こんにちは! ヒロです!
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今日ご紹介するゲームは、あの名作「マルコポーロの旅路」と「ツォルキン」を創った最強コンビ、ルチアーニ氏とタッシーニ氏の新作です。
特にルチアーニ氏は、バラージ、ロレンツォイルマニーフィコ、グランドオーストリアホテル、ニュートンなど、我が家に刺さりまくる名作を生み出した現代の巨匠。
遊ばないわけにはいかないので、テーマやシステムを確認せず、ノールック購入。
果たして内容はいかに!?
ティルトゥム(Tiletum)
・所要時間:90分
・プレイ人数: 1人~4人
ゲーム内容
- 全4ラウンド構成。
各ラウンドは、「アクションフェイズ」→「見本市フェイズ」の順で進行。
- 「アクションフェイズ」では、スタートプレイヤーがプレイ人数に応じたダイスを振り、出目に応じた資源・アクションスペースにダイスを配置。
- 手番では、ダイスを1つずつとり、ダイスの色と出目に対応した資材を出目の数分獲得し、そのダイスが配置された場所に対応したメインアクションを出目に応じたアクションポイント数分実施。
ダイスの出目が大きいほど、獲得資源が増えてアクションポイントが減るシステム。
- メインアクションは下記。
- 国王アクション:
国王トラック上の自分のコマを進める。 - 建築士アクション:
建築士コマを移動し、ボーナスタイルをとり、大聖堂の柱を建てる - 商人アクション:
商人コマを移動し、ボーナスタイルをとり、商館を建てる - 人物アクション:
人物タイルを獲得したり、個人ボード上の建物スペースに配置したり。 - 契約アクション:
契約タイルを取ったり、資源を貰ったり。 - ジョーカーアクション:
上記いずれかのアクションを行う。
- 国王アクション:
- アクション実施には対応する資源の支払いが必要。
ダイスをとるスペースや商人と建築士が進んだ都市に特典タイルがあれば、獲得できる。
- 手番が3週回ったらアクションフェイズ終了。
- 「見本市フェイズ」では、そのラウンド指定の見本市開催都市に商人コマか商館を置いているプレイヤーのみ、ボーナス得点を獲得。
- 見本市が開催される4都市と、ボーナス獲得条件は、ゲームの最初にランダムで決まり、公開されている。
- 見本市ボーナス処理後、国王トラックのコマの位置に応じた勝利点を獲得。
その国王トラックのコマの位置が、次のラウンドの手番順になる。
王冠トラックがマイナスの人はマイナス点を計上後、コマを0の位置に戻す。
そして、次のラウンドへ。
- 上記を4ラウンド行い、ゲーム終了。
最終得点計算として、下記に応じた勝利点を加算し、総得点の高い人の勝ち。- 建てた商館と柱の数
- 完成したゴンボード上の建物の数
感想
●妻
選択肢が悩ましくて難しいゲームだね。
資源獲得とアクションポイントを間違えたり、できるアクションの内容自体を間違えたりと、結構ややこしかった印象。
システム自体はしっかりしてるのて、慣れたら楽しいんだろうけど、最初のプレイでほ面白さを感じる前に終わった。(1度目の感想)
2回目遊んだ時に、ルールも頭に入っていて、すごくすごく楽しかった!
やっぱり聖堂をもっと建てれば良かったなぁ。
ヒロさんに負けて悔しかったから次回は絶対に勝ちたい。
●ヨタくん(7歳の息子)
うーん。
ちょっと難しくて、商人と建築士がごっちゃになったり、ボーナスタイルをもらえ忘れたりしちゃった。
ダイスを選ぶのは楽しいけど、まだよくわかんないかな。(1度目の感想)
2回目に遊んだ時は、ヨタくんが準備を全部やったのでルールがも頭に入っていて、楽しかったよ!
次は建物をたくさん建てて点数を稼ぎたい。
●自分
ルールブックを読んだ時に理解するのに苦戦しました。
俺は結構インストは得意な方だと思うんだけど、このゲームは細かいルールが多いからか、苦しかったです。
でも、一度プレイした後にルールを読み直したら理解が深まったので、ある程度理解したら一回遊びながら理解を深めると良いかも。
ダイスによる適度なランダム性と、見本市開催場所という公開情報による目的の明確さ、資源とアクションポイントのトレードオフの関係など、切れ味良くワクワクするシステムが実装されています。
2度目遊んだ時、みんながルールを理解していたので、想像以上にすごく楽しくて、評価を変えました。
資源獲得とアクション数のダイス選びが悩ましいし、思った通りのアクションができると気持ち良いし、4ラウンドと決まっているから間延び間も全くないし、ゲーム中ワクワクしっ放しでした。
さすが巨匠…!
これは我が家では定番のゲームになりそうです。
総合評価
- 総合評価:6→8
- 独創性:8
- わかりやすさ:5
- システム洗練度:8
- 間延び感の低さ(起伏):8
- リプレイ性:7
- コンポーネントの魅力:8
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):8
- テーマ再現性:7
- 戦術の幅:8
- ドキドキわくわく感:8
- 手番ごとの成長感:8
- 攻撃性の低さ:6
- 7歳児も楽しそう度:7
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