こんにちは!妻です。
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今日ご紹介するボードゲームは、名作「トロワ」の紙ペンゲーム版です。
今回は、正真正銘、紙とペンを使います^^
(紙とペンを使わない紙ペンゲームはこちらから★)
もとのトロワは、面白いルールだけどカード効果が分かりにくいことから、我が家では敬遠してしまっていたのですが、このダイスゲームはどうでしょうか?
早速レビューしていきます!
トロワ・ダイス(Troyes Dice)
・所要時間:30分前後
・プレイ人数: 1~10人
ゲームの内容
<ゲームの流れ>
- 8日間×午前と午後の2フェイズがあり、合計16ターン行う。
- 午前ではホイールの明るい部分、午後ではホイールの暗い部分を使用する。
- 各ターン開始時、透明ダイス3つと黒ダイス1つを振り、メインボードに配置する。
- ダイスは、出目の小さい順から時計回りで配置。
黒ダイスは、同じ出目の透明ダイスより先に置く。
- 各ターン、全プレイヤーは、同時にダイスを1個選択して「資源の獲得」か「建物の建設」のいずれかを行う。(黒ダイスは選択不可)
ダイスを選択するとき、ボードの真ん中に書いてある資源を支払う。
※資源を使うことでダイスの色と数字を変更できる。
- 資源の獲得:
選んだダイスの出目に等しい数だけ、その色の資源を獲得することができる。- 赤のダイス:
影響力を獲得。
影響力を支払うことで、ダイスの出目を±1変更できる。 - 黄のダイス:
ドゥニエ(金)を獲得。
ドゥニエはダイスを選択するときに必要になる。 - 白のダイス:
知識を獲得。
知識を2つ支払うことで、ダイスの色を変更できる。
- 赤のダイス:
- 建物の建設:
ダイスの出目と色に対応する場所の建物(「上の列」か「下の列」のどちらか)を建設できる。
「上の列」は特殊な効果を、「下の列」は市民(得点)を獲得できる。
- 黒ダイス:
3日目以降、「黒ダイス」が置かれたタイルに対応する場所を「個人ボード」から除外し、この場所に建物を建築することができなくなる。
※既に建設されている建物は破壊されずに残る。
ターン終了時、黒ダイスが置かれていたタイルは裏返され、色が変化する。
<ゲーム終了>
- 8日目でゲームが終了。
全ての得点を合計して、1番得点の高い人の勝利。
得点は下記など。- 獲得した市民1人につき1点。
- 白の上段に建設すると、中に書いてある色の建築物の個数1つごとに下記の通り1~3点。
- 1,2番目に建設した建築物は1点
- 3,4番目に建設した建築物は2点
- 5,6番目に建設した建築物は点
- 使用していない資源2つにつき1点
感想
●ヨタくん(8歳の息子)
面白いね!
最初に赤色の建物を建てまくって、黒ダイスの襲撃で壊されないように守るのが良いね。
でもそればっかりしてたら全然点数伸びないから、バランスも大事だよね。
●ゆづ(12歳の娘)
面白かった!
白の建物を建てたいのに、最後の方は白タイルが全然出なくて困ったよ。
こんなこともあるんだね。
あまり先延ばしにせずにできることをやっていく方が結局点数が伸びる気がする。
●夫
原作から派生している紙ペンゲームって普通は元のゲームシステムを取り入れて工夫しているこが多いけど、このゲームは元のトロワとシステムが全く違って少し笑ってしまった。
元のトロワは面白いシステムなんだけど独特のアイコンが分かりづらく手放した経緯があったから、これはどうかな?と思っていたけど、ある意味トロワっぽさはなく、普通に「優秀な紙ペンゲーム」でした。
紙ペン好きにおすすめします。
●自分
思ったよりすごく面白いね!
16ターンって長いと思いきや、早い早いw
あっという間に終わっちゃうから、一つ一つの手番の選択が凄く重要だよね。
でもダイス運もあるから、ガチンコなアブストラクトゲームにならない所も気軽に遊べて良い感じ。
総合評価
- 総合評価:8
- 独創性:7
- わかりやすさ:8
- システム洗練度:8
- 間延び感の低さ(起伏):8
- リプレイ性:8
- コンポーネントの魅力:7
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):8
- テーマ再現性:7
- 戦術の幅:8
- ドキドキわくわく感:8
- 手番ごとの成長感:8
- 攻撃性の低さ:9
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