アティワ(Atiwa)

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今日ご紹介するボードゲームは、我が家が敬愛する拡大再生産ゲームのカリスマ、ウヴェローゼンベルクさんの新作です。

フリーゼ様と同じく、ウヴェさんがテーマきっちり系の拡大再生産を作ったらまず外さないため、特に事前情報を調べず余裕のコミット買い。
レッツプレイ!

アティワ(Atiwa)

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ホビージャパン(HobbyJAPAN)
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・所要時間:90分
・プレイ人数: 1人~4人

ゲーム内容

中央ボードのアクションスペースにワーカーを派遣してアクションを行い、建物や土地カードを買ったり、樹木を建てたり、動物を飼ったり、家族を増やしたりしていく拡大再生産ゲーム

  • 全7ラウンドで構成。各ラウンドでは、3回ずつ手番を行う。
  • 手番では、ワーカーを中央ボードのアクションスペースに派遣し、記載のアクションを実施。
  • アクションスペースは、「建物や土地カードを獲得して配置」や、「動物・樹木・家族・コウモリを獲得して配置済みカードの該当マスに置く」などが複数組み合わさって構成。
  • フリーアクションとして、手番に1回コウモリアクションを実施できる。コウモリアクションは、自分の配置済みカード上にコウモリ3匹、フルーツ1つがある場合のみ実施でき、フルーツを1つ支払って樹木1つもらえる。
  • ラウンド終了時にメンテナンスを行う。
  • メンテナンスは、「訓練済みの家族☓1の金を獲得」→「配置済みの動物、樹木、フルーツに応じて、樹木、フルーツ、コウモリを獲得」→「家族の数と動物の数に応じた食料を、フルーツや動物や金で支払う」→「条件を満たす個数の動物、家族、コウモリを配置していたら各1つずつ繁殖」→「中央ボードからワーカーを戻してボード横の土地カードを刷新」の順に処理。
  • 7ラウンド終了とともにゲーム終了。
  • 「金の保有数☓1点」、「動物・樹木・フルーツ・家族・コウモリの数による各点数」、「建物カードの得点」を合計し、総得点の高い人が勝ち。
最終的な個人ボードはこんな感じになりました↑
コウモリ可愛い!



感想

●妻
うわー、面白い!
樹木→フルーツ→コウモリと、連鎖して資源が増えていく感じは、他のウヴェさんのゲームと比べてかなり激しい気がする。
じっくり育てていくのではなくて、コンボできそうな最適解を見つけてガンガン拡大していける手を打ち続けるイメージ。

初回ではぶち勝ったのに、2回目はコウモリをナメてたらその差分でコウモリ負けしたわ。
コウモリ大事や!

●ヨタくん(7歳の息子)
色んな動物が出てくるのが楽しかった。
やっぱウヴェさんと言えば動物だよね!

でも、一番食料になるのが白いヤギなのはびっくり。
他のウヴェさんだと白い羊が一番安いのに面白いね。

このゲームはコウモリが主役だけど、11匹以上集めないと点数にならないのはなんか残念。
わかりやすて楽しいから、また遊びたいね!

●自分
良くできてますね!
流石ウヴェさん。

アグリコラカヴェルナハラータウなどのじっくりガッツリ重たいタイプではなく、レイクホルトニューヨークズーなどの切れ味とテンポが良く流れるようにゲームが進んでいくタイプです。

ウヴェさんらしく、テーマを大切にしていて、人と共存できるフルーツコウモリの生態系をゲーム中にきちんと再現してます。

フルーツコウモリが肝で、フルーツコウモリを最大限に活用することを軸にしてゲームを組み立てると色々とコンボしてきて楽しさが爆発します。
慣れたら3人1時間でプレイできたので、短めの時間に濃厚なゲーム体験をしたい時に重宝しますね。



総合評価

  • 総合評価:8
  • 独創性:9
  • わかりやすさ:7
  • システム洗練度:8
  • 間延び感の低さ(起伏):7
  • リプレイ性:8
  • コンポーネントの魅力:9
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):8
  • テーマ再現性:9
  • 戦術の幅:8
  • ドキドキわくわく感:8
  • 手番ごとの成長感:9
  • 攻撃性の低さ:8
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~Fin~

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