こんにちは! ヒロです!
いつもブログを読んでくださりありがとうございます。
今日ご紹介するゲームは、他にはない独特なプレイ感を楽しめるジャンル分け不可能な面白ゲーム「フィジー」です。
パッケージは緑色。
緑でFから始まるゲームということは、、、。
そうです!
デザイナーはフリードマンフリーゼ氏です。
このゲームは何とも掴みどころがないけど、癖になる謎の魅力があり、ボードゲームにはまって割とすぐに買ったけど、時々ふとやりたくなって繰り返し遊んでいます。
どんなゲームか、ご紹介します。
フィジー (FIJI)
・所要時間:45分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)
ゲーム概要
得点となる「干し首」を集めるために頭を悩ませる逆算思考&競り&バッティングゲーム!
- 勝利条件カード、交換条件カード、宝石獲得カードを、それぞれシャッフルして別々の山札にする。
緑・赤・黄・青4色の宝石をストックに配置。
- 全4ラウンド構成。
各ラウンド、ラウンド準備フェイズ→メインフェイズの順に進行。
- ラウンド準備フェイズは、「宝石配布」「カードオープン」を行う。
- まず、宝石を緑5、赤4、黄3、青2ずつ各プレイヤーに配布。
宝石は衝立の後ろに隠して他プレイヤーに見られないようにする。
また、同じ宝石セットを中央にも配置する。 - 次に、交換条件カードと宝石獲得カードをそれぞれ4枚ずつオープンし、2枚×4つのセットを作る。
交換条件カードには、「どの宝石」を「最多or最小」場に出したプレイヤーが宝石獲得カードの対象になるかが書かれている。 - 宝石獲得カードには、「どの宝石」を、ストックから、「対象プレイヤーorそれ以外全員」が獲得する、と、指示が書かれている。
- 次に、勝利条件カードの山札から4枚を横一列にオープンする。
この勝利条件の並びによって、このラウンド終了時に、「どの宝石」を「最多or最小保有する」プレイヤーがこのラウンドで勝つのか、優先順位が決まる。
(例:このラウンドでは、赤が最多の人が1位。同数なら黄が最小の人が1位)
- メインフェイズでは、衝立から宝石を1~4つ握り、全員で一斉にオープン。
その後、交換条件カードを1枚ずつ順番に確認していく。
交換条件の対象になるプレイヤーが複数いたら全員対象外になり、次に満たすプレイヤーが対象となる。
対象となったプレイヤーはセットの宝石獲得カードの内容に応じて宝石を獲得。(宝石獲得カードによっては、本人以外が獲得) - これを4枚の交換条件カード全てで実施。
終了したら、全員がオープンした宝石をストックに戻す。
その後、再度衝立から宝石を1~4つ握り、全員で一斉にオープン。
これを合計3回繰り返す。
- メインフェイズ終了後、全員、ついたの後ろに保有する宝石をオープン。
勝利条件カードの優先順位に基づき、1位が3干し首、2位が2干し首、3位が1干し首を獲得。
これで1ラウンド終了。
全プレイヤー、手元の宝石を全てストックに戻し、再度ラウンド準備フェイズからリスタート。
- 4ラウンド終了時にゲーム終了。
獲得干し首数が多い人の勝ち。
感想
●妻
難しいけど面白い。
頭を使うゲームだね!
干し首って、、、(笑)
テーマが独特なのもフリーゼ節だねぇ。
●ゆづ(9歳の娘)
楽しかった!
このゲームめっちゃ頭使うね。
頭良くなりそう。
箱とと干し首がちょっと怖いよ。
●ヨタくん(5歳の息子)
パパが、負けたら干し首にされるって言うから怖かった!
でもゲームは面白い。
最初は難しくはよくわからなかったけど、慣れてきたら勝てるようになってきたよ。
●自分
うーん、技あり!
何だこのゲーム。
テーマもシステムも他とは一線を隠しすぎていてうまい表現が見当たらない。
とにかく奇抜、独特、異常性ありです。
めちゃくちゃ面白く、謎の中毒性があるため、ふとした時にすごくやりたくなります。
やることは、「1~4の宝石を握って、いっせーので出す」だけなんだけど、準備フェイズで並べられた勝利条件カードの優先順位を確認し、ラウンド終了時に手元に残すべき宝石をイメージした後、交換条件カード&宝石カードを確認し、逆算してどの宝石をいくつ度のタイミングで握るかを決めていく。
頭の中で様々な条件と宝石の色・個数をイメージしないと勝てないので、とても難しい。
でも想像通りに宝石を入手できると非常に気持ちが良いです。
加えて、バッティングすると対象からはずれるルールが良く効いているため、大人がガチンコに逆算して被ると、以外に狙っていない子供が漁夫の利を得ることも多く、このあたりがプレイ感をキツキツにならないようにしてますね。お見事です。
全体的にオリジナリティ溢れる、まさにフリーゼ様らしい傑作です。
ちなみに、ルールブックに「負けた人は干し首にされる」と書いてあったり、箱絵が怖かったり、干し首トークンが怖かったり、色々なところに初期フリーゼ様の遊びゴゴロ的狂気を感じることができます。
子どもたちは怖がってましたけど。
総合評価
- 総合評価:8
- 独創性:10
- わかりやすさ:6
- システム洗練度:9
- 間延び感の低さ(起伏):8
- リプレイ性:8
- コンポーネントの魅力:7
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):8
- テーマ再現性:7
- 戦術の幅:7
- ドキドキわくわく感:8
- 手番ごとの成長感:8
- 攻撃性の低さ:7
- 10歳児と本気で遊べる度:7
- 6歳児も楽しそう度:7
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