スパイシー (Spicy)

・所要時間:20分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)

ゲーム概要

<テーマ>

同種のスパイスで数字が大きくなるように裏向きでカードを出していくダウト系カードゲーム!

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<準備>

  • カードはスパイス3種(胡椒、唐辛子、ワサビ)が「1~10」3枚ずつと、数字ワイルドカード5枚、スパイスワイルドカード5枚、合計90枚で構成。
  • 全てをシャッフルして各プレイヤーに6枚ずつ配布して残りを山札にし、プレイ人数に応じた位置に終了カードを差し込んでおく。
  • 山札の隣に3枚のトロフィーカードを配置。

<ゲームの進行>

  • スタートプレイヤーは、手札から「1~3」のカードを裏向きでプレイし、種類・数字を宣言。「唐辛子の2!」みたいに。
    嘘の宣言でもOK。
  • 次のプレイヤーは、前プレイヤーと同種かつより大きな数字のカードをプレイし、種類・数字を宣言。
    嘘の宣言でもOK。
    数字が10までいったら、次はまた「1~3」に戻る。
  • プレイヤーの出したカードが宣言と違うと思ったら、「チャレンジ!」と叫び、「数字」か「種類」のどちらが違うか宣言。
    「このカードは唐辛子ではない!」や「このカードは5ではない!」など。
    ※全プレイヤーがチャレンジできる。
  • 宣言が合っていたら、それまで場にプレイされたカードを得点としてGETし自分の前に積んでおき、嘘を見破られたプレイヤーは罰として2枚のカードを山札から引く。
  • 宣言が間違っていたら、罰として2枚のカードを山札からカードを引き、カードを出したプレイヤーはそれまで場にプレイされたカードを得点としてGET。
    → いずれの場合も、山札からカードを2枚引いたプレイヤーがスタートプレイヤーとなり、再スタート。
  • カードを出したくないならパスをして、山札からカードを1枚引いて手番を終えてもOK。
  • 手札の最後の1枚をプレイするプレイヤーは、「最後の1枚です!」と宣言。
    ※全プレイヤーがチャレンジをできる。
  • チャレンジされなかった or チャレンジ失敗で無事カードをプレイできた場合は、トロフィーカード(10点分の勝ち)をもらえる。
  • その後、山札から6枚のカードを引く。
  • 以上を繰り返し、「1プレイヤーが2枚のトロフィーカードを獲得」したら、そのプレイヤーの勝利で終了。
  • 「3枚全てのトロフィーカードが場からなくなった」or「山札から終了カードが現れた」場合は、即ゲーム終了。
  • これらの場合は、獲得したカードを1枚1点、トロフィーカードを1枚10点、手札に残ったカードを1枚マイナス1点で合計し、得点の高い人が勝ち。
  • 6種類の特別ルールカードがあり、好きな組み合わせ・数を入れることでゲームに変化をつけることが可能。



感想

●妻
面白いね。
普通のダウトだと途中で手札が増えるからなかなか上がれないけど、このゲームはサクっと終わるから間延びしなくて良いね。

●ゆづ(9歳の娘)
嘘のカードを出した時、バレないかドキドキして楽しい!

●ヨタくん(5歳の息子)
トラの絵が面白くて好き!
嘘をばれると凄くしょぼーんってしちゃうんだよなぁ。

●自分
これは秀逸!

カードゲームは、「GO OUT系(大富豪、ラマなど)」「バースト系(坊主めくり、なつのたからものなど)」「セットコレクション系(パールなど)」「デッキ構築系(ドミニオンなど)」「競り系(フォーセールなど)」「協力系(ザ・ゲーム、花火など)」など、いくつかの代表的なカテゴリーに大別されるけど、このゲームは「ダウト系」カテゴリーの最高峰に位置する面白さです。

個人的に、通常のトランプのダウトは、チャレンジするメリットが薄い点と、嘘がばれた時に手札が増えて振り出しになる間延び感がイマイチだと思っていますが、スパイシーはこの2点を見事に克服し、切れ味が鋭くよりワクワクするゲームシステムになっています。

チャレンジしないと得点できないのでガンガンチャレンジするも、何度も失敗して爆笑が起こりやすいです。
チャレンジも、「種類」か「数字」どちらが嘘なのかを当てなくてはいけないので、絶妙に当てにくくでGOOD。

6人までプレイできるので、みんなでワイワイ遊ぶ時に常連になりそうです。



総合評価

・総合評価:8
・独創性:7
・わかりやすさ:9
・システム洗練度:9
・間延び感の低さ(起伏):9
・リプレイ性:10
・コンポーネントの魅力:8
・脳汁感(ジレンマ味わい度):7
・テーマ再現性:6
・戦術の幅:7
・ドキドキわくわく感:9
・手番ごとの成長感:7
・攻撃性の低さ:6
・9歳児と本気で遊べる度:10
・5歳児も楽しそう度:9
・備考:箱もカードもキラキラしていて、所有欲が満たされます。

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~Fin~

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コメント

  1. にゃも より:

    ルールミス有りますよ。
    最後の一枚に限らずチャレンジは常に全員ができます。