ファーナス -ロシア産業革命- (Furnace)

・所要時間:45分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)

ゲーム概要

<テーマ>

  • 19世紀のロシアの資本家となって一財産を築いていくテーマ。
  • 入札で獲得した建物を使って、資源を生産・加工・換金していくエンジンビルドゲーム

<準備>

  • 各プレイヤーに、ランダムに資本家カードとスタートアップカードを配布。
    資本家カードはゲームを通して発動する特殊能力を持っている。
    スタートアップカードには、初期資源とアクションフェイズで実行可能なアクションが記載。

<ゲームの流れ>

◆全4ラウンド。各ラウンドは「入札フェイズ」「アクションフェイズ」で構成。

「入札フェイズ」について

  • 中央に、指定の数の企業カードを表向きで並べる。
  • スタートプレイヤーから順に、1~4のいずれかのディスクを1つ、好きな企業カードの上に配置。
    ※各企業カードは、「同じプレイヤーのディスクは1つまで」「同じ数字のディスクは1つまで」しか置けない。
  • 全プレイヤーが全てのディスクを配置したら、決まれた順番で企業カードを確認・処理していく。
    → 各カードでは、まず競り負けた(最大の数字ディスクにならなかった)ディスクの持ち主は全員、カード上部に書かれた「補償(資源獲得or加工or換金)」をディスクの数字分実施。
    → 最大の数字ディスクの持ち主は、そのカードをもらって自分の前に表向きで配置。
    → 全てのカードの確認・処理が終わったらフェイズ終了。

「アクションフェイズ」について

  • 各プレイヤーは、スタートアップカード含めて、自分の目の前に表向きで配置してある企業カードのアクション効果を発動。(資源獲得or加工or換金)
  • 各カードにはより強力なアクションが可能な裏面があり、スタートアップカードのアクション「改良」を実行することで裏面にできる。

4ラウンド終了でゲーム終了。手元のお金の合計が最も多い人が勝ち。



感想

●妻
カード獲得とカード効果補償のシステムが素晴らしすぎて、このデザイナーは天才だと思った。
スマートフォン株式会社もめっちゃ面白くて好きだし、このデザイナーすごいわ。
今後注目のデザイナーだね!

●ゆづ(9歳の娘)
2回目に「とったカードを並び替えちゃいけいないルール」で遊んだのがすごく楽しかった!
カードの置く順番を間違えると全然欲しい点数がとれなくなるから難しい。
でも、イメージ通りにカードを順番に発動できた時は達成感がすごいあるね!

●ヨタくん(5歳の息子)
カードの効果がすごい楽しかったの!何かを別のものに換えるのが大好きなんだ!
さいきんカードのゲームをたくさんやるけど、このゲームはマークだけだら簡単だった!

●自分
我が家では、2回目のプレイ以降、「自分の目の前のカード配置は一度置いたら変えられず、左から順番に処理しないといけない」というヴァリアントルールでプレイしてますが、こっちの方がアクションフェイズの処理がスムーズになって間延び感が減るし、パズル的な要素による戦術性も高まるのでお勧めです。

とても美しいゲームシステムです。特に「入札フェイズ」が秀逸。
補償効果をたくさん発動するために大きめの番号のディスクを置きたいが、他プレイヤーがそれより大きなディスクを置いてくれないと補償効果をやれずカード獲得になってしまう。このあたりのインタラクションと選択のジレンマが強烈です。
一方の「アクションフェイズ」は、インタラクションばりばりの「入札フェイズ」と打って変わって自分の築き上げたカードラインに従って資源やお金を獲得していく静かな個人集中プレイに。メリハリが良いですね。

一方で、非常に高次元でまとまったシステムと、クールなコンポーネントゆえに、やや無機質・システマチックに感じてしまいました。
個人的にはウヴェさんの収穫系ゲームなどにあるような、「ゲーム全体が醸し出す暖かさ」がもうちょっと欲しかったかな。

総合評価

・総合評価:7
・独創性:8
・わかりやすさ:7
・システム洗練度:9
・間延び感の低さ(起伏):8
・リプレイ性:7
・コンポーネントの魅力:7
・脳汁感(ジレンマ味わい度):9
・テーマ再現性:6
・戦術の幅:6
・ドキドキわくわく感:7
・手番ごとの成長感:7
・攻撃性の低さ:7
・9歳児と本気で遊べる度:8
・5歳児も楽しそう度:7
・備考:「競り」のあるボードゲームって、何故か血が騒いで興奮しちゃうんですよね。前世の影響ですかね。


~Fin~

下記バナーを応援クリックいただけると嬉しいです!m(_ _)m
にほんブログ村 ゲームブログ アナログボードゲームへ
にほんブログ村



コメント

  1. ほん より:

    アクアティカの作者は別の方ですよ(どちらもFネームがイヴァンなのでややこしいですが)