を最も多く持っているプレイヤーの勝ち。
感想
2019年当時
●K(会社の後輩)
結構むずいっすね。
初めはよくわかんなかったけど、面白かったっす。
●自分
ルールが独特かつ直感的なルールではないため、初プレイでは、ルールを把握するのに時間がかかると思う。
基本的に「メインフェイズでどのカードを出すか」と、「積荷フェイズでどの順番で出したカードを積荷にするか」の2つの選択が戦術の全て。
積荷にしたカードが次のアクションを制限し、最終得点にも影響してくるため、一つの選択が重い。
ゆえに、遊ぶメンバーによっては長考しがちになる気がする。
俺とKはものすごいサクサク派なので、ガンガン進めてノーストレスだから良かった。
何というか、最初から最後までやることが大きく変わらないのでちょっと平坦なプレイ感かな。
ずっと同じことを繰り返して積み重ねていく感じ。
全然悪くないし、面白いんだけど、今回はちょっと途中で間延びした雰囲気になってしまった。
ただ、他にはないこの独特なルールと、1枚のカードにあらゆる情報とアクションを集約させるゲームデザインは、非常に洗練していて、その意味で凄みを感じた。
カードに役割を持たせるゲームだとサンファンなどがあるけど、このゲームはそれをさらに研ぎ澄ましている気がする。
うーん。
あの間延び感の思い出があるので次にやるのがやや抵抗感あるけど、もう一回くらいやってみたいと思わせる不思議な魅力もあります。
総合評価
- 総合評価:5
- 独創性:7
- わかりやすさ:5
- システム洗練度:5
- 間延び感の低さ(起伏):5
- リプレイ性:5
- コンポーネントの魅力:6
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):6
- テーマ再現性:6
- 戦術の幅:5
- ドキドキわくわく感:6
- 手番ごとの成長感:6
- 攻撃性の低さ:5
~Fin~
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