カッラーラの宮殿 (The Palaces of Carrara)

・所要時間:70分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)

ゲーム概要

<テーマ>

ブロックを使って建物を建てていくゲームです

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<コンポーネント>

  • 共通:中央ボード、資材(6色。価値の高さは、白>黄>赤>緑>青>黒)、金、オブジェ、建物タイル
  • 各プレイヤー:個人ボード、衝立、6つの得点駒

<ゲームの進行>

手番では下記3つのうち1つを選んで実施。

  1. 中央ボード上の円盤の1スペースから資材を買う
    • 時計回りに1スペース分円盤を回し、円盤状の資材数が11個になるように袋からランダムに資材を引き、起点スペースに配置。
    • その後、円盤上の1スペースを選び、そこにある資源を好きなだけ購入。起点スペースから遠くに進んだスペースほど資源単価が安い。
  2. 建物を1つ建てる
    • 中央ボード左下に配置された9枚の建物タイルから1つを選び、個人ボード上の6色のスペースのうちいずれかに配置。
    • 建物タイルは6種類あり、右上に建てるのに必要な資材数が、右下には決算時にもらえるオブジェの種類が書かれている。
    • 建物タイルを配置するには、「配置スペースに書かれた色」の資源を、「建物タイルに書かれた個数」、支払う必要がある。
  3. 1ヶ所で決算
    • 得点駒を決算したい場所に置き、「金or勝利点」を獲得。
      ※「その種類の建物の右上にある資源数合計×そのスペースに書かれた金or勝利点」+「各建物タイルの右下に書いてあるオブジェ」を獲得。
    • 決算できる場所は、「個人ボード上の6種類の建物決算スペース」か「中央ボード上の各色の決算スペース(各色先着1名だけ。建物数の最低個数条件あり)」
    • 「個人ボード上の6種類の建物決算スペース」で決算する場合は、個人ボード上の自分が建てたその種類の建物が置いてあるスペース全てでその建物分の決算。
    • 「中央ボード上の各色の決算スペース」で決算する場合は、個人ボード上のその色のスペースに置かれた建物すべてで決算。
    • 手番でアクションを行った後、中央ボード上のオブジェを1つ10金で購入可能(割高)。
    • 以上を繰り返し、下記いずれかを満たしたら、そのラウンドでゲーム終了。
      1. 建物タイルのストックがなくなった
      2. 「4回以上決算を起こした」「オブジェの数を指定の数獲得」「建設済みの建物の資源数合計が指定の数以上」のプレイヤーが、終了宣言をした。※ 終了宣言をしたプレイヤーは即座に5点もらえます
    • 最後に「オブジェ1つあたり3勝利」「建設済みの建物の資源数分の勝利点」「5金で1勝利点」を加算し、最も得点の高い人が勝ち。



感想

●妻
共通の場で決算できるのが各色先着1人だけなので、他の人が集めている色と被らないように気を付けつつ、最も高くなりそうな組み合わせで建物タイルを配置してくことが必要だね。
考えるポイントの多い難しいゲーム。
楽しかったです。

●ゆづ(9歳の娘)
面白いけど難しい!
早めに決算しないと金がたまらないから資源を買えなくて困るんだけど、決算では金じゃなくて勝利点の方が欲しいから、たくさん悩んだよ!

●ヨタくん(5歳の息子)
ちょっと難しかった!
安い資源を買いたくなっちゃうんだけど、ちゃんと建物に必要なものを頑張って集めないと全然建てらなくなっちゃうし。
でも楽しかったよ。

●自分
プレイ感が独特でいいですね!

「金で資源購入」→「資源で建物タイルを配置」→「建物タイルを決算して金を入手」→「たくさんの金で豪華な資源を購入」→ 「豪華な資源で豪華な建物タイルを配置」→「豪華な建物タイルを決算して勝利点を獲得」というメインの流れがわかりやすく、見通しが良いのでプレイしやすかったです。

個人ボード上の建物タイルごとの決算だけでもプレイできるけど、自分が得意な色(建物タイルを集中的に建てた色)は、先着1名の色決算をやった方が効率が良い。。。
よって、他プレイヤーのアクションにも気を配る必要があり、適度なインタラクションがあります。
ただ、邪魔する要素はほぼなく、資源をコツコツ集めて建物タイルを建てるという地味ながら充実感のあるプレイに集中できるので、箱庭系ゲームが好きな人でも楽しめると思います。



総合評価

・総合評価:6
・独創性:9
・わかりやすさ:6
・システム洗練度:6
・間延び感の低さ(起伏):6
・リプレイ性:6
・コンポーネントの魅力:7
・脳汁感(ジレンマ味わい度):6
・テーマ再現性:7
・戦術の幅:6
・ドキドキわくわく感:7
・手番ごとの成長感:7
・攻撃性の低さ:6
・9歳児と本気で遊べる度:6
・5歳児も楽しそう度:7
・備考:決算(得点計算)のタイミングを自分で決められるゲームは総じて難易度が高めな気がします。

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~Fin~

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