・所要時間:90分
・今回の人数:2人(俺、妻)
ゲーム概要
<テーマ>
舞台は魔法の世界。
プレイヤーは14の部族のうち1部族を担当し、他部族よりも大きな繁栄を目指します。
<目的>
- 土地を開拓し、開拓した土地に部族の建物を建てて領土化していく。
- より多くの領土を獲得しよう!同時に、教団に自分の部族の司祭を多数派遣し、宗教的権威も確立しよう!
<手番でやること>
- まず収入をもらう。(労働者コマ、コイン、司祭コマなど)
- 次に、アクション。
- アクションは、下記など。
- 「土地を開拓してその上に建物を建てる」
- 「建てた建物をパワーアップさせる」
- 「教団に司祭を派遣する」
- 「交易所を建てるたびに2点」「神殿を建てると5点」など、ラウンドごとに異なる得点条件を満たすとその都度得点。
- 全プレイヤーが順番に1アクションずつやっていき、みんながパスしたらラウンド終了。
- 勝利条件:
ゲーム終了時に「領土が最も広い人ボーナス」や「教団ポイントが最も進んでいる人ボーナス」などを加え、最も点数の高い人が勝ち。
※補足:
選んだ部族ごとに特殊能力が異なる。「簡単に土地を開拓できる部族」や「離れた土地を開拓できる部族」「勝利点をコインに換金できる部族」など。
感想
2019年当時
●妻
面白かった。
ノマド(部族名)の能力が強いのでやりやすかった。
重そうな見た目だけどやることは意外とシンプルでいいね!
●自分
ボードゲーム世界ランキング(= ボードゲームギークランキング)TOP20常連の、言わずと知れたスーパーボードゲーム。
明らかに重そうな見た目とコンポーネントの多さから、プレイをためらっていたけど、我が家族のボードゲーム技能の成長を確信し、チャレンジ!
非常に要素が多いのに、ルールがわかりやすく、手番でやることも明確なため、俺や妻だけでなく、ゆづ(7歳の娘)も十分プレイできる。
これには非常に驚いた。
やれる選択肢が多いゲームは、面白い反面複雑になることが多いけど、このゲームはそれを上手く整理していると感じた。
部族ごとの特徴も面白く、「次はあの部族でやりたい!」とリプレイ欲求も掻き立てられるし、「自分はこの部族がお気に入り!」と愛着も沸く。
プレイヤーボード上で表現される各種能力も、ゲームが進むに連れてレベルUPしていくため、やれることも増え、わくわくする。
世界観と、それを表現するコンポーネントもしっかりマッチしていて、RPG好きなら間違いなく気に入ると思う。
腰を据えてじっくり味わうタイプのゲーム。派手さはなく、運の要素がほとんどないため、若干人を選ぶとは思うが、完成度の高さはもの凄い。
さすがは世界ランカーゲームですね。
総合評価
- 総合評価:8
- 独創性:9
- わかりやすさ:8
- システム洗練度:8
- 間延び感の低さ(起伏):9
- リプレイ性:8
- コンポーネントの魅力:8
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):8
- テーマ再現性:7
- 戦術の幅:9
- ドキドキわくわく感:7
- 手番ごとの成長感:8
- 攻撃性の低さ:6
~Fin~
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