・所要時間:30分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)
ゲーム概要
自分の怪獣を操り、ビルを壊し、人を食べ、都市を壊滅させるアクションゲーム!
- 各プレイヤーは、自分のターンに下記の中から2アクション行う。
- 怪獣の移動:
怪獣の足コマを、移動したい個所へ向けて指で弾く。
弾いた後、怪獣の足コマの上に、怪獣コマを置く。 - 踏みつぶす:
怪獣の足コマが、高層ビルを囲む歩道に触れていれば、その高層ビルを破壊できる。
怪獣コマを指でつまみ上げ、高層ビルの上へ持っていき、怪獣コマから指を離し、高層ビルへと落とす。
高層ビルの破壊が目的。 - 車を放り投げる:
怪獣の居るエリアに車コマがある場合、それを投げることができる。
怪獣コマの上に車コマを置き、車コマを指で弾き飛ばす。
高層ビルの破壊が目的。 - 口からビームを吐く:
怪獣コマの上に、プレイヤーの顎をのせて大きく息を吸い込み、息を吹きかける。
ビルの上にいる人コマを落とすのが目的。 - 高層ビルを食べる:
高層ビルのフロアの上に人コマや車コマなどが置かれていなければ、そのフロアタイルを食べる。(フロアタイルをGET)
- 怪獣の移動:
- 2アクションが完了したら、人を食べる時間。
自分の怪獣のいるエリアに落ちていて、「ビルや歩道に乗っていない」人コマを食べる。(GET)
- 自分のターン中に人コマがボードから外に落ちた(=都市から逃げ出した)場合、そのミープルを共通の脱出ボードへ置く。
- 脱出ボードは、1ライン~6ラインまで分かれていて、各ライン数個ずつ脱出した人コマを置くスペースがある。
各ライン、人コマで埋まると効果が発動。
「牙が回復する」「牙を失う」のいずれかで、ラインごとに決まっている。
- 「脱出ボードの6ライン目が埋まったら」or「全ての高層ビルタイルがなくなったら」ゲーム終了。
勝利点を計算し、もっとも大きい人が勝ち。
- 得点は、下記の通り。
- 「食べた人コマ 6色1セット」:10ポイント
- 「食べたフロアタイル」:1ポイント
- 「牙(他の怪獣を倒すと奪える)」: 2ポイント
- なお、プレイヤーごとに下記の2枚が最初に配られるため、それぞれ戦術が異なる。
- ボーナス得点が記載された「キャラクターカード」(緑コマと青コマのセットごとに追加3点など)
- 特殊能力が記載された「パワーカード」(2回移動できるなど)
<好感度ポイント>
- バカゲー。
ここまで破壊に特化していると、清々しくストレス解消になる。 - 他に類を見ない、破壊特化のオリジナリティ。
感想
2019年当時
●妻
なんというか、、、すごいゲームだね。
面白さは普通かな。
●ゆづ(娘。7歳)
壊すのがちょっと怖くてあまり好きじゃないかも。
●ヨタくん(息子。3歳)
恐竜どーん! ってして楽しいね!!
もっとやりたかった~
●自分
うーん。
ここまでのバカゲーは初めて出会いました。
ゲーム準備で丁寧に高層ビルを立体的に組み立て、人コマを配置し、ゲームが始まると同時に、それを破壊しまくるという、、、、。
しかも破壊の仕方が、概念的ではなく、直接的・物理的。
怪獣を持ち上げて高層ビルに向けて落として、ガシャーンと高層ビルが崩れる。
車コマを指ではじいて、高層ビルをどかーん、と崩す。
人間はやはり破壊衝動があるのか、やっていくうちに謎の陶酔感に包まれ、なんか気持ちがよくなります。笑
戦術はあることはあるけど、勝利への欲よりも陶酔感が勝ち、「ちまちまプレイしてる場合じゃない!」となり、「いかに気持ちよく破壊するか」に次第に傾いていきました。
まさに途中から自分が怪獣になり、破壊をしているかのように錯覚していきます。
このプレイ感は、他では味わえないな。
何というか、評価しづらいゲームだけど、世界バカゲー大賞というのがあれば、結構上位にランクインするんじゃないかな。
どうせ壊すのにセットアップが面倒くさいので、しばらくはやらなくていいかな~って思うけど、多分そのうちどうしようもなくやりたくなるような気もします。
総合評価
・総合評価:5
・独創性:7
・わかりやすさ:8
・システム洗練度:6
・間延び感の低さ(起伏):5
・リプレイ性:5
・コンポーネントの魅力:7
・脳汁感(ジレンマ味わい度):5
・テーマ再現性:8
・戦術の幅:3
・ドキドキわくわく感:5
・手番ごとの成長感:3
・攻撃性の低さ:3
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