こんにちは! ヒロです!
いつもブログを読んでくださりありがとうございます。
皆さんは協力ゲームは好きですか?
我が家では定期的に協力ゲームをやりたくなります。
誕生日や夏休み最終日など争わず仲良くしたい日や、何か争うことに疲れた日とかですね!
そんな我が家ではこれまで数多くの協力ゲームをやってきましたが、いずれも「難しすぎる」or「簡単すぎる」or「シンプル過ぎて飽きる」「複雑過ぎて一回でお腹いっぱい」と、丁度よい下限のゲームがなかなかないのです。
そんな中において、「パンデミック」や「イーオンズエンド」は凄まじい完成度でした。
今日ご紹介するゲームは、それらの協力ゲームの傑作になり得る協力ゲームです。
なんとドイツ年間ゲーム大賞2021エキスパート部門の受賞作!
それでは早速ご紹介していきます!
「パレオ~人類の黎明~ (Paleo)」
・所要時間:60分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)
ルール概要
<テーマ>
石器時代を舞台に、文明の進化の象徴である壁画の完成を目指す協力ゲーム!
<準備>
- 中央にボードや立体コンポーネント、カード類をセット。
- 拡張モジュールのうち2種を選択して基本カードに混ぜてシャッフルし、全員にざっくり均等配分。
それが各プレイヤーのデッキ(山札)となる。
※選んだモジュールによって難易度が異なる。
- 各プレイヤーに人物カードを2枚ずつ配布。
<ゲームの進行>
- 各ラウンド、昼フェイズと夜フェイズで構成。
- 昼フェイズ
- 各プレイヤーは、自分のデッキの上3枚から1枚を選択。(選ばなかった2枚は山札にそのまま残す)
- カードは表を見ては選んではいけないが、裏面である程度表のカードの傾向がわかるような仕様。
- カードを選んだら全員で一斉公開。
話しあって、どの順番で効果を発動するか決める。
効果を発揮したカードは使用後捨て札置き場へ。 - カード効果は、「条件を満たしていたり資源や道具やカードを払うことで、別の資源や道具やカードを獲得」「資源や道具やカードを使って新しい道具を発明」「人物カードを引いて自分の一団に追加」「資源や道具やカードを払って壁画タイルを1枚配置」など。
- カードの中には、「指定の資源か道具を支払わないと1ダメージ」などマイナス効果があるものもを。
- ダメージをくらったら自分の人物カード1枚を選んでまとめてダメージトークンを載せる。
その人物カードの体力値を上回るダメージを受けたらそのカードは破棄され、ドクロを1つ獲得。 - カードの効果を発動する代わりに、カードを捨て札にして「他プレイヤーの手助け」を実行可。
他プレイヤーが条件を満たすのに必要な道具などを援助できる。 - 何もできない、したくない場合はカードを捨ててパス。
- 裏面が赤い「イバラカード」はマイナス効果の強いアクションが多い傾向。
このカードを別のカードの効果で捨てた時は1ダメージを獲得。
- 夜フェイズ
- まず全プレイヤーの抱える人物カード分の食料を支払う。
足りない1人物につき1ドクロを獲得。 - モジュール毎に用意された夜カードに指定された資源・道具の支払い条件を満たせなければドクロを獲得。
- 夜カードの処理が終わったら捨て札になったカードをシャッフルして全プレイヤーに均等分配し、次のラウンドへ。
- まず全プレイヤーの抱える人物カード分の食料を支払う。
- 昼ラウンド中に、壁画タイルを5枚配置できたらプレイヤーたちの勝ち。
ドクロを5つ獲得したらプレイヤーたちの負け。
感想
●妻
難しい!
一回目は全然達成できずにドクロでゲームオーバー。
2回目は壁画4つまで行ったけどそこでゲームオーバー。
やればやるほど上手くなるので、やりごたえあるね。
次はクリアしたい!
●ゆづ(9歳の娘)
楽しい!
最初難しいかと思ったけど、やってみるとシンプル!
なかなか上手くカードを使えないのが悔しい!
道具を発明するのが結構大事だね!
●ヨタくん(5歳の息子)
楽しい!!
ヨタくんがたくさんお肉とか道具をとる役割をして、役に立ったよ!
次はクリアしたいね。
またやろー!
●自分
やや難易度高めの協力ゲームです。
でも、カードの傾向を知識として知り、どのカードを優先的に発動すれば良いかの最適海を学んでいけるので、やればやるほどクリア確率が高くなると思います。
協力ゲームはベースとして3回に1回達成できるくらいの難易度設定か最高だと思うけど、その条件として「プレイヤーも上手くなっていく」ことが必要だと思います。その意味で、このゲームは明確な上達感を味わえるのですか、クリアできなくても「次こそは!」となってリプレイ性が高いです。
シンプルながら難易度とリプレイ性が高いという、協力ゲームの高次元にチャレンジした意欲作。2021の世界一は納得のゲームです。
早くクリアしたいー!!
総合評価
- 総合評価:7
- 独創性:9
- わかりやすさ:9
- システム洗練度:8
- 間延び感の低さ(起伏):7
- リプレイ性:8
- コンポーネントの魅力:8
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):7
- テーマ再現性:6
- 戦術の幅:7
- ドキドキわくわく感:6
- 手番ごとの成長感:8
- 攻撃性の低さ:10
- 9歳児と本気で遊べる度:8
- 5歳児も楽しそう度:8
- 難易度高くて達成困難なのにまたチャレンジしたくなるボードゲームシステムは、もはや芸術の域ですね。
下記バナーを応援クリックいただけると嬉しいです!m(_ _)m
にほんブログ村
コメント