こんにちは! ヒロです!
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今日ご紹介するゲームは奇才フリードマンフリーゼ氏のトリックテイキングゲームです。
フリーゼ様の作品という時点で我が家的にはマストバイなのですが、今回は我が家の大好物のトリテとのことで、これはもう期待がトマラナイ!!
トリックマイスター(Stich-Meister)
・所要時間:45分
・プレイ人数: 3人~5人
ゲーム内容
得点条件、カードの強弱などがラウンドごとに変わる変則的トリックテイキングカードゲーム!
- プレイカードは1~15枚の4色て構成。
プレイカードとは別に、ルールカードも60まいある。 - プレイ人数に応じて不要なカードを抜いたプレイカードをシャッフルし、各プレイヤーに配り切って手札にする。
ルールカードをシャッフルして、各プレイヤーに3枚ずつ配布。
- 各ラウンドの最初に、各プレイヤーは手元のルールカードから1枚を選んで伏せて場に出して、混ぜて誰がどのルールカードを出したかわからなくした上でオープン。
このラウンドではこのルールカードに基づきルールが修正される。
- ルールカードは切り札を設定するもの、トリック獲得条件を変更するもの、獲得したトリックの得点を増やすもの・減らすもの、など、様々。
ルールカードには番号が振られていて、同種のルールの場合は番号が小さいカードの効果が優先される。
- そのラウンドのルールが決まったら、プレイスタート。
プレイ自体は、ルールカードの修正がなければ普通の切り札なしのマストフォローのトリテで、1トリック1点のオーソドックスタイプ。
これにルールカードの修正が加わることで、毎ラウンド全く別のプレイ感のゲームになる。
- 手札がなくなったらラウンド終了となり、得点計算。
その後、全てのケードをリシャッフルして再配布し、ルールカードを手札から1枚出して2ラウンド目をスタート。
- プレイヤー人数分のラウンドが終了したらゲーム終了。
総得点の高い人が勝ち。
感想
●妻
毎回ルールが変わるから、コントロールしにくいね!
手札と相性の悪いルールカードを出されたらそのラウンドは全く勝てなくなったりする。
トリテだから楽しいけど、ルールカードの効果が強すぎるので運の要素がちょっと多すぎる気がする。。
●ヨタくん(7歳の息子)
めっちゃ楽しい!
切り札のルールが2つになるとややこしくてどのカードだと勝てるかがよくわからなくなるね!
でも毎回違うルールになるから何回遊んでも楽しい!
●自分
実にフリーゼ様らしいアプローチのゲームです。
世の中には非常多くのトリテが存在していて、ゲームごとにちょっと独自のルールを入れることで各ゲーム独自の楽しさを創出しているわけですが、フリーゼ様にしてみれば、古今東西のトリテゲームのルールをこのゲーム1つで遊べるようにしたら楽しいじゃん!って感じなのでしょう。
そんな遊び心が伝わるルールです。
フリーゼ様は、大統領になる方法でワーカープレイスメントとデッキ構築など当時画期的だったシステムを融合したゲーム作ったり、フルーツジュースやサンドキャッスルのように、毎ゲーム変化していく方式のゲームを作ったりするのがかなり得意ですね。
今作はそのどちらの手法も打ち込んでるわけですな。
トリテというシステムが楽しい以上、そのルールを毎回変えて遊べる本作はすごく楽しいです。
トリテは、強いカードをたくさん持ってなくても、出すタイミングと場のコントロール次第で勝てるのが良いですよね。
その意味で、本作はとても楽しめます。
今後トリテやりたいなー、という気分の時は、スカルキングとトリックマイスターが筆頭に上がりそうです。
総合評価
- 総合評価:8
- 独創性:9
- わかりやすさ:8
- システム洗練度:8
- 間延び感の低さ(起伏):9
- リプレイ性:9
- コンポーネントの魅力:6
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):8
- テーマ再現性:6
- 戦術の幅:9
- ドキドキわくわく感:8
- 手番ごとの成長感:7
- 攻撃性の低さ:7
- 6歳児も楽しそう度:8
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