こんにちは! ヒロです!
いつもブログを読んでくださりありがとうございます。
不思議なプレイ感ってありますよね。
特に「感覚を共有する系」を遊ぶと、皆との感覚の違いを知りつつ、少しずつチューニングされて価値観が共有されていくのが何ともたまりません。
絵に対する感覚共有の「ディクシット」、間・呼吸の感覚共有の「ザ・マインド」、物事の強度感覚共有の「ITO」などなど、いずれも名作ですね。
今日ご紹介するゲームは、「スピード間の共有」という、また独特なゲームです。
ぼくらロボたん (Wir sind die Roboter)
・所要時間:15分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)
ゲーム概要
<テーマ>
手番プレイヤーの発した2つの音の間隔から、ロボットがどこまで進んだかを当てる協力ゲーム。
<準備>
- 全てのカードをシャッフルして裏面を上にした山札に。
カードは両面仕様。
裏面には、ロボットが進むルートが、スタート地点、到達目標地点(複数。各地点に絵がある)が書かれていて、地点間の間隔はカードによってまばら。 - 表面には、ロボットが進むスピードと目標地点が、3つの組み合わせで書かれていて、それぞれの組み合わせごとに1~3の数字がランダムに割り当てられて書かれている。
<ゲームの進行>
- 手番プレイヤーが1山札の一番上のカードを自分だけが表面を見えるように受け取る。
残った山札の一番上のカードが今回のルートとなり、みんなで確認する。
- 手番プレイヤーは、今回のルート面に書かれている1~3いずれかの番号を自分の手にある表面に照合し、今回のスピードと到達目標地点を確認する。
みんなに、「超早い」「普通」「ゆっくり」の中から、今回のスピードを宣言。 - 宣言が終わったら、スタート。
手番プレイヤーは、「ビー」という音を口に出し、脳内で今回のスピードに合わせてロボットがルートを進むイメージをする。
到達目標地点に着いたと思ったらもう一度「ビー」と口に出す。
- 他プレイヤーは全員で相談し、到達目標地点を1つ選んで宣言。
正解なら3枚のディスクを獲得。到達目標地点から1マスだけずれてたら2枚、2マスずれてたら1枚獲得。
それ以外は失敗で獲得できず。
- 手番プレイヤーを交代し、次のラウンドへ。
11ラウンド行い、いくつディスクを獲得したかを判定。
獲得したディスクの枚数ごとに達成レベルが決まる。
感想
●妻
独特だねー。
こういう切口のゲームもあるのかと感心!
人によって体内時計が違うんだろうね。面白い。
●ゆづ(9歳の娘)
すごい好き!
簡単なルールなんだけど、結構当てるのが難しいね。
当てるとすごい達成感!
●ヨタくん(6歳の息子)
すごい好き!
ヨタくんは、自分がロボットやるのが大好きなんだよね。
みんなあまり当てられなくて残念!
●自分
非常にオリジナリティが高いですね。
思いつきそうです思いつかない絶妙なゲーム内容。
やってみるとなるほどなかなか当てるのが難しい。
自分の考える早いスピードでやってみた結果、他の人から「いやいや早すぎるよ!笑」とか言われて爆笑。
それでいて、当の本人なクソ早くて爆笑。飽きるが早めかな、というのはまぁシステム上仕方ない。
同じ人と延々と遊ぶよりも、色んな人と遊ぶ際にさっと出して盛り上げるのに良いですね。
シンプルで誰でもワイワイ遊べる、これぞアイディアの勝利的ゲームです。
総合評価
- 総合評価:6
- 独創性:9
- わかりやすさ:9
- システム洗練度:6
- 間延び感の低さ(起伏):5
- リプレイ性:5
- コンポーネントの魅力:6
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):5
- テーマ再現性:5
- 戦術の幅:5
- ドキドキわくわく感:7
- 手番ごとの成長感:6
- 攻撃性の低さ:9
- 9歳児と本気で遊べる度:10
- 6歳児も楽しそう度:10
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