ジェンティス(Gentes)

こんにちは! ヒロです!
いつもブログを読んでくださりありがとうございます。

文明発展をテーマにしたゲームって多いですよね。

何となくワクワクするので文明発展テーマってだけで手当り次第遊んでみるのですが、当たり外れが結構あるんですよね。
プレイ時間が長い割に単調なものや、煩雑過ぎて意味不明だったり。

今回は人気作ということで楽しみにプレイしました!
今日ご紹介するゲームはこちらです!

ジェンティス(Gentes)

created by Rinker
株式会社ケンビル
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・所要時間:120分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)

ゲーム概要

<テーマ>

3世代にわたり文明を構築する拡大再生産ゲーム!

<準備>

  • ゲームボードを中央に置き、タイル・カードを指定の場所に配置。
  • 個人ボードを各プレイヤーに配布し、各種労働者タイルと、錠前タイル、砂時計タイルを指定の場所に配置。

<ゲームの進行>

  • 1世代2ラウンド、全3世代の合計6ラウンド構成。
    各ラウンドは、昼フェイズと夜フェイズの構成。
  • 昼フェイズでは、スタートプレイヤーから順に時計回りで手番を行っていく。
  • 手番では、下記6アクションのうち1アクションを実施。
    1. お金の獲得:
      4金(8金)をもらい、1(2)つの砂時計タイルを個人ボード上の時間進行トラックに配置。
    2. カードの購入:
      中央ボードに残っている「カード購入タイル」を1つとって、タイルに書かれたお金を払って中央に並ぶ建物カードを獲得して手札に加える。
      「カード購入タイル」に書かれた数の砂時計タイルを個人ボード上の時間進行トラックに配置。
    3. カードのプレイ:
      中央ボードに残っている「カードプレイタイル」を1 つとって、タイルに書かれたお金を払って手札から建物カードを1枚プレイ。
      プレイできるカードは、条件として書かれた「労働者の種類・レベル、都市コマを配置している都市の種類・数」を全て満たしているカードのみ。
      「カードプレイタイル」に書かれた数の砂時計タイルを個人ボード上の時間進行トラックに配置。
    4. 労働者の教育:
      中央ボードに残っている「教育タイル」を1つとって、タイルに書かれたお金を払って、個人ボード上の労働者のレベルを上げる。
      「教育タイル」に書かれた数の砂時計タイルを個人ボード上の時間進行トラックに配置。
    5. 都市コマの建設:
      中央ボードに残っている「都市配置タイル」を1つとり、タイルに書かれたお金を払って、中央ボード上にある都市コマが未配置の都市(かつタイルと同じアイコンの都市)を1つ選び、自分の都市コマを1 つ配置。
      各都市にはボーナスアイコン(お金、キューブ、勝利点)が書かれていて、配置時にそのボーナスを獲得。
      都市は3つのエリアのいずれかに属していて、都市コマを配置した都市と同じエリア内の都市全てのボーナも獲得できる。
      「都市配置タイル」に書かれた数の砂時計タイルを個人ボード上の時間進行トラックに配置。
    6. 2金をもらい、次の夜フェイズでスタートプレイヤーになる (先着1名のみ)
  • 個人ボードのアクションタイルスペースが埋まってこれ以上タイルを置けなければパス。
    全員がパスしたら昼フェイズ終了。
  • 夜フェイズでは、まず個人ボード上のアクションタイルと砂時計タイルを中央ボード・ストックに戻す。
    その後、夜フェイズに発揮する効果を持つ建物カードの効果を発動。
    次に、自分のコマを配置済みの都市からのボーナスを獲得。
    最後に、スタートプレイヤーマーカーを新しいスタートプレイヤーに渡したら、夜フェイズが終了となり、次のラウンドへ。
  • 2ラウンドと4ラウンドの最初に、個人ボード上の錠前タイルを1つ取り除き、獲得用に並べられる建物カードを次の世代のカードに入れ替える。
  • 第3世代(6ラウンド)終了時にゲーム終了。
    手札に残った建物カードのうち、プレイできるカードは半分の勝利点を獲得し、プレイできずに残ったコードは半分の勝利点を失う。
    勝利点の合計が最も大きい人が勝ち。



感想

●妻
面白いけど、ちょっと直感的に理解しにくいプレイ感だったので慣れるまで大変かな。
ちょっと長いのも気になった。

●ゆづ(9歳の娘)
楽しい!
労働者をパワーアップさせるのも、カードの効果で強くなるのもワクワクした!

●ヨタくん(5歳の息子)
楽しかった!
都市にコマを置いたり、カードを集めて出したり、色んな作戦がとれるのがいいね!

●自分
ワーカープレイスメントっぽいけど根本的に異なる独特のプレイ感が新しいです。
とにかくお金を集め、労働者のレベルを上げまくって、建物カードをプレイしまくるという骨子がしっかりしているため、一度理解してしまえばかなり面白いです。

カードを出すための労働者レベルの縛りが厳しいのがいい感じ。

後半に向けてカードが強くなるので、前半苦戦しても逆転の芽もあり最後までだれずにプレイできるのが好感度高いです。
アクションをすることによる砂時計トークン獲得がラウンドに置ける自分の手番数を縛るところも非常美しい設計です。

ややプレイ時間が長く、最終世代に若干ダレるところが気になるも、全体的にオリジナリティと拡大再生産性に優れた秀作です。



総合評価

  • 総合評価:7
  • 独創性:9
  • わかりやすさ:6
  • システム洗練度:8
  • 間延び感の低さ(起伏):6
  • リプレイ性:7
  • コンポーネントの魅力:7
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):8
  • テーマ再現性:6
  • 戦術の幅:8
  • ドキドキわくわく感:7
  • 手番ごとの成長感:8
  • 攻撃性の低さ:8
  • 9歳児と本気で遊べる度:7
  • 5歳児も楽しそう度:7
  • 箱にカバーをかける仕様が素敵。

~Fin~

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