・所要時間:90分
・今回の人数:2人(俺、妻)
ゲーム概要
ドイツ年間ゲーム大賞2019のエキスパート部門受賞作!
ウイングスパンは、愛鳥家となり、鳥を集める拡大再生産ボードゲーム。
- 鳥カード、5種類の餌チップ、卵、の3つをやりくりしていく。
- 個人ボードには、4段のアクションスペースがあり、2段目から4段目には5枚の鳥カードを置くスペースがある。
- 1段目は、鳥カードを配置するアクション。
- 2段目(森)は、餌を獲得するアクション。
- 3段目(草原)は、卵を産むアクション。
- 4段目(水辺)は、鳥カードを獲得するアクション。
- ゲームが進むにつれ、各段に鳥カードが配置していくが、鳥カードの配置数が増えるほどアクションの効果が強くなる。
- 鳥カードには、「配置することでもらえる勝利点」「配置できる場所」「配置するのに必要な餌の種類」「カードの上における卵の数」などが書かれている。
- 手番では、4つのアクションのうちいずれか1つを実施。
基本的には自分のもっている鳥カードとにらめっこして、必要な餌をそろえ、適切な場所(段)に配置していくことを繰り返していく。
なお、配置済みのカード数が増えると、カードを配置するために卵を支払う必要が生じるため、どんどん卵も必要になっていく。
- 全部で4ラウンド。
1ラウンドは8アクション、2ラウンドは7アクション、3ラウンドは6アクション、4ラウンドは5アクションと、ラウンドが進むにつれてできるアクション数が減っていく。
- 各ラウンドには「4段目(水辺)に配置した鳥の数 = ボーナス点」など目標が設定される。
また、ゲームスタート時に各プレイヤーに個別の目標カードが配られ、ゲーム終了時のボーナス点となる。
- 4ラウンド終了時に、「配置済み鳥カードの勝利点」に「ラウンド目標ボーナス」「個人目標ボーナス」などを加え、最も得点の高い人が勝ち。
感想
2019年当時
●妻
わかりやすくて楽しいゲームだね!
結構独特のシステム。
突き抜けて面白いわけじゃないけど、またやりたい。
●自分
ドイツ年間ゲーム大賞2019のエキスパート賞受賞作。
あまりに気になったので、日本語版が発売される前にフランス語版を購入し、和訳シールを全てのカードに貼り付け、プレイ!
カードの種類が多すぎて、これまでで最大規模の重労働でした。笑
ゲームシステムは、カードを使った拡大再生産。
鳥カードの種類が尋常じゃないくらい多いけど、各カードのカード効果はそれほど種類が多くないので、理解しやすくてGOOD。
鳥カードはとても勉強になる。子供たちと一緒に鳥の勉強になりました。
個人ボードが鳥の生息地を、、
ダイスボードは餌の入った巣箱を上手く表現していて、実際に鳥が遊びに来てくれているような素晴らしい雰囲気のコンポーネント。
どの鳥カードをどの場所にどの順番で置いていくか、を計画し、そのために餌や卵を集めていくというプレイ感は、直感的に理解しやすく、ゲームの世界にどっぷりつかれる。
難しい要素がほぼないのに、考えどころが多い、非常に完成度の高いゲーム。
総合力がとても高く、まさに2019年のNo1ゲームにふさわしいと思いました。
総合評価
- 総合評価:7
- 独創性:7
- わかりやすさ:8
- システム洗練度:8
- 間延び感の低さ(起伏):7
- リプレイ性:7
- コンポーネントの魅力:9
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):7
- テーマ再現性:8
- 戦術の幅:7
- ドキドキわくわく感:7
- 手番ごとの成長感:8
- 攻撃性の低さ:8
- 7歳児と本気で遊べる度:6
- 3歳児も楽しそう度:2
- 七面鳥とコンドルの絵がGOOD:9
- 個人ボードの作りの素敵さ:10
さらに何度も遊んだ末、下記記事で再評価しています↓
【再評価シリーズ】ウイングスパン(Wingspan)
以前記事にした名作「ウイングスパン」を考察とともに再評価します!
~Fin~
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