ラ・グランハDX(La Granja: Deluxe Master Set)

こんにちは!ヒロです。
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今日ご紹介するゲームは「ラ・グランハDX」です。

世界的に評価の高い名作でしたが、長らく日本語版が発売されず、カードの言語依存が高いのでプレイにやや難があって、過去に一度プレイして手放してしまった経緯がありました。

今回は、完全日本語版、かつ、コンポーネントが豪華&遊びやすくなり、拡張もたくさんついてくるというスペシャル仕様。
これはマストバイ!

ということで、早速いくつかの拡張を入れてプレイしてみました。



ラ・グランハDX(La Granja: Deluxe Master Set)

・所要時間:90分〜120分
・プレイ人数:1人〜4人

ゲームの内容

基本的なシステムは、過去の下記記事をご参照ください。

ラ・グランハ(La Granja)
スペインのマヨルカ島を舞台に、小さな農園を大きな農園へと発展させることを目指す拡大再生産ゲーム!

拡張のポイント

拡張が12種類入り。
今回は、そのうち4種類をご紹介。

  • 拡張【壊れた屋根】:
    ┗追加コンポーネント:壊れた屋根タイル6枚
    ┗内容:毎ラウンド、屋根タイルに加えて1枚の「壊れた屋根タイル」が場に出る。
  • 壊れた屋根タイルは、特殊効果は持たない代わりにどのラウンドでも1金で購入できる。
  • 拡張【弁護士と無法者】:
    ┗追加コンポーネント:① 灰色ダイス ② 弁護士(無法者)ボード ※両面使用。どちらを使うか選択。
    ┗内容:収入フェイズで、一部の白色ダイスを灰色ダイスに差替えて使用。灰色ダイスは選んだプレイヤーは、弁護士(無法者)ボード上の、ダイスの出目に対応する特典(無法者はペナルティ)を獲得。
  • 拡張【使用人】:
    ┗追加コンポーネント:① 使用人駒 各プレイヤーごとに2個 ②4休息のロバタイル
    ┗内容① :収入ダイスを選らんだ際に、ダイスの出目と同じ数の「自分の農場にある手押し車カード」「中央ボード上の組合建物」「自分のマーカーが置かれた市場マス」のいずれかに、使用人駒を配置できる。手押し車カードと組合建物に配置した場合、後にその場所への輸送が1度だけ無料になる。市場マスに配置した場合、他プレイヤーから弾き飛ばされるのを防ぐ。
    ┗内容②:もともと保有する4輸送のロバタイルと、4休息のロバタイルを差し替えて使用する。
  • 拡張【ラ・グランハの淑女たち】:
    ┗追加コンポーネント:ラ・グランハの淑女たちカード 6枚
    ┗内容:非対称の特殊能力を持つカードを、各プレイヤーが1枚ずつ保有してプレイする。
  • 「毎ラウンド1回無料で加工できる淑女」「屋根タイルを追加で置けるスペースをもつ淑女」「追加の助力カード配置スペースを持つ淑女」「収入が1つ増える淑女」「ラウンドに1回1勝利点を4金に換金できる淑女」「昼寝しまくると特典がもらえる淑女」と、いずれも結構強力。
↑個人ボードはこんな感じです。



感想

●妻
うわーやっぱり面白い!
資源生み出したいけど、継続カード効果も得たい。
たくさん輸送したいけど、昼寝コマも進めたい。
荷車に輸送したいけど、組合建物に輸送して毎回収入がほしい。
ジレンマだらけなんだけど、それが本当にワクワクして面白い。
終始頭を使うけど、面白いゲームだと思う。

●ヨタくん(7歳の息子)
めっちゃ楽しかった!
かなり長いゲームだね。
作物を育てたり豚を飼って、加工して、出荷する、の流れをやるだけだから簡単そうなんだけど、色々足りなくて難しい!
拡張の能力が上がるカードは色々試したくなって楽しいね!

●自分
ラ・グランハは、金も資源もかつかつで終始苦しいイメージのゲームでした。
これが、拡張をいくつか入れることで楽に資源や金が獲得できるようなり、全体的に楽しくなりました。
「淑女カード」のような非対称の能力をもらえるカードは、どのゲームでも定番の拡張として登場するようになってきているけど、やっぱりわくわくするし面白いですね。

今回遊んだ拡張だと、「壊れた屋根」と「淑女」はこれからもMUSTで入れたいくらい、自然にゲームに溶け込み、良い効果をもたらしてくれました。一方の「弁護士」と「使用人」は、使いどころが難しいのと処理を忘れがちなことから、やや使いにくい拡張と感じました。



総合評価

  • 拡張 総合評価:8
  • 原作への溶け込み感:8
  • 原作の弱点克服度:9
  • 蛇足感の少なさ:7
  • リプレイ性のアップ度:8
  • 拡張コンポーネントの魅力:7
  • 拡張を入れることによる戦術の広がり:7
  • 拡張を入れることによるワクワク感アップ:8

~Fin~

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コメント

  1. ボドゲ部屋作りたい より:

    はじめまして。いつも楽しく記事を拝見しております。
    購入したいボドゲを探す参考にさせていただいたりもしています。
    今回初めてコメントさせていただきます。

    ゆづさんやヨタくんたちはかなりお小さいときから対象年齢の高いボードゲームを楽しくプレイできているようですが、どのようなボドゲ育をされてきたのか是非伺いたいです。
    うちは0歳2歳の子がいて、これから一緒にボードゲームをしてほしいと思っているので(私たちも最近ボドゲを始めたボドゲ初心者なのですが…)

    ・初めてプレイしたのは何歳から、どのようなボードゲームからはじめ、どんな順番でやっていったのか(具体的なボードゲームや、ボードゲームの系統など)
    ・子どもが楽しくできるために、大人はどのようにフォローなどしていけばよいのか
    ・参考にされた本などあるのか

    など、これまでのボドゲ育についてわかる記事が読みたいです。
    もしよろしければ、お願い致します。
    かなり理想的なご家族なので、ぜひ参考にさせてください。

    • いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!^^

      ボドゲ育ですね。
      私がボドゲにはまり始めた当時、家族を巻き込む形でボドゲで遊びまくっていたので、特に小さなヨタくんは【ボドゲは自然にあるもの】として、育ってきたのだと思います。
      最初は、私たちが遊ぶゲームのカードをめくったり、サイコロを振ってもらったりしていましたが、「おばけキャッチ」や「ナンジャモンジャ」、「チーキーモンキー」、「ブロックス」など簡単なゲームができるようになり、気づけば色々なゲームができるようになっていました。

      また、我が家は子供相手でも一切手加減をしない、ということをモットーに遊んでいます。悔しくて涙することもありましたが、親も楽しむ姿を見せるのが一番良いと思っているので。
      そのせいか、自然と陣取りなどの攻撃性の高いボドゲはあまり好みではなくなりましたね^^;

      特にボドゲ育をしようとか、本などを参考にしたわけではありませんが、結果として子供たちにはボドゲ英才教育をしていたんだと思います笑
      ボドゲ育について、いつか記事にできたら良いなぁと思っています。

      この度はコメントありがとうございました!