コロッサル・アリーナ(Colossal Arena)

・所要時間:30分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)

ゲーム概要

名作「バトルライン」デザイナーによるもう一つの名作カードゲーム!
全12種類から選んだ8種類のモンスターのバトルロワイヤルの結果、生き残るモンスターを予測して賭けよう。

  • 各モンスターには強さ0~10まで11枚のカードがある。これにどのモンスターにも属さないジョーカーカード(観客カード)と、特殊効果を持つ主審カードと副審カードを加えてシャッフルし、各プレイヤーに8枚ずつ配布したらゲームスタート。
  • 手番では、まず「自分の賭けトークンを生き残っているいずれかのモンスターの上に配置(任意)」した後、「手札から1枚のカードをそのモンスターの列に出す」。同じラウンドでは、賭けトークンは1モンスターに1人分しか置けず、戦闘カードは同じモンスターのものならその上に上書きするように配置していく。
  • 賭けトークンは、1ラウンド目は価値4、2ラウンド目は価値3、3ラウンド目は価値2、4ラウンド目は価値1、5ラウンド目は価値0(置く意味なし)となっている。手番でカードをプレイする時にそのモンスターの価値合計が自分が最大の場合、スポンサーとしてそのモンスターの固有能力を発揮できる。(手札を3枚補充、他のモンスターの上のカードを1枚捨てられるなど」。また、1ラウンド目に限り、手札のモンスターカード1枚を自分の目の前に伏せて出してその上に賭けトークンを乗せ、そのモンスターに価値5の賭けをした状態にすることができる。裏向きに伏せたモンスターは以降好きな手番でオープンして捨て札にして、上に載っていた賭けチップそのモンスターの最上部に配置できる。その結果スポンサーが代わることも。
  • 各ラウンド、全てモンスターにカードが置かれ、かつ単独最小の数字のモンスターが発生したらその手番でラウンド終了。単独最小のモンスターは脱落となり、次のラウンドへ。
  • 以上を5ラウンド繰り返し、5ラウンド終了時にゲーム終了。途中で脱落したモンスターの賭けチップは全て捨てて、生き残ったモンスターの上に置いてある賭けトークンの価値を合計し、最も高い人が勝ち。



感想

●妻
他のプレイヤーに相乗りしないで自分だけ賭けるとすぐ倒されちゃうので、どうやったら生き残るモンスターに効率的に賭けられるか考えるのが楽しいね。
面白いと思ったらクニツィアか。さすがだね。

●ゆづ(9歳の娘)
賭けるのがドキドキした。
自分のモンスターがちゃんと生き残るようにカードを出していくのが楽しいね!

●ヨタくん(5歳の息子)
何かヨタくんが賭けたモンスターが生き残って楽しかった!
モンスターの種類が多くて面白いね!

●自分
自分が賭けたモンスターを生き残らせるためにカードをプレイしていくけど、自分一人しか賭けていないと他プレイヤーの集中攻撃で早々に脱落させられてしまう、、。
よって、他プレイヤーが賭けているモンスターに後のラウンドで賭けて協力関係にして生き残りの保険を賭けるなど、様々な駆け引きが飛び交って面白い。

早めに賭けトークンを置かないと点数が上がらないので1・2ラウンド目に置きまくりたいけど、3ラウンド目あたりまで様子を見て生き残っているモンスターに賭けた方が確実なので待ちたい気持ちもあり、終始ジレンマを味わい続けます。
他プレイヤーと疑似協力しながら自分の賭けたモンスターを支援する感じはローヤルターフに少し似てますが、モンスターの特殊効果によって大胆に脱落候補が入れ替わる感じはこのゲーム特有ですね。

ドキドキハラハラ楽しめる良作です。

総合評価

  • 総合評価:7
  • 独創性:8
  • わかりやすさ:7
  • システム洗練度:7
  • 間延び感の低さ(起伏):7
  • リプレイ性:7
  • コンポーネントの魅力:6
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):8
  • テーマ再現性:7
  • 戦術の幅:6
  • ドキドキわくわく感:8
  • 手番ごとの成長感:7
  • 攻撃性の低さ:6
  • 9歳児と本気で遊べる度:8
  • 5歳児も楽しそう度:7
  • 備考:1ラウンド目に賭けたモンスターがやられると非常に落ち込みます。

~Fin~

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