サンチアゴ(SANTIAGO)

・所要時間:90分
・今回の人数:4人(俺、妻、ちーちゃん、あっくん)

ゲーム概要

競りによって作物タイルを獲得し、作物が 枯れないように水路を引くゲーム!

  • 各プレイヤーは1本の水路コマと自分の色 のキューブ、初期資金をもってスタート。
    正方形のマスで区切られた中央ボードに5種類の作物を置いていく。
  • 各ラウンドでは、山札からプレイヤー人数分の作物タイルがめくられる。
    この作物タイルのうち、どのタイルをもらうかを巡って競りを行う。
    競りは一巡で、スタートプレイヤーから1度ずつ入札金額を宣言。
    前プレイヤーより少ない金額でもOK。
    入札金額の高かった人から好きな作物タイルをもらって中央ボードに配置し、自分の色のコマをその作物の上に2つ置く。
    入札金額が最も少なかった人は残った作物タイルをもらった上で、水路の番人トークンをもらう。
  • 競りが後、各プレイヤーは各自置いて欲しい水路の場所を宣言し、置いてくれた時に支払う金額を示す。
    水路の番人トークンをもつプレイヤーは、他プレイヤーの水路位置希望を確認した上で、示されたお金を受け取ってその場所に水路を置くか、それよりも高い値段で 自分の好きなところに水路を置くかをできる。
  • 水路が置かれたら、中央ボード上の作物タイルを確認し、水路と接していない タイルは上に置かれたキューブが取り除かれる。
    キューブがなくなった作物タイルは枯れて裏返される。
  • 以上でラウンド終了。
    各自収入として3金を受け取る。
  • 7ラウンド終了したら、得点計算。
  • 同じ作物のかたまりを1つずつ確認し、タイル枚数×自分のキューブ数が得点。
    最も点数の高い人が勝ち。



感想

2019年当時
●妻
ちょっと長かったかな。
毎ラウンド同じことをやるので単調に感じた。
面白いとは思うんだけどね。

●自分
オリジナリティが高く、面白かったです。

お金がかなりカツカツなので、一つ一つの競りが真剣勝負。
得点の基礎が自分のキューブを載せた作物なので、競りで良い作物タイルをもらいたい。

しかしながら、競りを諦めると水路を置く場所を選べる権利がもらえるので、競りでいくのかパスするのかの判断がかなり悩ましい。
いくら良い作物をもらっても水路が来ないと枯れてしまうのが痛い。

得点が作物の塊とその上の自分のキューブ数、というルールがシンプルなので、手番でやるべきことがかなり明確。
底に向かう上で競りを軸に様々なジレンマが用意されている。

水路をここに置いて欲しい、という交渉が熱い。

競りの感覚が難しいのでどちらかというとゲーマーズゲームだけど、総合力が高いと思います。
ただ、メリハリ無くそのまま1ラウンド目から最終ラウンドまで進むので、途中でちょっとだれてしまったのが惜しいです。



総合評価

  • 総合評価:6
  • 独創性:9
  • わかりやすさ:7
  • システム洗練度:7
  • 間延び感の低さ(起伏):4
  • リプレイ性:4
  • コンポーネントの魅力:6
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):7
  • テーマ再現性:7
  • 戦術の幅:5
  • ドキドキわくわく感:5
  • 手番ごとの成長感:5
  • 攻撃性の低さ:5
  • 7歳児と本気で遊べる度:3
  • 3歳児も楽しそう度:1
  • 競りゲームの面白さを示してくれる度:9

~Fin~

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